<生地詳細・素材感>
今日の草履は、一般綿生地シリーズMサイズ23cm〔3000円〕
青基調におかめ・ひょっとこ柄が面白い綿生地をベースに、緒は同系の青にしてみました。涼しさにユーモラスが加わった感じです。「おかめ・ひょっとこ」というのも、なんとなく故郷を感じさせますね。
角館に真夏がやって来ました。新調した温度計が差した最高気温、33℃。どうやら今度のは間違いないようです。外気温とおそらく2~3℃は違うと思いますから、今日は猛暑日かもしれません。
秋田市からお越しのお母さんとおばあちゃん、『ホームページを見だら、今日実演があるよんたっけがら‥』。おばあちゃんが軽い脳出血で倒れられてから、健康を考え「布草履」をご愛用なんだそうです。これまでの布草履と私の草履を比較して、『ん~、違うなぁ』。お知り合いへのプレゼントを含めて、3足お買い上げくださいました。
全体からすれば非常に稀なんですが、角館訪問の目的が①草履購入②角館散策というお客様がいます。どちらが一番でも大きな問題ではないのですが、『草履が欲しくて出かけて来たの!』と言われるとやっぱり目尻は下がりますね。
今日あたりから、帰省のお客様が増えています。布巻草履発売当時からのお得意様、東京の「あほだんさん」がお越しくださいました。GWに引き続き今年二度目の帰省ですね。
このたびも奥様ご同伴、そして以前韓国の女の子にプレゼントとしてオーダーを頂戴したことがありましたが、こちらの女性とお母さんも韓国からお出ででした。
韓国の母娘さんはどちらも日本語がペラペラで、お母さんの言葉が嬉しかったですね、『東京で買っちゃダメなのよ、やっぱりここへ来ないと!』。お知り合いへのプレゼントをお買い上げくださいました。
こちらも東京からお越しの三人ご家族、お父さんとお母さん、そして息子さんは十代後半でしょうか。お父さんが秋田のご出身で、このたぴも帰省を兼ねた旅行です。
お母さんが草履に関心が高く、実演ベンチでしばらくおしゃべりしていました。お父さんと息子さんはまったく無関心で、少し離れたベンチでそれぞれケータイいじりに没頭しています。私の草履はこの際どうでもイイんですが、せっかくの帰省旅行、西宮家の散策くらいはして欲しかったですねぇ。
おそらく帰省客のご訪問ラッシュは、14日~17日でしょう。ひとつだけ願いを申し上げるならば、「角館でしか体感できないもの」を存分に愉しんでいただきたいものです。