角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

帰省ならでは経験を‥。

2007年08月11日 | 実演日記

<生地詳細・素材感>

今日の草履は、一般綿生地シリーズMサイズ23cm〔3000円〕
青基調におかめ・ひょっとこ柄が面白い綿生地をベースに、緒は同系の青にしてみました。涼しさにユーモラスが加わった感じです。「おかめ・ひょっとこ」というのも、なんとなく故郷を感じさせますね。

角館に真夏がやって来ました。新調した温度計が差した最高気温、33℃。どうやら今度のは間違いないようです。外気温とおそらく2~3℃は違うと思いますから、今日は猛暑日かもしれません。

秋田市からお越しのお母さんとおばあちゃん、『ホームページを見だら、今日実演があるよんたっけがら‥』。おばあちゃんが軽い脳出血で倒れられてから、健康を考え「布草履」をご愛用なんだそうです。これまでの布草履と私の草履を比較して、『ん~、違うなぁ』。お知り合いへのプレゼントを含めて、3足お買い上げくださいました。

全体からすれば非常に稀なんですが、角館訪問の目的が①草履購入②角館散策というお客様がいます。どちらが一番でも大きな問題ではないのですが、『草履が欲しくて出かけて来たの!』と言われるとやっぱり目尻は下がりますね。

今日あたりから、帰省のお客様が増えています。布巻草履発売当時からのお得意様、東京の「あほだんさん」がお越しくださいました。GWに引き続き今年二度目の帰省ですね。
このたびも奥様ご同伴、そして以前韓国の女の子にプレゼントとしてオーダーを頂戴したことがありましたが、こちらの女性とお母さんも韓国からお出ででした。
韓国の母娘さんはどちらも日本語がペラペラで、お母さんの言葉が嬉しかったですね、『東京で買っちゃダメなのよ、やっぱりここへ来ないと!』。お知り合いへのプレゼントをお買い上げくださいました。

こちらも東京からお越しの三人ご家族、お父さんとお母さん、そして息子さんは十代後半でしょうか。お父さんが秋田のご出身で、このたぴも帰省を兼ねた旅行です。
お母さんが草履に関心が高く、実演ベンチでしばらくおしゃべりしていました。お父さんと息子さんはまったく無関心で、少し離れたベンチでそれぞれケータイいじりに没頭しています。私の草履はこの際どうでもイイんですが、せっかくの帰省旅行、西宮家の散策くらいはして欲しかったですねぇ。

おそらく帰省客のご訪問ラッシュは、14日~17日でしょう。ひとつだけ願いを申し上げるならば、「角館でしか体感できないもの」を存分に愉しんでいただきたいものです。

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お盆行事、続々です!

2007年08月10日 | 実演日記

<生地詳細・素材感>

今日の草履は、一般綿生地シリーズMサイズ22cm〔3000円〕
紫基調に花柄が綺麗な綿生地をベースに、緒は同系の紫です。おとなの雰囲気を感じさせるお洒落な草履と思います。

こちらをゲットされたのは、横浜市からお越しくださったご夫婦の奥様です。学校の先生をされているとおっしゃる奥様、『夏休み中の職員室で履きたいナっ!』。
これまで、看護士・保育士の方はお買い上げが分かりますが、学校の先生ははじめてかも知れません。職員室で草履、なかなかよろしいんじゃないでしょうか。

それにしてもいつまでも降る雨です。湿度が高いのでムシムシが続いています。実演席の気温を見てみたら、なんと9℃でした。いくらなんでもそれはおかしいだろうと思い、温度計を外してよく見てみたら、ガラス棒の接着が甘くて少しずつ落ちてきてたんです。目盛りのほうは木に直接印字されてますから、これじゃあどんなに暑くても気温は冷蔵庫状態です。いまどきの百均は、なかなか面白いイタズラをしますなぁ。
今日の帰り道、別の温度計を買ってきました。今度のは湿度も測れます。

