バケツをひっくり返したような雨と、気持ちの良い青空が交互にやって来た今日の角館です。天気予報を見ると、明日からお祭りが終わる10日未明までは「晴れ」もしくは「くもり」、場合によって若干の降雨はあるかもしれません。それでもヒドく荒れることはなさそうですから、地元民は一様に安堵の顔ですね。今日の天気がお祭り中だとしたら熱も冷めてしまいそうです。
お祭りPRのため、実演席前で昨年のお祭りDVDを流しています。
お立ち寄りの旅人が関心高く見入っていますが、ほとんどの方は角館のお祭りを知りません。これはこの十年余り同じ感想を書いているような気がします。9月1日のブログにも綴ったように、角館のお祭りは観光資源として大声で宣伝するのになかなか難しい一面があります。一言で言ってしまえば、賛否を別に「地元民による地元民のためのお祭り」ということでしょう。近年生まれたイベントではなく古から続く伝統の祭りには、そうした要素が少なからずあるんじゃないでしょうか。
角館に生まれ育った人間の多くは男女を問わず、物心ついたときから「お祭り」が大きな存在となります。ピアノや習字と同じように3~4歳から「お囃子」「手踊り」を習い始め、学年が進みスポ少や部活が始まっても並行して続けます。ヤマの若衆も同じで、白タスキを掛ける責任者の多くは三十代。それでも下積みからの経験年数は二十年に達するでしょう。「地元民による地元民のお祭り」とされるのは、こうした郷土環境があるからなんですね。
今日は雨の中を白岩小百合保育園の子どもたちが寄ってくれました。
半分の子どもが草履職人ではなくお祭りDVDに見入っていたのには、私も地元民の一人としてなんの違和感もございません。
お祭りまであと三日となりました。
お祭りPRのため、実演席前で昨年のお祭りDVDを流しています。
お立ち寄りの旅人が関心高く見入っていますが、ほとんどの方は角館のお祭りを知りません。これはこの十年余り同じ感想を書いているような気がします。9月1日のブログにも綴ったように、角館のお祭りは観光資源として大声で宣伝するのになかなか難しい一面があります。一言で言ってしまえば、賛否を別に「地元民による地元民のためのお祭り」ということでしょう。近年生まれたイベントではなく古から続く伝統の祭りには、そうした要素が少なからずあるんじゃないでしょうか。
角館に生まれ育った人間の多くは男女を問わず、物心ついたときから「お祭り」が大きな存在となります。ピアノや習字と同じように3~4歳から「お囃子」「手踊り」を習い始め、学年が進みスポ少や部活が始まっても並行して続けます。ヤマの若衆も同じで、白タスキを掛ける責任者の多くは三十代。それでも下積みからの経験年数は二十年に達するでしょう。「地元民による地元民のお祭り」とされるのは、こうした郷土環境があるからなんですね。
今日は雨の中を白岩小百合保育園の子どもたちが寄ってくれました。
半分の子どもが草履職人ではなくお祭りDVDに見入っていたのには、私も地元民の一人としてなんの違和感もございません。
お祭りまであと三日となりました。