子ども安全メールfrom消費者庁 Vol.547 2021年3月18日より
ボタン電池の誤飲を防ぐために!
電池を使う製品は子どもの手の届かないところに置きましょう!
ボタン電池は子ども用の玩具だけでなく、
時計やタイマー、LEDライト、体温計、補聴器、リモコンなど身近な製品に幅広く使われています。
消費者庁には、ボタン電池に関連する事故情報が、医療機関から寄せられています。
事例
「子どもがキッチンタイマーで遊んでいた。タイマーを確認すると、ふたが開いており、中身のボタン電池が
なくなっていたため病院を受診した。レントゲンにて小腸内にボタン電池が確認された。」(0歳)
「保護者が数分目を離したすきに、おもちゃに入っているボタン電池が出されていてそばに子どもがいた。
2個入っているうち、1個しか見当たらず、子どもはせき込んでいた。
レントゲンで胃内にボタン電池が確認された。」(3歳)
「上の子が遊んでいた美顔器を誤って床に落とし、その際に外れたボタン電池を子どもが飲み込んだ。
その後、ボタン電池がなくなっていることに家族が気づき、病院を受診した。
レントゲンで胃内にボタン電池が確認され、カテーテルで摘出した。」(0歳)
「絵本の中のボタン電池を保護者が交換した。古いもの3個を子どもの手の届かない棚の奥、
高さ80㎝の棚に置いておいたが10分後に見たら1個しかなく、棚から床に落下していた。
レントゲンで胃内にボタン電池が2個確認された。」(1歳)
消化管内に接触したボタン電池から電流がながれると、電気分解により電池の外側にアルカリ性の液体が作られます。
この液体は、タンパク質を溶かし、短時間のうちに消化管内に損傷を起こすおそれがあります。
過去には、ボタン電池を誤飲し、気管や食道に穴が開いてしまった事例も発生しています。
特にコイン型のリチウム電池は放電電圧が高いことに加え、平たく幅が広く、食道等に停滞しやすいため、
誤飲したときの危険性はより高くなります。
電池交換のために一時的にボタン電池を出したりしたときや、
引き出しに片付けたりしたときなど、ちょっとした隙にも危険が潜んでいますので、
日頃から以下のことに注意して事故を防ぎましょう!
〇テーブルの上などに、ボタン電池や、ボタン電池を使用した製品を置いておくのはやめましょう!
〇どの製品にボタン電池が使用されているか確認し、蓋がはずれやすくなっていないか点検しましょう!
〇おもちゃを購入する際には、STマーク適用製品など、安全に配慮されたものを選択し、
電池が用意に取り出せるおもちゃは選択しないようにしましょう!
〇ご家庭にある未使用又は使用済みのボタン電池は、子どもの手の届かない場所に保管しましょう!
子どもの成長に伴い、届かなかった保管場所に手が届くようになってきます。
使用済みのボタン電池は速やかに処分し、引き出しや扉には、子どもが簡単に開けられない安全グッズを使用しましょう。
また、子どもの兄姉がボタン電池を取り出し、目に触れるところにおいてしまうこともあります。
兄姉に、下の子どもがボタン電池を飲み込んでしまう可能性を教えることも大事です。
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子どもの周りには危険がいっぱいです。
0歳でも少しの隙にボタン電池を飲み込んでしまう事故が発生しています。
大人が思う以上に、子どもは好奇心や執着心が強いものです。
手の届かないところに置いたつもりでも、
道具を使ってとってしまうこともあります。
油断は禁物です。
兄弟、姉妹がいる場合には特に注意が必要です。
自分の兄姉に伝えてあったとしても、
よその子が遊びに来てなんらかの拍子にボタン電池が落ちる場合もあります。
周りの方みんなが、ボタン電池を飲み込まないように注意することが必要です。
ボタン電池が入っている製品はどれか。
使用済みのボタン電池の処理はどうするのか。
家族で話し合ってみるのもいいですね!