さて、角館周辺のお盆行事をご案内しますね。
■8月14日(火)・・・わらび座夏祭り〔旧田沢湖町‥角館から車で5分〕
盆踊りと露店のいたってシンプルな夏祭りですが、午後8時からの花火が圧巻です。大曲の花火と比較して数も規模も小さいですが、質の高さはイイ勝負ですヨ。

■8月15日(水)・・・角館の送り盆
町中心部が歩行者天国になって、数々のイベントが繰り広げられます。メインは「ささら舞い」、かつて佐竹の殿様が常陸から当地へ国替えになった際、殿様の慰めに舞われたのが起源とされています。

■8月16日(木)・・・どんぱん祭り〔旧中仙町‥角館から車で10分〕
ご存知「どんぱん節」発祥の地、旧中仙町の年間最大イベントです。賑やかに露店が立ち並び、やはり圧巻はラストの花火ですね。

■8月17日(金)・・・戸沢氏祭り〔旧西木村‥角館から車で10分〕
当地を治めていた戸沢氏を偲ぶお祭りで、武者行列があります。メイン会場では超神ネイガーショーもあったりで、ごった煮のように楽しいイベントです。

お盆期間を当地で過ごされるみなさまには、ぜひ「田舎の夏祭り」をご堪能いただきたいと思います。

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お盆は笑顔。

2007年08月09日 | 実演日記

<生地詳細・素材感>

今日の草履は、一般綿生地シリーズMサイズ24cm〔3000円〕
朱色基調に花柄が可愛い綿生地をベースに、緒はエンジです。文句ナシに可愛い草履と思います。

こちらの草履をゲットされたのは、兵庫県からお仕事で秋田に暮らすお父さん。以前娘さんとお二人でお越しになり、そのときはお母さんへのプレゼントにお買い上げくださいました。
お盆休暇で間もなく兵庫へ帰省されるとのことで、このたびはおばあちゃんへのプレゼントにお見えです。最後まで、『70歳にしては赤過ぎないかなぁ』とおっしゃっていましたが、『ご高齢の女性に地味な配色はかえって失礼』の私の助言を聞き入れてくださいました。
いかがでしょう、70歳の女性に「今日の草履」はきっとお似合いと思いますヨ。

ちょうど一週間前にオーダーくださった女性が、本日お引取りにお見えです。実はこちらの女性、私の同期生の奥さんです。同期生であるご主人から私のことはなにげに聞いていたようですが、一週間前はご友人に誘われてふらり西宮家にお出ででした。私とはそのときが初対面です。

草履のお話をしているうち、はっと思いついたように『この草履にしよう!』。実はご実家のご両親が金婚式を迎えるとのことで、そのときの外出もプレゼント探しがひとつの目的だったんですね。
これまでも数々の「プレゼント用」をお作りしましたが、ご高齢の方へのプレゼントはひときわ嬉しいものがあります。

間もなくお盆、帰省される方や同伴で遊びに見えるご家族、さらにご親戚の訪問を受ける家々がたくさんあるでしょう。当地に暮らす、おじいちゃん・おばあちゃんの笑顔が見えるようです。
そしてまた、そうした方々が「角館の産物」として草履をお選びくださったなら、これもまた至上の喜びです。

田舎のお盆には、たくさんの笑顔が似合います。

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12年目の抱負。

2007年08月08日 | 実演日記

<生地詳細・素材感>

今日の草履は、一般綿生地シリーズMサイズ23cm〔3000円〕
一昨日の「今日の草履」と同じベースに、緒は青です。毎日々々降り続く雨に、おもいっきり「梅雨」をイメージしてみました。
ほんとによく降る雨です。想えば一ヵ月後はちょうどお祭りど真ん中、まさか一ヵ月後の天気を予測してるわけじゃ‥。
おっと、「余計な一言」はやめときましょ。

