晴れ、ときどき映画三昧

映画は時代を反映した疑似体験と総合娯楽。
マイペースで備忘録はまだまだ続きます。

『男と女II』 80点

2009-12-12 15:55:18 | (欧州・アジア他)1980~99 

男と女II

1986年/フランス

続編は観ないつもりだったが...。

総合★★★★☆ 80

ストーリー ★★★★☆75点

キャスト ★★★★☆85点

演出 ★★★★☆80点

ビジュアル ★★★★☆80点

音楽 ★★★★☆85点

’66の大ヒット作を20年後に置き換えたクロード・ルルーシュ。彼の代表作でもある「男と女」はライフワークとなっている。
20年間会わなかったジャン=ルイ(ジャン=ルイ・トランティニャン)とアンヌ(アヌーク・エーメ)はいい年の取り方をしていた。ジャン=ルイはル・マンからパリ・ダカールとレースは違っていても相変わらずのレーシングの世界にいてオマケに若い婚約者までいる。アンヌはスプリクターから映画プロデューサーとなり女優の娘が主演で2人の出会いと別れを映画化するために再会する。いささかでき過ぎの感は否めないが、ルルーシュは精神科医の妻の殺人事件を挟みながら、2人の再会を立体的に絡めて行く。
PART・1のシーンも挿入しながらフランシス・レイの懐かしいテーマ音楽も健在だった。このテの続編は大抵がっかりするので長い間観ないでいた。あまり期待しないで観たがイメージは壊れずに最後まで楽しめた。