
今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き〔四阡円〕
赤基調の南国プリントをベースに、合わせは金です。
寒い日が続くこのごろ、せめて草履だけでも暖かく感じたいものです。南国プリントに金を合わせたら、沖縄のイメージになることを編んでみて分かりました。当地は厳寒の1月、沖縄県はどんな感じなんでしょう。
そんなことを思ってたら、沖縄県から団体さんがお越しです。ひとりの男性に『寒いでしょう?』とお訊ねすると、『はははっ、そりゃあ寒いですよっ』。あまりに当たり前のことを訊かれると、人はまず笑ってしまいますね。
今日はじめて知ったのですが、先日お休みしたときに沖縄からの団体さん第一号がお越しだったそうです。これから何便かお見えになるようですから、またいろいろお話してみたいと思っています。
いやぁ、ほんとに寒いです。真冬日が何日も続くとさすがにキツいですね。13日・14日とお休みをいただいたものの、その多くを雪よせに取られました。休みだからこそやれた雪よせとはいえ、なんの休みなんだかよく分かりません。
こんな寒さと大雪の中でも、県外からのお客様は必ずいらっしゃるものです。先日からJRの乗り放題期間に入ったのも、そんな一助になっているのでしょう。
富山市からお越しのおばさまひとり旅。仙台に暮らす娘さんを訪ねる前に、一度行きたかった角館まで足を延ばしたとおっしゃいます。今日の日本海側もこれまで通りの雪で、列車もだいぶ遅れたようです。それでも楽しみにしていた角館へ着き、最初の訪問が西宮家。『これもきっとなにかの縁だわぁ』と、ご夫婦分の草履をお買い上げくださいました。
全国ニュースに伝えられる寒波に、今年は富山県や新潟県の映像が多数出てきます。新潟県には国内有数の豪雪地帯がありますが、富山県でこの手のニュースは珍しいと思いました。おばさまへ今年の雪を訊いてみると、『もぅたいへんなんですぅ。毎日毎日重い雪が降って、一度は車が家から出られなくなっちゃって。こういう冬はちょっと記憶にないですねぇ』。
間もなく大寒を迎える今くらいが、一年で最も寒いと云われます。実際ここ数日の角館は、まさにそんな気温が続いていました。それも明日でひとまず落ち着き、18日からは最高気温が5℃とか6℃の予報です。
いわゆる冬はあと一ヶ月あまり、雪はまだ降るでしょうが確実に春へと近づいて来ました。大雪や寒さに苦労しているのは当地の人間ばかりじゃないと思えば、また少しは元気になれる気がしますね。
西宮家の雪景色を掲示板へアップしました。