7月20日のブログ、「余計な一言」に反響が相次ぎました。横浜市の奥様から、『沙佳屋さんの立腹が遠く横浜まで伝わってきました』というメールをいただきましたし、町内の複数の方々から、『女性部のあの言葉はヒドいなっ』という言葉を頂戴しました。
「自分の定規で他人をも測る」、これにはみなさん嫌悪感があるんでしょうね。

実は、またやってしまいました。
先日の朝、実演席から一歩外へ出たベンチに、エプロン姿のお母さんが座っていました。なにげに挨拶すると、『毎日草履を編んで、手が疲れねんシか?』と訊かれました。言葉も地元でしたし、私が草履職人であることも知っていましたから、その後の世間話はスムーズです。
『○○(町内の集合小売店舗の名前)にも草履があったけども、卸もしてるんシか?』と尋ねられ、『あぁ、あれは中国がらの輸入品だんシ。私が作る草履とは違うんシよ』と応えました。続けてお母さんが、『あっ、んだんシかぁ。どうりで感じが違うど思ったった~』。

ここでこの会話が終っていればなにも問題はなかったのですが、草履職人の「余計な一言」が出てしまいました。
『日本の伝統文化(草履)が、中国に負けるようではダメだんシべ。だいたいすべてにおいて、輸入品よりは国産品のほうが質が高いんシものな~』。
この言葉のあとに、『ところで母さんは角館だんシか?』と尋ねると、『いやいや、今米蔵の二階で娘が展示会やってて、荷物運びの手伝いに来たんシもの』。
米蔵二階の展示会、それは「アジアの輸入雑貨展」。あちゃー、またやっちまったい!

本日、沙佳屋さけいやが満11歳の誕生日を迎えました。12年目の抱負としましては、「余計な一言」を慎む、まずはこれですね。

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子どもが多忙。

2007年08月07日 | 実演日記

<生地詳細・素材感>

今日の草履は、一般綿生地シリーズLサイズ26cm〔3500円〕
ブルー地に縞柄をベースに、緒は明るめのレンガ色です。粋でお洒落な男性用じゃないですかね。

相変わらずうっとおしい梅雨空です。梅雨はすでに明けているのですが、梅雨時より梅雨らしい一日でした。昨夏を想えば猛暑も厳しいのですが、やはり夏は暑いのがイイでしょう。

「夏休み子どもネタ」第三弾、東京からおばあちゃんと遊びに来てくれた、小学五年の女の子です。
こちらのおばあちゃん、入って見えるなり、『いた、いた、良かった、良かった!』。聞いてみると、昨年二度草履をお買い上げの方で、また今年も新品に替えるのを楽しみにしていらしたそうです。
三度目と言われて思い出さないわけにはいきません。少しヒントをもらって思い出しました、こちらのおばあちゃんです。

ほぼ一年前と同様、二人の女の子が同伴でした。おばあちゃんが草履をお買い上げのあと、下の子はおばあちゃんに付いて米蔵ショッピングに行きましたが、小学五年のお姉ちゃんが実演ベンチに残りました。一年前に一度会っていることで、安心感もあったかと思いますね。

健康的に日焼けした顔を見て、『なにかスポーツやってるの?』と尋ねると、『うん、水泳!』。わが家の三女も水泳のスポ少に入ってることを教えると、屈託のない笑顔を見せました。人は共通の話題を持つことを知ると、いきなり距離感が縮まるもんです。
さらに一昨日は、旧西木村にあるクリオンという温水プールで泳いだことを教えられました。このプールは三女たちが活動する拠点的な場所で、昨日は娘たちが泳いでいます。
『クリオンのプールはどうだった?』と尋ねると、『う~ん、東京のプールに比べると小さいし浅い。でも、飛び込みが自由だったから驚いた』。
東京のプールは大きくても利用者が多いでしょうから、いろんなルールもまたあるんでしょうね。

