独立行政法人国民生活センター くらしの危険 Number364より
小径のフライパン・片手鍋の取扱いに注意!
国民生活センターには消費生活センターから、
毎年数件「フライパンをガスこんろの五徳にのせたところ傾き落下した」
「フライパンの取っ手の樹脂が焼損した」等、調理の際の危険な状況について
商品テストの依頼が寄せられています。
これらの事例は比較的小径のフライパン・片手鍋で多く発生していました。
そこで、調理する際の安全な使用方法や注意点をまとめてみました!
2016年4月~2021年5月までの5年余りに129件寄せられています!
ケース1
購入した内径18㎝のフライパンの安定が悪く、ガスこんろの五徳に載せると
手前に傾く。揚げ物をしていて、フライパンが傾き、油が掛かり火傷を負った。
(50歳代 女性)
ケース2
ガスこんろの炎が取っ手に当たりやすく、取っ手を固定している樹脂部が劣化し、
取っ手が固定できなくなり、フライパン本体(内径20㎝)から取っ手がとれ、
調理したものが足に落ちやけどを負った。
(60歳代 男性)
消費者へのアドバイス
小径のフライパン・片手鍋をガスこんろで使う際の注意点!
〇バランスが変化し、傾いたり落下する可能性があります。
重量が軽いものを使用すると調理油過熱防止装置が鍋底を押し上げて傾いたり、
落下したりする恐れがあり特に注意が必要です。
取っ手や五徳のツメの向き、本体の位置等にも注意して、
取っ手を持ちながら使用しましょう!
また、調理物を取り出す際や蓋を持ち上げる際など、内容物などの重さが減少するとバランスが
変化して傾いたり、落下したりすることもありますので気をつけましょう。
〇火力に注意しましょう!
ガスこんろの火力が津老いと、フライパン・片手鍋の取っ手に炎が直接当たりやすくなり、
取っ手の樹脂部が焼損する恐れがあります。
特に、小径の場合は、取っ手の根本部分が炎に近く、鍋底からはみ出した炎の先端が取っ手に
直接当たりやすくなります。
取っ手の樹脂部が耐熱温度以上になる状態で使用し続けると、取っ手が焼損して破断し、
本体が脱落する可能性がありますので、火力には注意しましょう!
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暮らしの危険 Number364には、
新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、外出を控えて家庭内で過ごす、
「ステイホーム」が推奨され、少人数の世帯や少量の調理では、
比較的小径のフライパン・片手鍋を使用する機会が増えたのではないでしょうか。
との前文があります。
コロナ禍の影響がこんなところにも?と思いましたが、
核家族が進み小さな調理器具を使う方が多くなったのかもしれません。
小径のフライパンは不安点な場合があり、
このような経験をし、「ハッ」としたことがあるのではないでしょうか。
調理中はもちろん、調理を盛り付けるとき、
炎の加減などに注意が必要ですね!
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小径のフライパン・片手鍋の取扱いに注意!
国民生活センターには消費生活センターから、
毎年数件「フライパンをガスこんろの五徳にのせたところ傾き落下した」
「フライパンの取っ手の樹脂が焼損した」等、調理の際の危険な状況について
商品テストの依頼が寄せられています。
これらの事例は比較的小径のフライパン・片手鍋で多く発生していました。
そこで、調理する際の安全な使用方法や注意点をまとめてみました!
2016年4月~2021年5月までの5年余りに129件寄せられています!
ケース1
購入した内径18㎝のフライパンの安定が悪く、ガスこんろの五徳に載せると
手前に傾く。揚げ物をしていて、フライパンが傾き、油が掛かり火傷を負った。
(50歳代 女性)
ケース2
ガスこんろの炎が取っ手に当たりやすく、取っ手を固定している樹脂部が劣化し、
取っ手が固定できなくなり、フライパン本体(内径20㎝)から取っ手がとれ、
調理したものが足に落ちやけどを負った。
(60歳代 男性)
消費者へのアドバイス
小径のフライパン・片手鍋をガスこんろで使う際の注意点!
〇バランスが変化し、傾いたり落下する可能性があります。
重量が軽いものを使用すると調理油過熱防止装置が鍋底を押し上げて傾いたり、
落下したりする恐れがあり特に注意が必要です。
取っ手や五徳のツメの向き、本体の位置等にも注意して、
取っ手を持ちながら使用しましょう!
また、調理物を取り出す際や蓋を持ち上げる際など、内容物などの重さが減少するとバランスが
変化して傾いたり、落下したりすることもありますので気をつけましょう。
〇火力に注意しましょう!
ガスこんろの火力が津老いと、フライパン・片手鍋の取っ手に炎が直接当たりやすくなり、
取っ手の樹脂部が焼損する恐れがあります。
特に、小径の場合は、取っ手の根本部分が炎に近く、鍋底からはみ出した炎の先端が取っ手に
直接当たりやすくなります。
取っ手の樹脂部が耐熱温度以上になる状態で使用し続けると、取っ手が焼損して破断し、
本体が脱落する可能性がありますので、火力には注意しましょう!
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暮らしの危険 Number364には、
新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、外出を控えて家庭内で過ごす、
「ステイホーム」が推奨され、少人数の世帯や少量の調理では、
比較的小径のフライパン・片手鍋を使用する機会が増えたのではないでしょうか。
との前文があります。
コロナ禍の影響がこんなところにも?と思いましたが、
核家族が進み小さな調理器具を使う方が多くなったのかもしれません。
小径のフライパンは不安点な場合があり、
このような経験をし、「ハッ」としたことがあるのではないでしょうか。
調理中はもちろん、調理を盛り付けるとき、
炎の加減などに注意が必要ですね!
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