トルコのトピックス

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「クルド問題は国会で解決されるべき」CHPインジェ候補

2018年06月12日 | 国内
6月14日 トルコのクルド問題はトルコ国会で解決されるべきだと、最大野党・共和人民党(CHP)の大統領候補ムハッレム・インジェ氏が、6月11日、言いました。

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インジェ氏は南東部ディヤルバクルの集会で、大統領になったら、兄弟同士の戦いは終わらせると誓いました。「私は皆さんをだますために来たのではありません。トルコは深刻な問題を抱えています」とインジェ氏は警告し、経済収支の巨額の赤字と若者の失業を、大きな懸念として挙げました。

「これらの問題を解決するために、私は3つのB ー baris(平和)、buyume(経済成長)、bolusumde adalet(収益の公平な配分)- を提供します」と彼は言い、その後、クルド問題を研究し、解決すると誓いました。

「クルド人は尊重して欲しいと思っている。トルコ人は彼らに懸念を抱いている。われわれはトルコ人の懸念を和らげ、クルド人を尊重します。ウソと秘密集会をなくします。問題解決の場はトルコ国会です」とインジェ氏は言いました。


「高速列車がトルコとヨーロッパを結ぶ」ユルドゥルム首相

6月12日、ビナリ・ユルドゥルム首相が、トルコは欧州横断輸送路の一部となる新しい高速列車プロジェクトに着手すると語りました。

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ブルガリアのボリソフ首相(左)とトルコのユルドゥルム首相


ユルドゥルム首相はイズミルで行なわれた、ブルガリアのボイコ・ボリソフ首相との共同記者会見で、「わが国は2,3か月内に、新しい高速列車プロジェクトに着手する。この列車は欧州横断輸送路のトルコの部分になる」と言いました。首相は、新しい路線の長さは233キロで、イスタンブルからエディルネまで走ると言いました。

この路線はヨーロッパ、バルカン、アナトリア、中東、極東を結ぶ歴史的シルクロードとして人気を呼ぶだろうと、ユルドゥルム首相は付言しました。「この路線はまた、トルコとブルガリアを通ってヨーロッパへ向かう輸送路にもなる」

トルコの運輸・海事・通信省によると、ハルカルーカプクレ鉄道プロジェクトは、「鉄のシルクロード」ルートのトルコ部分とヨーロッパを結ぶものになります。高速列車は時速200キロで運行されます。


アゼルバイジャンの天然ガスを運ぶパイプライン・プロジェクト開始

6月12日、エルドアン大統領とアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領が、「アナトリア横断天然ガス・パイプライン(TANAP)プロジェクト」の着工式を行いました。

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アゼルバイジャンのアリエフ大統領(前列左から2人目)とトルコのエルドアン大統領(3人目)が、プロジェクトの着工式を主宰しました。


セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領、ウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領、トルコ・キプロスのムスタファ・アクンジュ大統領がプロジェクトの着工式に参列しました。このプロジェクトはヨーロッパのエネルギー確保に重要な役割を果たすでしょう。着工式には、関係諸国の元首、閣僚、エネルギー会社の幹部、高級官僚らも出席しました。

「このプロジェクトはトルコとアゼルバイジャンの緊密な友好の産物です。パイプランの通過諸国も重要な役割を果たしました。このプロジェクトによって、アゼルバイジャンのガスが、初めてヨーロッパに送られます」とエルドアン大統領は言い、過去にも、トルコとアゼルバイジャンとジョージアの緊密な協力によって、「バクー=トリビシ=ジェイハン石油パイプライン」ができたと付言しました。

TANAPはエネルギーの確保のためだけでなく、パイプラインが通る国々の繁栄にとっても重要だと、エルドアン大統領は言いました。大統領はまた、このプロジェクトは中東の平和と安定に大きく貢献するだろうと付言し、プロジェクトを支援したアメリカとEUに謝意を述べました。

