tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

八咫草が床の間に

2011-06-03 19:04:39 | 茶の湯
昨日紹介したが八咫草が床の間に飾られており、余りの堂々とした風格にビックリしております。


床の間の八咫草

昨日から名前の由来が気になっておりまして、平凡社版「日本の野生植物」やその外の植物辞典など調べてみましたが、名前の由来に触れている本はありませんでした。ネットでも調べましたが不明のままです。

国語辞典では、やた「八咫」は「やあた」の音変化。「あた」は尺度の単位名で大きいこと。また、長いこと。とあるだけで、これも名前には当てはまらないようです。

やた‐がらす「八咫烏」 という項目がありましたので記しておきます。
「八咫烏」は日本神話で、神武天皇の東征のとき、熊野に上陸した神武天皇を大和へ到るまでの険路の山道を導くため天照大神から遣わされ烏。

この「八咫烏」は、日本サッカー協会のシンボルマークになっております。
サッカーと八咫烏の結びつきは、日本サッカーの生みの親、中村覚之助の生家が那智勝浦であり近くに熊野権現があります。熊野神社の守り神が八咫烏であったために、故事にのっとり、これから進むであろう日本のサッカーを導いてもらおう。道案内していただこう。という願いを込めて協会の旗に使用したといわれております。

八咫草からサッカーに行ってしまいましたが、結局名前の由来は解決しないままになりそうです。


床の間の飾り 「渓山幽意多」


コメント
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