The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

誰のための外交政策なのかを政治家に問いたい

2011-11-26 09:32:21 | Weblog
感情で好き嫌いで判断するのではなく、日本の消費者はもっと消費者として成熟する必要がある。良い商品は購入するが、代価に伴わない商品は買わない。
欧州はこういった消費者教育をしっかりするが、日本はやらない。義務教育で消費者教育をしない理由は受験と関係ないからだろうか。しかし、生活するには消費という行動は不可欠なのに何故教育しないのか。だから経営感覚も鈍る。
コストとは何なのか。小さい時期から教育された人間と市場で競争しても負けるのはこういった背景の違いもあると思う。行き過ぎたコスト削減は結果、経営者など上部と株主の利益だけを追求するために起こる。健康な経営はこういった偏りもなく利益を生じるはずなのだが。人件費が高いと言われるが、本当に高いのだろうか。健康保険、失業保険、退職金と企業が雇用者のために負担する額は決して少なくない。利益もでないのに賞与って賃金体系も見直すべきだろう。
こういった雇用状況の変革も必須になる。しかし、未だ政府の雇用対策は賃金モデル、外国人雇用者向けの改革をやる気がないようだ。

外国人の場合、日本国の健康保険、年金にカウントするのが間違い。むしろ税金で徴収し、還付は民間の保険加入義務で相殺させる。つまり日本国に滞在する限り疾病時の保証として自ら保険に加入してもらえばいい。あとは支払証明を納税時に提出することで税金還付をする。高度医療を必要とする日本国民も民間保険に加入しているように保険や年金のオプションを任せることこそ、国民主導の社会保障となるはず。国や政府が社会保障を決めて税金から金を出すって発想をやめないと出す側はいつまでも損したという気分はなくならない。何故なら税金が高い程、保険があるメリットは少ないからだ。年金も同じ。もしかしたら国は国民から税と同じように年金や保険という名目で金を徴収し、それを政府の都合で運用でもしているのではないか、という疑念もある。それで将来払い損って仕組みは決してよいとは言い切れない。

健康は自ら維持するもの。それを支える健康管理も本来は政府の担う責任。
タバコばかりが槍玉にあげられるが、酒、ファーストフードのように偏った食も不健康の原因になる。そして最も重要なのか運動不足。栄養のバランスって教育も日本はやらない。だから糖尿病大国になる。いくら食事の量が米国より少ないとしても子供時代から運動をしてなければ成人病になる確率は高くなる。おまけに糖分が多い飲料。子供向けなら麦茶、焙茶とカフェインレスの飲み物がある国なのに何故砂糖が多い飲料ばかり飲ませるのか。給食には茶を出せと言いたくなる。牛乳も高温殺菌だとカルシウムが減る。むしろヨーグルトやチーズで取る方がずっといい。まあ、すべての子供が強制的に同じモノを食わされる給食って仕組みもいい加減やめた方がいい。果物だけでも十分な食事になる。偏食が発育に悪いというが、ファーストフードばかりだって育つ。
それぐらい現代のファーストフードは高カロリー、高脂肪だが肉を持っと食べさせないと発育時に筋肉が発達しない。それにしても肉が高いのは何故か。
魚、海藻という海産物も必要だが、それだけでは足りない。
飽食といいながら何故か未だに栄養面はダメな日本。野菜も見たくれはいいが、トマトが甘いとかどう考えてもおかしい。とにかく糖分を取り過ぎ。
だからこそ、こういった日本独自の生産物を海外に売るためにブランドを作るってことすらやらない。これが日本の農業政策のダメさ。
野菜本来の味も香りもないって異常さに消費者は危機感すらないようだ。
輸入した野菜や果物の方が農薬や殺虫剤がついていてもまだまともだ。これも収穫から小売までの経路と手順を見直すことでかなり改善される。遺伝子操作された農作物に抵抗がある人に問いたいのは、遺伝子操作って本当に何かわかっているのだろうか。こういった無知さもすべて日本の義務教育がきちんとしてないおかげだと感じる。つまり生活に必要な科学知識を小学生レベルでさえ教えてない教育。これが日本の教育だ。

愛国心というのは自ら生活する場所である国が自分に取ってどういうモノかって教育もしない。宗教のように拝むだけでは生きていけないように愛国心だけでも生きてはいけない。つまり生活するための知識や知恵がなければ自らが済む国をどうすればいいいのかって思考はできない。過去の歴史的価値というが、そんなもので飯は食えない。文化も同じ。まずは食と健康。それが都市などのように人が集まって生活する基盤になる。これがしっかりしてないから住も人間が生活することよりも投機価値ばかり重視する。衣も同じ。
島国から貿易という商いをなくしては生きることは難しい。まして資源があればそれこそ他国からの侵略もある。こういった当たり前のこをすら教育で教えないから軍は不要とか言い出せる。現実に見合い知識や思考を義務教育でやらないのは何故なのか。もしかしたら政府は日本国民に賢くなってもらっては困るのだろうかとすら疑いたい。だから非現実的な価値観で軍は不要とか言い出せる。おまけに貿易すら不可欠も考えられない人まで出てくる。

政府は何よりも日本国内の産業構造改革を実現するために各産業と議論をして法整備をしなければ、産業によっては存続できなくなる。そして雇用も同じく日本国民と外国人と区別して法整備が必要。未来永劫、日本国に責任を持つ日本国民と外国人を同じと考えた社会保障に疑問がある。世界が統一できるとしても数年で実現できる訳がない。宗教、思想が違うのに統一などできない。
まあ、経済活動というなら、それこそ経済活動がなくなる方が本当の統一になると思うけどね。どこかが利益を得るだけの経済活動に誰もが疑問を持つから昨今の占領デモが発生した。経済力、軍事力を持つ国は持たない国を制圧する。これは高度文明を持つ地球外の生物とコンタクトする危険性でも述べているように力のある生物が力のない生物を制圧するのは自然淘汰ってことなのだが、日本の教育では教えない。

現実を見据える力を育てない義務教育が昨今のオタク文化を形成したのだろう。同時に生き残るだけの能力があれども術を教えないのだから、生き残ることは相当難しい。ニート対策にしても政府は彼らを教育しようとは考えなかった。教育とは知識を詰め込むことではない。生きる術を教えることだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世界中が不安定で疑心暗鬼で... | トップ | 経済難民の排除政策 »

Weblog」カテゴリの最新記事