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ボタン電池の誤飲を防ぐために!
電池を使う製品は子どもの手の届かないところに置きましょう!
ボタン電池は子ども用の玩具だけでなく、
時計やタイマー、LEDライト、体温計、補聴器、リモコンなど身近な製品に幅広く使われています。
消費者庁には、ボタン電池に関連する事故情報が、医療機関から寄せられています。
事例
「子どもがキッチンタイマーで遊んでいた。タイマーを確認すると、ふたが開いており、中身のボタン電池が
なくなっていたため病院を受診した。レントゲンにて小腸内にボタン電池が確認された。」(0歳)
「保護者が数分目を離したすきに、おもちゃに入っているボタン電池が出されていてそばに子どもがいた。
2個入っているうち、1個しか見当たらず、子どもはせき込んでいた。
レントゲンで胃内にボタン電池が確認された。」(3歳)
「上の子が遊んでいた美顔器を誤って床に落とし、その際に外れたボタン電池を子どもが飲み込んだ。
その後、ボタン電池がなくなっていることに家族が気づき、病院を受診した。
レントゲンで胃内にボタン電池が確認され、カテーテルで摘出した。」(0歳)
「絵本の中のボタン電池を保護者が交換した。古いもの3個を子どもの手の届かない棚の奥、
高さ80㎝の棚に置いておいたが10分後に見たら1個しかなく、棚から床に落下していた。
レントゲンで胃内にボタン電池が2個確認された。」(1歳)
消化管内に接触したボタン電池から電流がながれると、電気分解により電池の外側にアルカリ性の液体が作られます。
この液体は、タンパク質を溶かし、短時間のうちに消化管内に損傷を起こすおそれがあります。
過去には、ボタン電池を誤飲し、気管や食道に穴が開いてしまった事例も発生しています。
特にコイン型のリチウム電池は放電電圧が高いことに加え、平たく幅が広く、食道等に停滞しやすいため、
誤飲したときの危険性はより高くなります。
電池交換のために一時的にボタン電池を出したりしたときや、
引き出しに片付けたりしたときなど、ちょっとした隙にも危険が潜んでいますので、
日頃から以下のことに注意して事故を防ぎましょう!
〇テーブルの上などに、ボタン電池や、ボタン電池を使用した製品を置いておくのはやめましょう!
〇どの製品にボタン電池が使用されているか確認し、蓋がはずれやすくなっていないか点検しましょう!
〇おもちゃを購入する際には、STマーク適用製品など、安全に配慮されたものを選択し、
電池が用意に取り出せるおもちゃは選択しないようにしましょう!
〇ご家庭にある未使用又は使用済みのボタン電池は、子どもの手の届かない場所に保管しましょう!
子どもの成長に伴い、届かなかった保管場所に手が届くようになってきます。
使用済みのボタン電池は速やかに処分し、引き出しや扉には、子どもが簡単に開けられない安全グッズを使用しましょう。
また、子どもの兄姉がボタン電池を取り出し、目に触れるところにおいてしまうこともあります。
兄姉に、下の子どもがボタン電池を飲み込んでしまう可能性を教えることも大事です。
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子どもの周りには危険がいっぱいです。
0歳でも少しの隙にボタン電池を飲み込んでしまう事故が発生しています。
大人が思う以上に、子どもは好奇心や執着心が強いものです。
手の届かないところに置いたつもりでも、
道具を使ってとってしまうこともあります。
油断は禁物です。
兄弟、姉妹がいる場合には特に注意が必要です。
自分の兄姉に伝えてあったとしても、
よその子が遊びに来てなんらかの拍子にボタン電池が落ちる場合もあります。
周りの方みんなが、ボタン電池を飲み込まないように注意することが必要です。
ボタン電池が入っている製品はどれか。
使用済みのボタン電池の処理はどうするのか。
家族で話し合ってみるのもいいですね!
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