tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

利休遺偈 井ノ部康之著

2011-04-26 19:23:07 | 本棚の中から
もう直ぐゴールデンウイークと云われる連休が始まります。楽しみにしている方も大勢いらっしゃることでしょう。
何処にも出かける予定の無い方は、本など読んで過ごしたらいかがでしょうか?

今回紹介する本は、久振りに一気読みをしてしまった本です。何が面白いかといえば、茶道の家元の成り立ちや、ご苦労がこと細やかに書き込まれていることです。



利休亡き後、悲惨な憂き目に会いながら家を再興した千家が、表・裏・武者小路の三家に分かれて行ったかなど、茶道に興味のある方なら一読の価値があると思います。

一応小説ですから、そのことを踏まえて読んでいただくと良いと思われます。
コメント
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