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tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

鵜籠にありったけの花を生けて・・・

2020-06-13 17:34:25 | 自宅稽古

613日(土)

朝からザアザアと音をたてて雨が降っておりました。

午後からのお稽古ですが雨は降り続いております。

 

床の間

昨日からの雨が、今日は本降りです。

床の間には、迷わずに「聴雨」を掛けました。

雨音を静かに聞きながらのお稽古も良いものです。

花は、京鹿子、白花ホタルブクロ、ミオウヤナギ、半夏生、そして、タカノハススキの五種です。

我が家の花もそろそろ終わりになって来ました。

休んでいるうちに咲いては散って、使うことなく終わってしまった花が多かったので仕方がありません。

お菓子

お菓子は、高等学校と同じもので、「水面」という銘でした。

今日はガラスではちょっと涼しそうですが、さわやかなお菓子をそのまま感じて欲しいと思っております。

一服

紫陽花の茶碗で一服頂きました。

何時もの通りお稽古の終わった後の一服で、何ものにも代えがたいひと時です。

最後になりましたが、軸の「聴雨」は、二字だけですと今日のような雨の日に使われますが、本来は、「聴雨寒更尽」という五文字で、更に「門開落葉多」と続きます。

寒い日の夜もすがら、雨の音が聞こえていたが、朝になって見ると落ち葉がたくさんあった。昨夜のあの音は、落ち葉だったのか・・・

そんな光景を読んだものです。