医療に関する提言・レポートfrom MRIC by 医療ガバナンス学会(2011年3月17日) 「被災地の現状ー東北大学病院より」 竹内陽一 東北大学病院 腎高血圧内分泌科 より
被災地の全般的な状態についてはテレビで報道されていますが、病院関係の被災状況は情報が十分ではない。そのための掲示板を被災各県で立ち上げた。緊急外来に発熱程度の患者は運ばれたり、急患病院に外傷・瀕死患者が運ばれるなどトリアージが錯綜している。宮城県内の10数カ所の透析クリニックは閉鎖されいる。3月14日から透析薬剤が少しであるが入手でき、小規模ながら再開を始めている。今後の薬剤と技師の確保が課題である。大学病院の透析センターは24時間フル操業しているが、パンク状態で近隣諸県へ受け入れてもらっている状態である。
茨城県18日午前8時の空間線量率データー
東海村石神 558nGy/h 風向き北西 1.5m/s
水戸市吉沢 153 北北東 1.0 (平常値は30-50 nGy/h)
空間線量率の測定結果のため、「nGy/h(ナノグレイ/時間)」と表示されておりますが、
緊急時における「nGy/h」と人体への影響を表す「nSv/h(ナノシーベルト/時間)」は同じ値です。
1nGy/h(ナノグレイ/時間)=1nSv/h(ナノシーベルト/時間)
被災地の全般的な状態についてはテレビで報道されていますが、病院関係の被災状況は情報が十分ではない。そのための掲示板を被災各県で立ち上げた。緊急外来に発熱程度の患者は運ばれたり、急患病院に外傷・瀕死患者が運ばれるなどトリアージが錯綜している。宮城県内の10数カ所の透析クリニックは閉鎖されいる。3月14日から透析薬剤が少しであるが入手でき、小規模ながら再開を始めている。今後の薬剤と技師の確保が課題である。大学病院の透析センターは24時間フル操業しているが、パンク状態で近隣諸県へ受け入れてもらっている状態である。
茨城県18日午前8時の空間線量率データー
東海村石神 558nGy/h 風向き北西 1.5m/s
水戸市吉沢 153 北北東 1.0 (平常値は30-50 nGy/h)
空間線量率の測定結果のため、「nGy/h(ナノグレイ/時間)」と表示されておりますが、
緊急時における「nGy/h」と人体への影響を表す「nSv/h(ナノシーベルト/時間)」は同じ値です。
1nGy/h(ナノグレイ/時間)=1nSv/h(ナノシーベルト/時間)