2018年1月7日(日) 今日は晴れて風もない穏やかな予報であり、今年の初漕ぎの日に決定。
朝ごはんを食べ、コーヒーを飲みながらGoogleマップを見て、今朝はどこを漕ごうかと考えるのも楽しい時間である。
『うん、今回は普段あまり漕がないあそこに行ってみようか』
家を出るときに車の車外温度計をみると、0°Cであった。

これは、冬らしい朝のお散歩ツーリングが楽しめそうである。
***
車を走らせ、坂町の水尻海水浴場に到着。

外気温は、まだ1°Cである。
もちろん今日のウエアは、コーカタットのドライスーツ。

冬のツーリングといえば、これしかない定番である。
そしてパドルは、エルコヨーテさんのワークショップで自分で仕上げたウッドのナローブレード。

木のパドルでしか味わえない、なんとも絶妙なしなりのある柔らかい漕ぎ心地が手放せない一品。
***
準備をしていると、やはり体が芯から冷えるので、キャンプ道具の中にセットしておいた使い捨てカイロを取り出して装着。
ドライスーツの下には、これまた冬のキャンプ用に車内に常備してある、ゴアテックスアウターのダウンジャケットを着ることにした。
このウエアは25年位前に購入したもので、さすがに外観は草臥れているので街では着ることはできないのだが、まだまだ冬のキャンプの夜を過ごす時間には活躍している。
良いものを買うと、長く使えるものである!
***
防寒にバラクラバも装着し、準備完了。

グローブもはめて、冬の芸予諸島の海へと漕ぎだした。

北上していると、ようやく日が昇ってくる。

これで、少しは暖かくなるだろうか?
***
今日は坂町の海をお散歩。

この辺りには牡蠣屋さんも多く、牡蠣筏も点在している。

約30年前に結婚した直後は、この坂町にアパートを借りて住んでいたので、思い出の地。

そのアパートは、牡蠣屋さん(牡蠣を養殖し、牡蠣打ちして出荷される仕事)の2階にあったので、冬になると500円玉を握って1階に降り、打ち立て新鮮な牡蠣を格安で購入させていただいていたことを、懐かしく思い出す。
またその頃の坂町は、ショッピングセンターもコンビニもない、静かな漁村の雰囲気で、それが気に入って住むことを決めたのであった。
買い物は地元の農協のスーパーや路地裏にある小さな魚屋さんで済ませ、夏の夜には釣竿を持ってサンダル履きで近くの波止場に行き、夜釣りでメバルを釣っていたことも懐かしい。
瀬戸内の島の漁村によくあるように、その町並みは狭い路地が網の目のように張り巡らされたまるで迷路のような雰囲気。
そこを小さな子供が探検するように、休みの日には散策していたのも懐かしい思い出である。
今では埋立地に企業や様々な機関の建物が建ったり、コンビニやショッピングセンターなどができて、その町並みは一変している。
あの頃の静かな坂町に住んでいた想い出があることは、私にとってはとても貴重な財産の一つだと感じる。
***
穏やかな海を、行き交う漁船に気をつけながら、北上していく。

広島-呉道路のの坂大橋を超え、

今度は海田大橋方向へと漕ぎ進む。

今は上げ潮のはずだが、広島湾の奥だからか、それほど潮流は感じない。

少し奥まで進むと、公園の展望デッキがある。

釣りをしている人の邪魔にならないよう漕ぎ進み、

デッキのしたで、家から持参した熱い紅茶でしばし休憩タイム。
***
ここからUターンして、漕ぎ戻る。

すっきりとした晴れ間ではないが、それでも芸予ブルーの片鱗を覗かせる冬の海は、空気が澄んで漕いでいても心地よい。
着込んだダウンジャケットと冠ったバラクラバのおかげで、寒いどころか汗ばむパドリング。

***
金輪島が目の前に見える浜にシーカヤックを引き揚げ、しばし休憩することとした。

後ろにある牡蠣棚は、古そうなのでもう使われていないのかもしれないが、このように干潮時に棚が干あがる場所で養殖することで、環境変化に強い稚貝だけを選抜するのだと聞いたことがある。
今日のおやつは、呉名物の一つである『蜜饅頭』

温かいジャスミンティーとお饅頭で、ホッとするひととき。
***

再びシーカヤックに乗り込み、南下して出発した浜を目指す。

今日はほぼ2時間ほどの、朝のお散歩ツーリングを楽しんだ。
***
片付けていると、シーカヤックを積んだ車がやってきた。
見ると、カヤック仲間のUさんである。
これから島に漕ぎに行くところなのだが、国道を走っていると俺の車が見えたので寄って下さったとのこと。 嬉しい限り!
新年の挨拶を交わし、年末年始の連休のお互いの家族の過ごし方について四方山話。
『じゃあ、気をつけて初漕ぎを楽しんできてください』 『また、一緒にキャンプツーリングに行きましょう』
***
2018年の初漕ぎは、昔住んでいた懐かしい坂町の海を楽しむお散歩ツーリングとなった。
はてさて、今年はいったいどんな旅が待っているのだろうか? 楽しみだ!
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
朝ごはんを食べ、コーヒーを飲みながらGoogleマップを見て、今朝はどこを漕ごうかと考えるのも楽しい時間である。
『うん、今回は普段あまり漕がないあそこに行ってみようか』
家を出るときに車の車外温度計をみると、0°Cであった。

