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パリの国際防衛フェアにトルコの50余社が参加

2018年06月11日 | 国際
6月12日 パリで開かれている国際陸空「防衛・安全保障展示会」に、トルコの59社が参加していると、アナドル通信が報じました。

 Hurriyet

6月11日~15日に開催されている「ユーロサトリ2018」は、100か国から5万5000人が訪れると予想されます。トルコの防衛部門は防衛産業局(SSM)とトルコ防衛産業輸出業連合(SSI)が統括して、フェアに出品しています。

装甲車、武器、電子ミサイル・システム、シミュレーター(模擬訓練装置)、軍用布製品と機器、兵站製品など、さまざまな国産品が展示されています。代表者たちは他の契約者や代表者、とくにフランスの代表者たちと、ミーティングを行なっています。

トルコ政府がS-400ミサイル・システムをロシアに発注したことで論議を呼んでいる最中のフェアです。この発注はNATO同盟国であるアメリカとの論争のタネになりました。トルコはアメリカからも、F-35統合打撃ジェット戦闘機を買っています。


“書店の日”愛書家たちがカドキョイに集まった

カドキョイ区とベイオール書店協会が共同で開催した“第1回カドキョイ書店の日”が、イスタンブルのアジア側のカドキョイでオープンしました。

 Hurriyet

サナトチュラル(アーティスト)通りとして知られるアリ・スアヴィ通りで開かれたこのイベントには、希少本、雑誌、レコード、古文書、地図、オスマン時代の書籍や雑誌、初版本、その他の古書類が並びました。ベイオール書店協会の会長で、エルメス書店の店主でもあるユミト・ナルさんは、イズミルとアンカラとイスタンブルの42の古書店が、このイベントに参加したと言いました。

「夏は本の売れ行きが落ちてきますから、私たちはそれを防ぐために、このイベントを企画しました。出版社も同じ気持ちだと思います。このようなイベントは、私たちにとって一種の息抜きです」とナルさんは付け加えました。

「私は10年間、本を売ってきました。私自身も読書好きです。よい書店主はよい読者であるべきだと私は考えています。うちの店の顧客のほとんどは学卒者と博士課程の学生です。非常に貴重な本は古書店で見つかります。最近、私は200年昔のプラトンの“対話集”のコピーの一部を見つけました。ドイツで、ギリシャ語で印刷されたもので、脚注はラテン語です。美しい本で、私が持っている最も貴重な、最も古い本です」と、ナルさんは語りました。


あの“塩ふりシェフ”が故郷エルズルムの村にモスクを建てた

焼肉チェーン「ヌスル・エト」の共同経営者で、塩ふりシェフとして知られるヌスレト・ギョクチェさんが、故郷の村にモスクを建て、開館式を行ないました。(肉を切り塩をふる技がソシアルメディアで世界的に有名になった“塩ふりシェフ”のことは、この頁で何度も書いています)

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ギョクチェさんは、故郷のエルズルム県パシャル村にモスクを建てました。4000平方キロの敷地内には、モスクのほか、図書館やイマーム(説教師)の家や葬儀場などもあり、総工費は450万リラと報じられています。

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「今日はとても幸せです。私の村に、このモスクをプレゼントできて、とても嬉しい。このモスクには両親の名をつけて、2人の名を永く残したいと思います」と、ギョクチェさんは言いました。エルズルムにも「ヌスル・エト」の支店を出さないのかという記者の質問に、「ヌスル・エト・レストランは出さないが、オルトゥ・ジャー・ケバブの店を出すかも」と彼は答えました。ジャー・ケバブは串焼きケバブの一種です。

Hurriyet

2017年初め、ギョクチェさんはソシアルメディア現象になり、あっというまにインスタグラムのフォロワーは1000万人に達しました。モスクの開館式後、ギョクチェさんは、故郷の村の近くの山にロバに乗って登りました。


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