『中学は受験するの?』と尋ねると、『そう、受験。これからは毎日塾だなぁ』。続けて、『どう、大変?』と尋ねると、『う~ん、でも楽しいよ、学校も塾も』。
『じゃあこれからは忙しくなるから、旅行なんて出来なくなるね』と言うと、しばし考えた女の子、『そうだな~、でも来年はまた来れると思うよっ』。

わが家の三人娘を見ていても、むしろ子どものほうが忙しい世の中です。中学生以上でスポーツの部活をしている子どもは、きっとわが家以上でしょう。

おばあちゃんと妹がショッピングを終えて帰ってきました。これから新幹線で帰路に就く女の子は、元気に手を振って西宮家をあとにしました。また来年、元気に日焼けした顔と逢いたいですね。

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悪戯を忘れたオヤジ。

2007年08月06日 | 実演日記

<生地詳細・素材感>

今日の草履は、8月1日、横浜市磯子区からお越しくださった奥様のオーダー草履です。
ちょうどこの新柄が出来上がったところにお越しの奥様、『あら~、その色イイわねぇ、土踏まず付きで作って!』とのことでオーダーとなりました。
本日の便で出発しました、間もなく到着ですヨ~!

梅雨明けがウソのようにうっとうしい天候です。ときおり小雨がぱらつき、陽が差すとじとーっと汗ばむ、こういう天気は好きになれませんねぇ。
結局好天とは縁遠かった竿燈まつり、それでもなんとか見られたというお客様が今日もいっぱいでした。

「夏休み子どもネタ」第二弾、東京から遊びに来てくれた小学5年の男の子です。お父さんとお母さん、あと弟と妹がいたようですが、実演ベンチにすーっと座ったのはこの男の子だけでした。
簡単な挨拶のあと、しばしじーっと実演を見つめていた彼がボソっと、『結構売れる?』。そのときはほかにお客様がいませんでしたから、男の子は売上を心配してくれたようです。『うん、そこそこ売れてるよ』と応えると、『なら良かった!』。笑顔でそう言ってくれました。

『竿燈まつり見てきたの?』と訊くと、『うん、昨日見てきた』。気のイイ男の子に、竿燈まつり豆知識を教えることにしました。
「竿燈の提灯は稲穂を表していること」「昔は女性が参加できない祭りだったこと」「女性が竿燈の竿をまたぐと、折れてしまうという迷信があったこと」。
男の子はひとつひとつに目を輝かせて聞き入っていました。

しばらくしてご家族集合です。男の子へ、『竿燈まつりの豆知識、お父さんとお母さんに教えてあげたら?』と言うと、何かを企んでいるかのようにニヤっと笑いましたね。子ども時代の悪戯っぽい笑顔、いつの頃からか忘れてしまっています。

44歳にもなって子どもっぽい悪戯なんかしたら、娘たちになにを言われるか分かりませんからねぇ。
おっと、二女から『晩ご飯だゾー』の声が掛かりました。フツーに食べましょ!

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私は「待つ」に決めました。

2007年08月05日 | 実演日記

<生地詳細・素材感>

今日の草履は、一般綿生地シリーズMサイズ22cm〔3000円〕
紺基調に東海道五十三次が描かれた綿生地をベースに、緒は同系の紺にしました。巻かれても日本画の雰囲気は残ってますね。涼しげな配色と思います。

台風一過で夏空が‥と思いきや、今日も一日雨模様で終りました。梅雨明けが発表されてすぐに台風5号、そして今日のような天気ですから、「梅雨明け宣言」そのものがあまり意味がないんでしょう。

秋田市の竿灯祭りが明日一日となりました。西宮家へお越しの方も、そのほとんどが竿灯祭りを目指して来てますね。午後3時も過ぎるとみんな秋田市へ向かいますから、角館はいつもより静かに感じます。

