tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「水和名月流」を掛けて

2011-10-15 19:40:16 | 茶の湯
今日は雨模様の一日でしたが、お稽古の日でもありました。
床の間には、ニューウヨーク大菩薩禅堂の嶋野榮道老師の軸を掛けて緊張の数時間を過ごしました。


水和名月流(みずはめいげつにわしてながる)

「天共白雲暁 水和名月流」出典は『禅林類聚』からで、「天は白雲と共に暁け 水は名月に和して流る」と読むそうです。文字を見ているだけで、天地の大きな営みを感じると思います。

そして、さらさらと流れる川を思い出す人、悠々と流れる大河を想像する人と様々でしょうが、どんな川の流れにも月は映りそして流れて行きます。そうした思いを巡らせて秋を感じていただければよろしいかと思います。

今日のお菓子は、鹿の子に可愛らしい菊水が添えてあり、あんこが口いっぱいに広がり何とも幸せな気分になりました。



今週のお稽古も今日で終わり、明日は大寄せのお茶会ですが、お手伝い、お手伝い・・・・。


コメント
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