小川糸「つるかめ助産院」読み終わりました。
小川さんの作品はなんでいつもこんなに温かいんだろう
読んだ後
毛布にふんわり包まれたようなそんな感覚になります
人はそれぞれ・・
どこかいびつで・・
でも
そこが人間なんだよ
そう教えてくれてるようです。
夫が失踪し・・
抜け殻になっていたまりあ
夫と行ったことのある南の島へ足は向かう。
そこで出会ったのは
助産院を営む助産師
「鶴田亀子」
というおめでたい名前の助産師
その出会いが
まりあを変えていく
つるかめ助産院に招かれたまりあは
自分が「ここにいいてもいい」と受け入れてくれる場所☆
それを見つけた気がした。
今まで生きて来て
そんなことは初めてだった。
自分は「生まれて来てよかったの?」
「自分はゴミとして捨てられた」
そんな風に思ってきたまりあ
亀子先生に
授かった命を言い当てられる
失踪した夫「小野寺君」とのかけがえのない小さな命
親に赤ん坊の時に捨てられ・・
親の愛情を知らずに育った
里親「安西夫妻」は
まりあを海の事故で亡くなった娘のコピーとして育てる。
まりあには苦痛でしかなかった。
そんな環境で・・
自分に自信がなく・・
そんな母親で
お腹の子は幸せになれるんだろうか
悩むまりあに
亀子先生はまりあが母親とへその緒でつながってた事実☆
育てられなかった理由がきっとあること☆
「愛」があったに違いないという
亀子先生の明るい笑顔の裏にある・・
過去の悲しい出来事。。
だけどそれが亀子先生を支えていた
まりあは亀子先生を信頼し
そして
この南の島でお腹の子を一人でも産んで育てようと誓う☆
亀子先生だけでなく
南の島の人たちの温かさに触れ
初めて自分の心が解き放たれていくことを感じる
海で亡くなった長老の思い
家族のことで心に傷を持つベトナムから来た看護師「パクチー嬢」
旅人の「サミー」
そして
つるかめ助産院で赤ん坊を死産してしまった艶子さん
みんなの思いが
まりあを強く優しくしていく
長老が死んだとき
亀子先生は「自分のせいだ」と悲しむまりあに
「人の手にはどうしたって及ばない神の領域」
があるという。
「死ぬときは死ぬし、生まれるときは生まれる」
と。
なんか妙に納得してしまったんだよね~この言葉に
ホントにそうだなぁって。
考えても結局はなるようになる。
だからできることを頑張っていくしかない!
そんな風に励まされた気がしたよ
いっぱい傷ついて
いっぱい泣いた人は
人の痛みが分かるから
人に優しくできる☆
そういうことなんだろうなぁ。
亀子先生の言葉や雰囲気が
それを感じさせる。
キレイな海とキレイな心の温かい人たち
私も南の島に行って見たくなったよ
小川さんの作品はなんでいつもこんなに温かいんだろう
読んだ後
毛布にふんわり包まれたようなそんな感覚になります
人はそれぞれ・・
どこかいびつで・・
でも
そこが人間なんだよ
そう教えてくれてるようです。
夫が失踪し・・
抜け殻になっていたまりあ
夫と行ったことのある南の島へ足は向かう。
そこで出会ったのは
助産院を営む助産師
「鶴田亀子」
というおめでたい名前の助産師
その出会いが
まりあを変えていく
つるかめ助産院に招かれたまりあは
自分が「ここにいいてもいい」と受け入れてくれる場所☆
それを見つけた気がした。
今まで生きて来て
そんなことは初めてだった。
自分は「生まれて来てよかったの?」
「自分はゴミとして捨てられた」
そんな風に思ってきたまりあ
亀子先生に
授かった命を言い当てられる
失踪した夫「小野寺君」とのかけがえのない小さな命
親に赤ん坊の時に捨てられ・・
親の愛情を知らずに育った
里親「安西夫妻」は
まりあを海の事故で亡くなった娘のコピーとして育てる。
まりあには苦痛でしかなかった。
そんな環境で・・
自分に自信がなく・・
そんな母親で
お腹の子は幸せになれるんだろうか
悩むまりあに
亀子先生はまりあが母親とへその緒でつながってた事実☆
育てられなかった理由がきっとあること☆
「愛」があったに違いないという
亀子先生の明るい笑顔の裏にある・・
過去の悲しい出来事。。
だけどそれが亀子先生を支えていた
まりあは亀子先生を信頼し
そして
この南の島でお腹の子を一人でも産んで育てようと誓う☆
亀子先生だけでなく
南の島の人たちの温かさに触れ
初めて自分の心が解き放たれていくことを感じる
海で亡くなった長老の思い
家族のことで心に傷を持つベトナムから来た看護師「パクチー嬢」
旅人の「サミー」
そして
つるかめ助産院で赤ん坊を死産してしまった艶子さん
みんなの思いが
まりあを強く優しくしていく
長老が死んだとき
亀子先生は「自分のせいだ」と悲しむまりあに
「人の手にはどうしたって及ばない神の領域」
があるという。
「死ぬときは死ぬし、生まれるときは生まれる」
と。
なんか妙に納得してしまったんだよね~この言葉に
ホントにそうだなぁって。
考えても結局はなるようになる。
だからできることを頑張っていくしかない!
そんな風に励まされた気がしたよ
いっぱい傷ついて
いっぱい泣いた人は
人の痛みが分かるから
人に優しくできる☆
そういうことなんだろうなぁ。
亀子先生の言葉や雰囲気が
それを感じさせる。
キレイな海とキレイな心の温かい人たち
私も南の島に行って見たくなったよ