男と女II
1986年/フランス
続編は観ないつもりだったが...。
総合 80点
ストーリー 75点
キャスト 85点
演出 80点
ビジュアル 80点
音楽 85点
’66の大ヒット作を20年後に置き換えたクロード・ルルーシュ。彼の代表作でもある「男と女」はライフワークとなっている。
20年間会わなかったジャン=ルイ(ジャン=ルイ・トランティニャン)とアンヌ(アヌーク・エーメ)はいい年の取り方をしていた。ジャン=ルイはル・マンからパリ・ダカールとレースは違っていても相変わらずのレーシングの世界にいてオマケに若い婚約者までいる。アンヌはスプリクターから映画プロデューサーとなり女優の娘が主演で2人の出会いと別れを映画化するために再会する。いささかでき過ぎの感は否めないが、ルルーシュは精神科医の妻の殺人事件を挟みながら、2人の再会を立体的に絡めて行く。
PART・1のシーンも挿入しながらフランシス・レイの懐かしいテーマ音楽も健在だった。このテの続編は大抵がっかりするので長い間観ないでいた。あまり期待しないで観たがイメージは壊れずに最後まで楽しめた。