県大会に向けて、勉強にとでかけてきました。その報告をいたします。
企画
かほく市と石川県立看護大学の包括的連携協定締結記念事業実行委員会・看護大学祭
平成23年10月30日(日)石川県立看護大学 講堂
第1部
基調講演「こころをつなぐ介護日記」 講師 城戸真亜子氏
※城戸さんのお話は聞けませんでしたが、とにかくすごい人でした。講堂がいっぱいで立ち見も出ていました。
第2部
キャラバンメイトの寸劇
※「キャラバンメイト」とは、「認知症サポーター養成講座」を通して、地域で認知症普及啓発を行っているボランティアグループです。
10数名の団員?が日常よくある風景の中で、認知症の方とどう接すればいいのかを、笑いを誘う劇にして披露しました。
特別レッスン「認知症を理解しよう」講師 石川県立高松病院 副院長 北村 立(たつる)氏
「老化による物忘れ」と「認知症による物忘れ」の違いは記憶の帯が抜け落ちた状態になることで、体験全体を忘れるものだそうです。もの忘れに対して自覚がない状態。
認知症は 中核症状(必ずある症状)記憶障害・認知障害
周辺症状、BPSD(環境や体の具合に影響される症状)
周辺症状は対応次第で改善できることもあるので、何よりも家族や地域の人々の理解が重要!!
印象に残ったことは・・・
要支援になっただけで、普通の生活から切り離され、余計に悪くなっている現状がある
運動しない人は物忘れが悪化する割合が高い
若いころからの継続的な知的活動は、予防効果がある
糖尿病がなりやすい
適切な対応、介護サービス、治療をするために
専門職を育てること
認知症に対する意識を高める
パネルディスカッション「住んでみたいかも、認知症にやさしいまち」
コーディネーター
(社)地域医療振興会 私立伊東市民病院臨床研修センター長 八森 淳氏
石川県立看護大学 老年看護学 講師 中道 淳子氏
パネリスト
かほく市老人クラブ連合会 会員 香林美智子さん
かほく市立大海小学校 教諭 坂口藍子さん
かほく市認知症予防ボランティアいちご会 会員 大本冨美江さん
要約すると・・・
老人クラブに加入し活動をすることで、互いに言い合える関係ができ、相談を受けやすく早期発見することもできる
いちご会の活動は学習会と福祉センターでのきらめき会(頭や体の体操など)開催、グループ訪問など・・・活動を通じて認知症への理解が深まると怖さが薄らぐ。
小学6年生の総合学習28時間使って、「共に生きる」をテーマに進めている。認知症への正しい理解、優しい気持ちをもつこと、相手のことを考えて自ら行動できることが最終目的。
看護大学生や、いちご会との交流、課題調べをした後、高齢者との交流会を企画。子どもたちが自分たちで考え、楽しませるための工夫をする
八森先生から・・・
子どもたちも手伝いたいんだ。交流を重ねて、高齢者へのイメージを変えていく。
早期発見はいいが、レッテルを張らずに見てあげること。
上手にお世話してもらう社会に! することもされることもお互い様
・・・・県大会まで後11日
私たちは何ができるのだろうか~~~