The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

自民党のシャドーキャビネットも遊びでしかない

2010-09-27 11:00:55 | Weblog
自民党は何を目的として影の内閣をやっているのかわからない。まさにかつての民主党と同じで単なる遊びでしかないように見える。救いがあるとすれば現在の総裁がまともな点なんだが、それでも発言が古い日本人でしかない。だから最後までb話を聞かないと何を言いたいのかがわからない。おまけに民主党レベルの幹事長をメディアに出して、民主党と同じレベルですよ、と国民に示してどうしたいのか。
少なくてもメディアに出すなら、幹事長の親戚に演技指導でもしっかり受け、言葉や表情を制御するスキルぐらいつけさせないと、罵倒しているだけのバカとしか見えない。演技スキルといえば、小泉元首相のご子息はボディランゲージ、発生といい、追求する態度は最高にうまい。罵倒したり威嚇する態度ははたから見ていると醜いだけで何の説得力もないが、うまい追求姿勢は視聴者を説得できる。

また、麻生元首相は漢字の読みや発言のつかかりはあったとしても、聴衆へ伝えるスキルはあると思う。だから若者の支持が多い。これは民主党の小沢氏も同じでポイントの言葉だけ発言し、聴衆している人の心をうまくつかむ。決して口下手ではない。騙すスキルは最高。反面、鳩山氏もおいしい、誰もが好む部分を寄せ集めて優しい語り口で話をする。野党時代の否定する態度はたんなるヒステリックとしか見ないところからすれば、まあ、騙される側も何かしらこういった心地良い幻想を求めていて聞いていたのかもしれない。だから、現時点での鳩山氏や小沢氏の発言など、誰も耳を傾けなくなった。

自民党の影の内閣は、何のためにこんなことをしているのだろうか。
本気で現政権がダメというなら、何故野党に対しても共闘を奨めないのか。
外交問題はそれぞれ党の個性がでるとしても、目指すところが日本国や日本国民の生命、財産を守ることなら、共闘できるのではないか?
まさか、自民党以外の野党は日本国や日本国民の利益などより外国の利益を優先するという姿勢だから共闘しないというのか。もしそうなら、例え自民党が政権奪回したとしてもねじれ国会による対応の遅さを意味する。

菅内閣は野党との協力する点はする姿勢を見せたが、本当に協力する意思はあるのだろうか。日本国の危機に面して、緊急に与野党の党首だけでも話し合いするとかもしない。国会開催についても、有事発生となれば政府だけで処理をするリスクを今回日本国民は目にした。そう、政府がダメだと日本国民の生命、財産は誰も守ってくれない。つまり自衛隊が自主的に出動することはできない。最高管理者である首相がしっかりしなければダメってことだ。
中国との緊張という大問題、かつ有事にも関係するような状態でも臨時国会まで何もしない。国会法の改正で緊急時に野党からも開催依頼を出して国会を開けるようにするべきだろう。優雅に構えているようだが、中国、ロシアとそのうち韓国まで領土で日本へ攻勢をかけると思う。攻めるときには火の如く。
風林火山ではないが、何にしても日本の政治家ってのは対応が遅すぎる。
政治のシステムが違うからと言えばそれまでだが、亡国状態が1年以上続いていても国民が政府を解散できないというのは改正が必要だと思う。

あと、政府要人には宣誓書を提出させることで、国家への反逆行為は即辞職をさせるようにすることだ。国の象徴は天皇だけではなく、国旗や国家も同じ。
それに敬意を払えない政治家は、主権国民から選挙で選ばれる資格はないはず。管首相は国家は元気な方がいい、と感想は述べたが、改正するつもりはないのか? まあ、ネット上で現内閣閣僚が国旗へ礼をしないとか書かれているようだが、そういった誰が見てもわかるような国の最高機関としてマナーすら守れないような人間に閣僚は無理だと思う。思想や信条の自由があれども、社会の常識として自分が収める国の象徴を改正するまでは現象徴をおざなりにしていいってものではない。ここがまさに私人感覚であり、公人として国や国民の公僕ではないってことだ。

つまり日本国をどうしたいって具体的なビジョンがみえてこないと自民党から責められていたが、まさに既存の日本という国などどうでもよく、自分たちが理想とする国家を目指しているなら、どういった国がはっきりして欲しい。
それが既存より未来に向け良いと国民が判断すればいいだけだ。矛盾だらけのマニフェストはやめて、民主党が理想としている日本国をしっかり語って欲しい。それをいつまでも有耶無耶にするから日本国民も不安や疑心暗鬼になる。
選挙の票のためではなく、日本国の青写真を語れ。その工程として政策がある。野党の中で唯一、自民党だけはしっかり語っている。共産党、公明党、そのほかの政党は日本国の未来への青写真は発表していない。
自民党は貴重な資源である経験者を老害と表して排除した政党。高齢化が進む中、年齢制限まで設けて経験者を排除した。党のあり方として、排除したい人材のために年齢制限を設けたように見える。義務と権利に支えられた自由を自民党は本当に持っているのだろうかという疑問が残る。中国といえば、福田元首相。さて、この貴重な人材を自民党はどう活かすのか。
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