tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

5月に全治3ヵ月の宣告を受けて・・・

2022-12-31 17:30:58 | 日常雑感
12月31日(土)
2022年も今日で終わり、新しい年を迎えようとしております。
今年は、5月の連休前に庭の竹を掘り起こし桝を変えようとして思いっきり引っ張った時に、「ボッキン」という不気味な音がしてそのまま天を仰ぎ「あ・・、これで車椅子の生活か・・・」と、とっさに思い込むほどの凄い音がしました。
でも、横を向いて静かに起き上がることが出来ましたので、すぐに整形外科に行くと、レントゲンを撮り診察を受けましたが、先生の言葉は衝撃的でした。
「全治三か月、これはコルセットを取るめあすです。それから最低三か月は安静にして下さい。」
白玉椿
連休が明けて、最初の授業が高等学校でしたので、「腰の骨を骨折して思うように動けません」とこんな話をして授業を始めましたが、私が立ち上がろうとすると、前席の生徒が飛んできて肩を貸してくれました。
それからというもの、私が立とうとしたり、物を落としたりするたびに近くの生徒が飛んできて手を貸してくれました。
帰りには、私の荷物を車まで運んでくれるし、出勤して行くとどこで見ているのか、飛んできて荷物を運んでくれました。
今まで私がしていた、掃除や道具だしなど全部生徒がやってくれるようになりました。
簀の子
大学では、やはり私の近くの子たちが肩を出したり、手を出したりと気遣ってくれます。
コルセットをして自由に動けませんの、学生たちが良く動いてくれました。
「病んで人の気持ちが分かる」と言いますが、まさにその通りで、高校生も大学生も、私の動きを誰かが見ていて、動き出すとすぐに飛んできてくれます。
8月にコルセットは取ることが出来ましたが、お医者さんから、「身軽になったからといって動き出すと、骨が離れてしまいます。特に重い物は持たないこと」と脅かされておりましたので、より一層の注意をしながらの生活でした。
こんな体で、夏の合宿を良く乗り切ったと思っておりますが、私専属の学生を決めてくれ、その子がずっと私の杖の係をしてくれておりました。
水屋
12月、少しは自由に動けますが、やることが以前の三分の一くらいの動きです。
今年最後の仕事は、水屋の掃除でした。
簀の子を取り出して水洗いをして、その間に簀の子に隠れているところを綺麗に掃除です。
水屋は皆さん一番動くところですので、時々下を見ないと水が溜まっていることがあります。
何とか腰も大丈夫のようで、立ったり座ったり、やっとできるようになりました。

コメント (8)
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