夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

続★『THE SCARLET PINPERNEL』は楽しい(^-^)v *

2010-07-06 11:53:07 | 宝塚観劇つれづれ
月組のみなさま、『THE SCARLET PINPERNEL』の千秋楽、おめでとうございました。

豪華な舞台での、まさに冒険活劇、楽しかったです

さて、7月の初めにも『THE SCARLET PINPERNEL』を観劇してきました

しかも、マチネ、ソワレと2回連続で観ることが出来たので、舞台のいろいろな部分を観たり、感じたり出来てよかったです

マチネは瞳子さんがご観劇
当然、パーシーの仮面舞踏会ネタは、瞳子さんのファッションで
遠目にお見かけしましたが、夏らしいパンツスタイルで、きりりと綺麗なおねえさん、という感じだったと思います。
プリンス・オブ・ウェールズとも、「今日はパーシーがもうひとり来ているんですよ」「パーシーは双子だったの」みたいなやり取りをしていました。

そのかちゃん@プリンス・オブ・ウェールズはとても出番が少ないのです。(他の場面でアルバイトもしていないようだし…)
だからでしょうか?
そのかちゃんは、フィナーレでは“水を得た魚”という感じで、すごくいきいきとした笑顔で踊っていました。
歌中心の一本ものミュージカルだと、生徒さんに役をつけるのは難しいですよね…


さて、通算3回観て、瞳子さんときりやんのパーシーの役の作り方というか、パーシーから受け取るものの違いが、わりとはっきり見えてきました。
(比較してしまいますが、どちらがいい、とか、そういうことではありませんそれと、あくまでも私見です)


ギロチンにかけられそうになっている貴族のフランス脱出をたまたま手伝ったら上手くいって、ゲーム感覚で“スカーレット・ピンパーネル”の活動を始め、次第にのめり込んでいったパーシー@瞳子さん。
それまでのパーシーは、まさに“お洒落とスポーツにしか興味がない遊び人の貴族”だったのだろうな…と思わせます。
デュハースト@しぃちゃんや、フォークス@すずみんは、パーシーの作戦参謀のような立場。


無実なのにギロチンにかけられるフランスの貴族を救わねば!という正義感から積極的に行動を起こし、“スカーレット・ピンパーネル”を名乗るパーシー@きりやん。
遊び人の貴族風に見えて、政治や世界情勢に詳しく、プリンス・オブ・ウェールズ@そのかちゃんが王位についた暁には、政治の中枢に関わりたいという希望も持っています。
作戦の立案はすべて自分で行い、デュハースト@もりえちゃんや、フォークス@マギーくんは信頼出来る副官という立場。


ふたりのパーシーからは、このような印象を受けました。

だから、マルグリットが自分を裏切って陰でショーブランと繋がっているのを知ってからは、

「女性をみる眼が自分にはなかったのか…情けない…」となり、マルグリットと仮面夫婦を演じるのも致し方ない、とある程度は割り切ってしまうパーシー。

「愛し合った仲なのに、どうしてマルグリットは自分を裏切るのか」と怒りが収まらず、何かの間違いであって欲しい、と切望するパーシー。

こんな風に感じました。

でも、ふたりとも恋に対して不器用なのはいっしょで、最初は本当に真っ直ぐにマルグリットを愛したと思うのですね


また、ショーブランとの関わり方についても、星組版では、パーシーとショーブランは、真逆な性格をもっているように感じ、月組版では、ふたりは似たような性格、と感じました。
(但し、みりおくんのショーブランしか観ていないので、まさおくんだとまた違った印象を受けるのかもしれません)


で、これらはあくまでも、パーシーを中心にして感じた事なので、マルグリットやショーブランを中心に据えて舞台を観たら、また、違った印象になったり、新しく気づく事があるのかな~?とも思います。


月組版を観たことで、『THE SCARLET PINPERNEL』の作品力の大きさを改めて感じ、初演の星組の劇場の空気感を思い出したりして、楽しくも得難い体験ができました


『THE SCARLET PINPERNEL』もいずれ東宝ミュージカルになるのでしょうが、役者が揃った時に、宝塚でも是非、再演してほしいです。


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