tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

茶室の空気を吸う事の大切さは・・・

2014-11-19 18:34:02 | 茶の湯
11月19日(水)
冬らしい日が続いております。
乾燥しておりますので、我が家の時計に付いている乾燥注意報が怒っております。

今日も大學へ行って来ました。
こちらの大学では、これから先、四年生が中々集まれないので、早々、卒業写真を撮りたいという事ですので撮ってまいりました。


   

   一年生が真剣に

学園祭も終りましたので、一年生も柄杓の扱い方に移りました。
今までとは全く違ったお点前ですので、戸惑う事ばかりです。

柄杓を持った手が震えていて、釜から茶碗まで持って行けない…緊張の極みです。
今大学生活をしていて、手が震えるほどの緊張感を持つ事があるだろうか?それでも、毎週お稽古に来る子達に全力投球です。

盆略点前を完璧に覚えた子と、まだちょっと不安といった子の分かれ道で、やはりその差は出てしまいます。
それでも、同じように伝えなければなりません。



   

   お菓子

少し不安のある子には、お稽古事は、早く覚える、覚えられないではありませから、コツコツと積み重ねて行くしかない事を、ゆっくりと話して聞かせました。
焦る気持ちは分かりますが、その子ばかりにかまっておられませんので、後は本人が気持ちをしっかり持って、お稽古に来ること以外に解決の方法はありません。

用事がある時でも、一度はお茶室に来て、茶室の空気を吸って帰る・・・そんな心がけが大事だと思っております。

   

   無心に

自分の番が来た人は、失敗しないようにとか、上手にやろうとか思わないで、素直な気持ちだけを持ってお稽古に臨んでほしいと思います。
注意すると残念そうな態度を取る子もおりますが、多分、今日は注意されずに最後までやろうという決意でお稽古を始めているのでしょう。

これから暫く、こんな稽古が続きそうです。
私も気持ちを引き締めて、学生に負けないような気持で行こうと思っております。




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