これは、冬らしい朝のお散歩ツーリングが楽しめそうである。
***
車を走らせ、坂町の水尻海水浴場に到着。

外気温は、まだ1°Cである。
もちろん今日のウエアは、コーカタットのドライスーツ。

冬のツーリングといえば、これしかない定番である。
そしてパドルは、エルコヨーテさんのワークショップで自分で仕上げたウッドのナローブレード。

木のパドルでしか味わえない、なんとも絶妙なしなりのある柔らかい漕ぎ心地が手放せない一品。
***
準備をしていると、やはり体が芯から冷えるので、キャンプ道具の中にセットしておいた使い捨てカイロを取り出して装着。
ドライスーツの下には、これまた冬のキャンプ用に車内に常備してある、ゴアテックスアウターのダウンジャケットを着ることにした。
このウエアは25年位前に購入したもので、さすがに外観は草臥れているので街では着ることはできないのだが、まだまだ冬のキャンプの夜を過ごす時間には活躍している。
良いものを買うと、長く使えるものである!
***
防寒にバラクラバも装着し、準備完了。

グローブもはめて、冬の芸予諸島の海へと漕ぎだした。

北上していると、ようやく日が昇ってくる。

これで、少しは暖かくなるだろうか?
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今日は坂町の海をお散歩。

この辺りには牡蠣屋さんも多く、牡蠣筏も点在している。

約30年前に結婚した直後は、この坂町にアパートを借りて住んでいたので、思い出の地。

そのアパートは、牡蠣屋さん(牡蠣を養殖し、牡蠣打ちして出荷される仕事)の2階にあったので、冬になると500円玉を握って1階に降り、打ち立て新鮮な牡蠣を格安で購入させていただいていたことを、懐かしく思い出す。
またその頃の坂町は、ショッピングセンターもコンビニもない、静かな漁村の雰囲気で、それが気に入って住むことを決めたのであった。
買い物は地元の農協のスーパーや路地裏にある小さな魚屋さんで済ませ、夏の夜には釣竿を持ってサンダル履きで近くの波止場に行き、夜釣りでメバルを釣っていたことも懐かしい。
瀬戸内の島の漁村によくあるように、その町並みは狭い路地が網の目のように張り巡らされたまるで迷路のような雰囲気。
そこを小さな子供が探検するように、休みの日には散策していたのも懐かしい思い出である。
今では埋立地に企業や様々な機関の建物が建ったり、コンビニやショッピングセンターなどができて、その町並みは一変している。
あの頃の静かな坂町に住んでいた想い出があることは、私にとってはとても貴重な財産の一つだと感じる。
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穏やかな海を、行き交う漁船に気をつけながら、北上していく。

広島-呉道路のの坂大橋を超え、

今度は海田大橋方向へと漕ぎ進む。

今は上げ潮のはずだが、広島湾の奥だからか、それほど潮流は感じない。

少し奥まで進むと、公園の展望デッキがある。

釣りをしている人の邪魔にならないよう漕ぎ進み、

デッキのしたで、家から持参した熱い紅茶でしばし休憩タイム。
***
ここからUターンして、漕ぎ戻る。

すっきりとした晴れ間ではないが、それでも芸予ブルーの片鱗を覗かせる冬の海は、空気が澄んで漕いでいても心地よい。
着込んだダウンジャケットと冠ったバラクラバのおかげで、寒いどころか汗ばむパドリング。

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金輪島が目の前に見える浜にシーカヤックを引き揚げ、しばし休憩することとした。

後ろにある牡蠣棚は、古そうなのでもう使われていないのかもしれないが、このように干潮時に棚が干あがる場所で養殖することで、環境変化に強い稚貝だけを選抜するのだと聞いたことがある。
今日のおやつは、呉名物の一つである『蜜饅頭』

温かいジャスミンティーとお饅頭で、ホッとするひととき。
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再びシーカヤックに乗り込み、南下して出発した浜を目指す。

今日はほぼ2時間ほどの、朝のお散歩ツーリングを楽しんだ。
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片付けていると、シーカヤックを積んだ車がやってきた。
見ると、カヤック仲間のUさんである。
これから島に漕ぎに行くところなのだが、国道を走っていると俺の車が見えたので寄って下さったとのこと。 嬉しい限り!
新年の挨拶を交わし、年末年始の連休のお互いの家族の過ごし方について四方山話。
『じゃあ、気をつけて初漕ぎを楽しんできてください』 『また、一緒にキャンプツーリングに行きましょう』
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2018年の初漕ぎは、昔住んでいた懐かしい坂町の海を楽しむお散歩ツーリングとなった。
はてさて、今年はいったいどんな旅が待っているのだろうか? 楽しみだ!
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?