ぼちぼち、梅雨も終わりっぽいですね。
雨が続くと、テンションも下がり気味。
なので、これが終わるのはありがたいですが、
そのあとに暑い暑い夏がやってくるかと思うと、
それはそれで手放しでは喜べませんが。。。
なにはともあれ、夏バテなどせぬよう、頑張ってまいりましょう!
さて本題。
本日は昨日までの前フリを踏まえての具体的な質疑です。
よろしくお付き合いくださいませ。
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私は、民間事業者に対して「移転と併せて現在の土地を売却」した場合、
高木小学校区における子育て支援・教育施設は
今以上に不足すると考えている。
こうした懸念について、どうお考えか?
また強行した場合、発生すると思われる課題に対応するために、
どのような処置が必要だとお考えか?
↓
(市長の答弁)
~中央病院の今後と、今回の発言についての市長の考え。
今回の質問とは関係が薄いので割愛。~
一定のまとまりのある市有地の活用につきましては、
周辺環境に配慮したまちづくりの観点から
様々な課題を整理する必要があると考えています。
当地域では、高木小学校において、
児童数の急増に伴う教室不足の状況が続くほか、
留守家庭児童育成センターや保育所、幼稚園においても、
多くの待機児童が生じるなどの課題を抱えており、
教育・子育て環境を守るための配慮は必要であると
認識しているものです。
これらのことに加え、跡地については、先ほど述べましたように、
財源確保の観点と公共施設としての活用の両面から、
その取り扱いは慎重に検討してまいります。
なお、公共用地として活用する場合においても、
中央病院事業会計にとっては、他会計等からの繰入れとなるため、
財源として活用できるものであります。
↓
(再質問)
「跡地を売却し、財源確保を図ることが不可欠」とする一方、
「教育環境保全のための配慮は重要であると認識しており」
「公共用地として活用する場合でも、中央病院にとっては、
他会計からの繰入となるため、財源として活用できる」
と仰いました。
端的にお聞きします。
民間事業者に売却することはないと理解してよいのでしょうか?
↓
(副市長の答弁)
民間事業者に売却する場合と、
公的事業施設として使用する場合がある。
公的事業施設が必要である場合、そちらを最優先する。
↓
(私の意見・要望)
高木地区は質問で触れた通り、
あらゆる施設が実質的にはパンク状態にある。
これは瓦木中学校を含めた、もっと広い地域にも言える。
民間に売却するなら、とりわけ義務教育である
高木小学校・瓦木中学校については、
なんらかの対応が必要になる可能性が、きわめて大きい。
まずは、そのことをご認識いただきたい。
一昨日の日経新聞に
「関西で一番住みたいまちに西宮北口が選ばれた」
という記事が掲載されていました。
この地区が非常に人気の高い地区であること、
一方で、非常に厳しい現状にあることをご認識いただき、
くれぐれも慎重なご対応をお願いしたい。
強く要望します。
もう一点。
このような地域に大きな影響を与える話を、
具体的な検討もなしに話すことに慎重であっていただきたい。
市長には、ご自身の発言の重みを十分ご認識いただきたい。
こうした発言が、どれほどの重みを持って当事者に伝わるか?
ということに思いをはせて頂きたい。
強く要望しておきます。
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と、↑ここまで↑が、このネタに関しての本会議での質疑です。
中央病院は老朽化が著しく、耐震対応も進んでいないため、
あのままの場所で病院経営を続けようと思うなら、
大規模な耐震対応工事・改修工事、
場合によっては建替え工事が必要です。
ところが中央病院は現状、一定数の入院患者を抱えているため、
このような、たいへんな騒音と振動を伴う工事を進めることは
事実上不可能です。
である以上。
中央病院をどうするにせよ(主なところは移転案・縮小案・廃止案と
いったところだと思いますが)、中長期的に、あそこの土地の扱いが
問題になってくるのは確実であり。
そのときに重要なのが、今回の質疑で得られた
「公的事業施設が必要である場合、そちらを最優先する」
という話なのだと思っています。
待機児童さえ解消されれば、それでいいのか?
小学校・中学校に入りきりさえすれば、運動場が狭かろうが、
仮設校舎だらけだろうが、それでいいのか?
そんなことで、「子育てするなら西宮」などと嘯く資格があるのか?
ここらへんを、もっと、ちゃんと考えるべきだと思うのですよ。
関連する話は、まだまだ、いろいろとあるのですが、
とりあえず、今日のブログは、この程度にとどめます。
それでは、今日は、このへんで失礼いたします。
これから、ほぼタタキが完成した市政報告の校正大会・開始!
頑張ります。