読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

東野圭吾「沈黙のパレード」~沈黙の事件の真相の扉を開いたのは物理学者だった☆~

2018-10-22 02:42:15 | 
東野圭吾「沈黙のパレード」読み終わりました。



圭吾さんの作品は新作が出ると必ず予約購入して読んでます!


・・・というわけで


今回も早速ワクワクしながら読みました。



今回の作品は


「ガリレオシリーズ」です^^



ひさびさの


「湯川学」登場にワクワクが急上昇でした



湯川先生の



「面白い」もひさびさに聞けてよかった~♪



そして



今回4年ぶりに



草薙と湯川は



「係長」と「教授」になって再会する



しかも・・



草薙は湯川がアメリカから帰国していたことを知らなかった。



そのことを



部下である「内海薫」から聞くことになる。



その時


ちょっと悔しそうだった草薙が


実に面白かった




今回の草薙が担当する事件は


草薙が新人刑事の頃


苦い思いをした


「本橋優奈ちゃん殺人事件」


この被疑者として逮捕した


「蓮沼寛一」



沈黙で無罪を勝ち取った男



この男が


また殺人事件の被疑者として浮上する!




燃えたゴミ屋敷から・・その住人の遺体と



そこに一緒に遺体として発見された



行方不明だった「並木佐織」




ゴミ屋敷の住人は



「蓮沼寛一」の母親だった




佐織の家である定食屋「なみきや」



ここを蓮沼は出入り禁止になっていた事が分かる。



蓮沼が佐織に執拗に迫っていたため



被疑者として浮上する蓮沼




蓮沼の部屋から佐織の血痕の付いた作業着が見つかる




しかし・・



蓮沼の自供が取れないまま釈放。。





草薙は焦る。。




行き詰った捜査



そして



湯川との再会



湯川へ話す草薙




物理学者の目線で



事件を解決へと導いていく




「なみきや」の常連になる湯川



そこに来る常連たちの佐織への思いを知る




佐織が目指した歌手の夢




それを叶えるため尽力した新倉夫妻



佐織と付き合っていた高垣




菊野で行われる仮装パレード



そこに隠された



「悪魔への贈り物」



沈黙には沈黙を




自白は王様



そう言った蓮沼




王様を最後まで出さず・・



罪を逃れた?




物理学者が導き出した事件の真相は・・



意外なものだった




このまま事件解決?


・・・と思ったら・・



どんでん返しがあり!



読んでいて最後の最後まで気が抜けませんでした。




蓮沼は本当に嫌な奴!


読んでいて嫌悪感が増幅していきます



司法のもどかしさも感じました。



自分が遺族の家族だったら・・




加害者の家族だったら・・



いろんな角度から物事を見ることの大切さ



それを教わった気がします。



湯川教授の優しさ


それは著者である圭吾さんの優しさのように感じました。




使い方によっては



毒にも薬にもなる。




それは使う人次第なんだろうなぁ~。




「なみきや」の炊き合わせ気になるなぁ



ガリレオシリーズまた楽しみにしています










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