tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

相澤忠洋著 「岩宿の発見」

2011-07-24 19:12:58 | 本棚の中から
過ごしやすい一日でした。完全オフの今日は、久しぶりに本棚を整理しながら本を手にしては眺めていたら、懐かしい懐かしい本が目にとまりました。


相澤忠洋著 「岩宿の発見」

この本にはたくさんの思い出があります。
先生のご存命の頃は、休日には、よくあちこちの発掘現場について歩いたもです。大勢のお手伝いの人達とする発掘作業も面白かったけれど、終った後の先生との食事が何より楽しみでした。食べる事を忘れるほど真剣に聞きいっておりました。

先生の直筆のサイン

今でこそ常識になっている旧石器時代の扉を開いた功績は何ものにも変えがたいものです。先生以前は、ローム層に到達すると、それ以上の発掘はやめていたそうですが、先生が、そのローム層から、輝くような石器を発見する事により、考古学に新たな息吹が湧き上がったといえます。

この本は、私の宝物です。 妙に楽しい一日でありました。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花は野にあるように・・・ | トップ | 相澤忠洋著 「赤土への執念」 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (信徳)
2011-07-24 20:19:34
岩宿遺跡は我が国最初の旧石器時代の遺跡ですよね。ここは季節のカタクリ、キツネノカミソリを撮りに行きながら当時の雰囲気を少し味わっています。先生と直接遺跡を調査したり話をしたりする事が有ったのですね。素敵な事です。
返信する
Unknown (tyako555)
2011-07-25 09:39:46
信徳さん

ありがとうございます。

考古学はあまり好きではありませんでしたが、先生が大好きでしたから・・・。
一緒に食事をすることだけが楽しみで付いて歩いていたのかも知れません。

ありがとうございました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。