tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「清流無間断」の本当の意味は・・・

2014-06-13 20:50:58 | 茶の湯
6月13日(金)
朝雨戸を開けると眩しいほどのお日様が出ておりました。久しぶりのお天気です。

今日は自宅でのお稽古です。

   

   花

ここ何日か、雨が降り続いておりましたので、水やりの心配がありませんでしたので、野草棚へも行きませんでした。
久しぶりの上天気ですので棚に行って見るとたくさんの花が咲いておりました。」

今日生けたのは、ヒベリカム・マツモトセンノウ・ホタルブクロ・オカトラノウ・ハチジョウイトススキの5種です。
先生の教えの通り、根元をそろえ花入との間を取りました。

ヒベリカムはオトギリソウ科の低落葉木で、とにかく強い花ですので、どんなところでも花を咲かせます。

マツモトセンノウは先日も使いました、諸説がありますが、お茶席では「松本幸四郎の家紋に似ていることからの命名だそうです。」と説明を受けます。

ホタルブクロは深山ホタルブクロという名前が付いております通り、この時期山裾の道端などに咲いているホタルブクロとは違い、紫が濃いといいう特徴があります。
我が家では、白花ホタルブクロがありますので、混じらないように離して植えてありますが、そう広くもない場所ですので、いつかは、あの紫が薄くなってしまうだろうと思っております。
白花ホタルブクロも必要ですから・・・。

   

   床の間

オカトラノウはサクラソウ科オカトラノウ属で、今頃の山道を歩くと一番目にする花かも知れません。
強い種類ですので、繁殖力もあり、植えておくと便利な花です。

軸は「清流無間断」、清流に間断無しですが、禅語の本などによりますと、釈尊の悟りから仏教が始まりますが、升の水を同じ升に移すように釈尊の教えてが連綿と続いていることを言っているようです。
私たちは、その季節感だけで床の間に掛けております。
それでいいのかどうかは分かりませんが、もっともっと勉強しなければと痛感しております。

コメント (2)
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