先日相模原市からお越しのおばさまが、草履台をご注文になりました。延べ74人目です。
草履台が届いたと同時に、『やっぱり草履も欲しいと思って‥』とのお電話をいただきました。
こちらのおばさまは「布草履」の作り手で、某有名百貨店の「手作りフェア」のようなイベントに、かねてから出店しているんだそうです。おそらく首都圏では「布草履」の競争相手も多いでしょうから、イ草を使った草履で「差別化」を図ろうということでしょう。
イイと思いますね、これだけ上履き草履が盛んな世の中ですから、首都圏ほどいろんな草履があるべきでしょう。

西宮家の程近くに、樺細工の老舗問屋があります。私のサラリーマン時代はもちろん、独立してからも若干の取引があった会社です。
先日こちらの営業マンに、『今度物産展がある時、一緒に草履実演もやってけねんシか?』と打診されました。これまでのブログでも触れていますが、草履実演の打診ははじめてでありません。

相手によって回答を変えるのは失礼ですから、老舗問屋さんにお応えした回答でしばらく通そうと思ってます。私は、「角館へお越しになる方々を待つ」姿勢に徹することを決めました。
これからも県外で「布巻草履」に挑戦する方が増えるでしょう。その方々の草履が売物に達したら、それぞれその土地で草履実演に取り組めばイイと思います。そしてまたそこから“門下生”が増えたら、これは面白いことになりそうですよね。

東京の“仕入れ部長”は横浜市にお住まいをお持ちなんですが、最近草履作りを教えることに取り組んでいます。私は角館で“門下生”を増やしましょ!

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嵐の前の静けさ。

2007年08月02日 | 実演日記

<生地詳細・素材感>

今日の草履は、一般綿生地シリーズMサイズ23cm〔3000円〕
クリーム地に招き猫プリントをベースに、エンジの斑点プリントを合せた配色Ⅱパターンです。斑点プリントはほんの僅かしかなく、何に使おうか考えていたのですが、招き猫を見て思いつきました。タイトルは「招きネコのお散歩」、斑点が足跡に見えませんか。

暑いです。久しぶりに暑いです。おそらく今季サイコーの暑さと思います。と言うのは、この夏はじめて腕にザラザラ感が出ました。そう、「塩」ですね。
どんだけ気温があるのか実演席の温度計を見てみましたら、なんと24℃。壊れているのかも知れません。

今日の西宮家は、フツーの平日くらいのお客様でした。でも明日からは違います。秋田竿灯祭りを迎えて、お昼のご予約も三桁だそうです。きっとすごい来客数になるでしょう。
今日はまさに「嵐の前の静けさ」、なんてことを言ってたら本当の台風が来るんですね。

出来るだけ静かに去って欲しいものです。祭りに雨はもう要りません。

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お宝は足裏から。

2007年08月01日 | 実演日記

<生地詳細・素材感>

今日の草履は、一般綿生地シリーズMサイズ24cm〔3000円〕
黒地に招き猫のプリントが可愛い綿生地をベースに、緒はエンジです。久しぶりのタイトルは、「招きネコふんじゃった!」。
招き猫を踏むなんて縁起が悪いとお考えの方がいるかも知れませんが、ご存知足裏は「ツボ」の宝庫です。「壷」にいっぱいのお宝を入れちゃいましょ!

「今日の草履」のお陰か、西宮家から帰宅すると通販のご注文が5足入ってました。もちろん「今日の草履」も即日売れています。明日は調子に乗って、色違いを使った招き猫編パートⅡをお届けします。

ただし、喜んでばかりもいられません。東北の夏祭りがはじまるのに、今の在庫は寂しい限りです。そろそろ残業体制を考えないと‥。

「ちっちゃな夏祭り」のスナップ写真を、本日から8月7日まで祭り会場の立町ポケットパークに掲示しています。欲しい写真がありましたら販売もします。
手前味噌ですが、浴衣を着て「秋田おばこ」を踊っているのが、わが家の長女と三女です。無理やり登場させられた彼女たち、『ギャラ、高いからねっ』と言われた通り、私の財布から臨時支出が発生しました。
やっぱり残業ですね‥。

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