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起訴状がイスタンブルのISIL-Kのネットワークを明らかにした

2024年04月17日 | 国際
4月17日 最近、受領された起訴状が、イスタンブルのISIL-ホラサンによる一連のテロ活動を明らかにしました。彼らの活動計画には、国会議事堂や、市内の軍の宿舎の攻撃から、メンバーを募集するネットワークまで含まれていました。

 Hurriyet

イスタンブル検察は、バシャクシェヒルのテロリスト組織「ISIL-ホラサン(ISIL-K)」のメンバー訓練センターを運営していたとして、12人の容疑者(うち6人は逮捕された)の取り調べを始めました。

イラン、テュルクメニスタン、アフガニスタンの一部を含む地方の昔の呼称から名づけられたISIL-Kは、2014年後期にアフガニスタンに出現し、極端な残虐性でたちまち評判になりました。

ウズベク、キルギス、コーカサス出身の者たちが、バシャクシェヒルに不法の宗教センターを設立し、シリアとアフガニスタンのテロリスト組織と緊密な連絡を取っていたことを、起訴状が明らかにしました。

起訴状によると、訓練センターの教師の多くはアラブ国籍で、宗教教育を装って、学生たちにISILのプロパガンダを教え込んでいました。組織のリーダーたちは、洗脳された者たちをISIL-Kに参加させるために、トルコ経由でアフガニスタンに送る計画でした。

起訴状によると、センターの寄宿舎にはウズベキスタン、タジキスタン、コーカサス、イラク、エジプト出身のメンバーが住み、16~17歳の約70人の子供たちが寄宿教育を与えられていました。子供たちの何人かは、シリアでテロリスト組織のメンバーとして活動中に殺害されています。

ISILのテロリスト・メンバー9人は、2023年6月下旬、イスタンブルで会合を開き、国会や、軍の宿舎、イスタンブルの警察署などの攻撃について話し合っていました。

検察はテロリスト組織のメンバーであったことに7年半から15年、武器の無免許所有に対して半年から4年半を求刑しました。容疑者らは5月に、2回目の審問のため出廷します。


トルコ当局は気温の上昇に備えて対策をとっている

全国的に気温が例年を上まわり、30度を超える地方も出るだろうと予想されるため、当局は暑い季節に備えて対策をとっていると、メフメト・オズハセキ環境・都市化・気象変動相が発表しました。

 Hurriyet

オズハセキ環境相は、高齢者や持病のある人々はとくに注意するよう市民を促し、まもなくやってくる今夏の熱波を考慮して、トルコ国立気象庁のガイダンスに留意するよう勧告しました。

「気象庁の天気予報によれば、気温の上昇は全国的と予想されます。気温は例年より4度から10度高くなると予想され、地方によって30度を超えると思われます」と環境相はソシアルメディアで発表しました。

4月の気温は、南部アダナ県では記録的に上がり、39度に達しました。オズハセキ環境相は、健康を脅かす、焼けつくような暑さのほか、暑さによる森林火災を防ぐために、全市民が注意深く行動するよう警告しました。

トルコは毎年の夏の森林火災に備えて包括的な対策をとっています。EUの「コペルニクス地球観察計画」が昨年発表した地図によると、トルコの地中海地方と南エーゲ海地方は「きわめてリスクの高い地方」と認定されました。これら危険な地方では、消防隊が常に油断なく備え、出火に迅速に対応しています。

気温の上昇は水位の低下のサインでもあります。トルコの穀倉地帯として知られるトラキア地方では、地下水の水位が85%まで下がりました。イスタンブルでは、昨年、例年を超える気温がダムの水位を下げる原因になりました。


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