tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

吉野太夫追善「花供養」の事を・・・

2014-06-27 18:19:47 | 茶の湯
6月27日(金)
朝から薄い雲が広がってはおりますが、雨にはなっておりません。
天気予報によりますと、これからが本当の梅雨だそうですが、何だか長引きそうな気がいたします。

今日は本来ならばお稽古日ですが、4週目という事でお休みです。と言っても、来客が予定されておりましたので、のんびりしているわけにはいきません。

   

   なごみ

なごみの7月号です。

月末になると届きますが、月日の流れが早すぎるほどのスーピードでグイグイと押しまくって進んで行きます。
今月号の特集は、「夏の京都の和菓子」と題したものです。

お茶を嗜んでいる誰もが好きな和菓子の特集です。
お茶のお稽古をしている方、お茶に興味を持っている方、たくさんの方々と知り合いましたが、「私お菓子苦手なんです」という方に出会った事がありません。

特集では、京都の代表的なお菓子屋さんのお菓子が各ページを鮮やかに彩っております。どれも手を伸ばして食べたくなるようなお菓子ばかりです。
昔から、こうしたお菓子や食品などを専門に撮影されているカメラマンがおりましたが、時代共にその技術も磨かれ、ますます綺麗にそして美味しそうに撮影されております。

   

   チダケサシ

そして、もう一つの気になったのは、「しゃざきっさ」というコーナーですが、今月は吉野大夫の事を書いております。
4月13日に行われた、吉野大夫追善の「花供養」の様子を克明に描いております。

筆者がまばたきもしないで見つめたという花魁のお点前を、「真っ赤な口にくわえられた懐紙。柄杓にのびる指、真っ白な手首。爪の輪郭。茶碗の中に、緑の生命をしぼる。光の雫が、一滴、二滴。読経の奔流が渦を巻き、その中を、やはり口に懐紙をくわえた禿が、茶碗をささげもって歩んでいく。・・・こんな文章でお点前の様子を書いております。

写真の花はチダケサシという茎の長い花で、この花にチダケというキノコをさしていた事からの命名だそうですが、チダケというキノコを見たこともありません。

コメント
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