tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

侘助の名前の由来は・・・

2015-12-03 17:38:17 | 茶の湯

12月3日(木)
天気予報では午前中いっぱい雨が降るという事でしたが、朝から青空が広がり少し動くと汗ばむほどのお天気になりました。
割と正確に当たる予報が見事に外れた事になり珍しい事です。

先日、侘助と椿の違いを少し書きましたが、私にはまだよく解らないところがありましたので調べて見ました。

   

   四季の茶花

淡交社発行の山藤宗山先生の本です。
昭和47年発行の古い本ではありますが、未だに開いては見ております。

山藤先生は、侘助の項で、「利休居士の下僕の侘助が利休居士の為に苦心して育てた椿を茶事に用いたところ好評だったために、その椿を侘助の名をとって命名した・・・とこんな事を書いております。

それでも諸説ありまして、加藤清正が朝鮮の役から持ち帰ったという説などありまして、未だにこれと云った確たる説は無いようです。
「介と助」の字を当てておりますが、この使い方の疑問も残ったままです。

   

   椿の本

椿大好きな私は、椿に関する本をよく買い椿も集めました。
そして、椿の活け方や草々の活け方なども山藤先生の写真を参考にしながらここまで来ましたが、私にとって一番の影響は先生のご指導が何よりの励みでもありました。

   

   白侘助

侘助と椿の違いは、花や蕾の大小ではなく、葯があるか無いかで判断することは覚えました。
これからも、椿も侘助も綺麗に活けられるように勉強しなくてはと改めて思っております。
コメント
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