「われわれはこのプロジェクトによって、エネルギーの中心になるのに一歩近づいた」と、エルドアン大統領は言いました。1850キロにおよぶTANAPプロジェクトは、アゼルバイジャンのカスピ海のシャー・デニス-2ガス田と、カスピ海南部のガス田で産する天然ガスを、トルコを通ってヨーロッパへ送ることを目的にしています。


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トルコ軍はカンディルのPKKに作戦を開始した

2018年06月12日 | 国際
6月13日 「わが国は北イラクのクルド労働者党(PKK)を壊滅するために、軍事作戦を開始した。目標はカンディル山とシンジャル県の彼らの本部だ」と、エルドアン大統領が言いました。

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「北イラクのカンディルとシンジャルについて、私が言ったことを想い出して欲しい。わが軍は作戦を開始した。14か所の重要な目標を、わが軍の戦闘機20機が攻撃した」と、エルドアン大統領は、ニーデ県での選挙演説で言いました。「わが軍の戦闘機はPKKを攻撃して基地に戻ってきた。しかし、まだ終わってはいない。わが軍の目標はテロの最大の泥沼をさらうことにある。カンディルはもはや脅威でもテロの温床でもなくなる」

エルドアン大統領は北シリアのアフリンとアルバブの対YPG(クルド人民防衛隊)軍事作戦にも言及し、国内でドローンを生産できるようになった防衛産業の進展を賞賛しました。[わが国はもうアメリカやイスラエルからドローンを買わない。国産のドローンが確認した目標を、わが軍のF-16機が攻撃している。われわれはテロをわが国の課題から除外できるだろう」と大統領は言いました。


「シリア人たちは帰国を望んでいる」トルコ法相

アブデュルハミト・ギュル法相は、6月11日、「トルコ軍が対テロ作戦によって、北シリアの安全を確保したので、トルコにいるシリア難民たちは帰国を望んでいる」と、アナドル通信のインタビューで言いました。「北シリアはトルコ軍の“ユーフラテスの盾作戦”と“オリーブの枝作戦”によって安全になったので、わが国の客人たちは故国に帰ることを望んでいる」

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「トルコは近隣諸国のために大きな犠牲を払った。彼らはトルコに感謝し、帰国を望んでいる」と法相は言いました。トルコ移民局のある職員によると、約3万9000人のシリア人が、故郷 ー とくにトルコ軍の作戦で安全になったアザス、アフリン、ジャラブルス、アルバブに帰ったそうです。

同職員によると、7万6000人のシリア人がラマザン明けの休暇をシリアで過ごすために、トルコ当局に申請を出しました。世界中のムスリムたちは、まもなくラマザン明けの3日間の祭を祝います。シリア人たちは、6月26日から7月6日の間にトルコに戻ってきます。

シリア難民の最大の受け入れ国であるトルコは、300万人以上の難民を世話し保護していることで、国際社会の賞賛を得ています。トルコは難民たちに、住居、食物、教育支援などのほか、精神的・社会的支援も提供しています。


トルコ経済は今年の最初の四半期、7.4%成長した

トルコ経済は、今年の最初の四半期、昨年同期に比して7.4%成長したと、6月11日、公式データが発表されました。これは7%という予想以上です。

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トルコ統計局(TUIK)のデータによると、3か月のGDP(国内総生産)は、現行価格で7927億リラまで上昇しました。付加価値サービスは10%、製造業は8.8%まで上昇し、建設分野は6.9%の上昇が見られました。農業分野は、1月から3月、昨年同期に比して、4.6%上昇しました。

経済学者たちの計算によると、第1四半期のGDPの成長に最も貢献したのは6.7ポイントの民間消費で、次が2.3ポイントの投資、0.5ポイントの公的消費です。政府は第1四半期のGDPの成長を賞賛しました。トルコは世界で最も成長の速い国のひとつだと、6月11日、エルドアン大統領は言いました。


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