夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

宙組博多座LIVE中継『黒い瞳』

2019-02-26 16:26:32 | ライブビューイング・配信




「そろそろ花粉飛ばしますけど、いいですか?」と快晴☀️のなか杉の木が宣言している2月24日。
宙組の博多座公演のライブビューイングに行きました。

ご贔屓さんたちは退団してしまったとはいえ、やはり行く末が気になる宙組です。
しかも愛月ひかるさんがまさかの専科異動で👀‼️宙組生としては最後の公演です。
1年前に『不滅の棘』で主演している愛ちゃんを観ているだけに・・・今回の異動はちょっと受け入れがたい気持ちがあるのですが、覆せないことを嘆いても仕方がありません。
「愛ちゃん、ずっと応援するよ❗️✌️」の気持ちを込めて、いざ❗️ライブビューイングです☺️


★『黒い瞳』

初演の月組、雪組の全国ツアーとも、映像でも観たことはありません😢
ただし、なんとなくストーリーは知っています。初演の紫吹淳さんの休演の代役は、新公で紫吹さんの役だった大空祐飛さんだったというエピソードもありましたね。


博多座メンバーは適材適所で、みなさんはまり役だったと思います。

ゆりかさん(真風)のニコライ。
最初は僻地に赴任するのを嫌がっていた貴族のぼんぼんという雰囲気がありありでした。
それが様々な出会いや事件によって成長していくニコライの成長物語でもありました。
軍服も似合うし、緩急つけた立居振舞もきれいだし、歌もばっちり😃✌️

まどかちゃん(星風)はマーシャ。
表向きは大尉の娘ですが出自はコサックの拾われた娘。
まどかちゃんが等身大で演じられる役です。
ニコライとマーシャが恋に落ちていく様子は瑞々しく、エカテリーナ二世に必死に懇願する様子はいじらしいのだけれど利発そう。
華やかな髪飾りをつけられない分、なかなか髪型(鬘)に凝っていたと思います。

愛ちゃんはプガチョフ。
実在の人物です。
反乱の首謀者として処刑されたのが1775年ということは、同時代のフランスではルイ16世が即位してまもなくの頃ですね。
プガチョフがニコライから毛皮の外套をもらい、「おまえの気持ちが嬉しい」「必ず恩は返す」と言っているあたりから、プガチョフの度量の大きさになんだかぐっときました。
この時のニコライは貧しいコサックに礼というより施しをしたくらいの気持ちなのですよね。
それが、ふたりして馬車(馬橇?)でマーシャを助け出しに砦に向かう頃には、ニコライはロシアの情勢を見据えてプガチョフに意見できるようになっているし、プガチョフのほうも引くに引けない状態になっていることを話し・・・
この場面は『黒い瞳』の名場面ですよね☺️さすがに私もこの場面の映像?写真?は見たことがありました。
お互いを「先生」「大将」と呼び合っているのもいいですね。
愛ちゃんの歌、上手くなっていますよね。
“性格俳優”と言ってしまうと、まだ頂点✨の可能性がある愛ちゃんには失礼ですが、こうした役は愛ちゃんはすごく上手い✌️
「ルキーニ役者はトップになる❗️」というジンクスが当たってほしいなあ。

機を見るにすばやく保身に長けたシヴァーブリンは桜木みなとくん。
目付きが怖かったです。
うーん、童顔なのがこの役に関しては惜しいかな?😵

エカテリーナ二世は純矢ちとせさん。
上級生らしく貫禄があって、自然に高位の人物を演じていました。
回りのご婦人方を含めて、ドレスがすてき。
『白夜の誓い』でもせいこさんはエカテリーナでしたが、たぶん同一人物ですね😉

ニコライの世話焼きのじいやが寿つかささんで、騒々しいけれどコミカル。

マーシャの父のミロノフ大尉が松風輝さんで、母が美風舞良さんで、ふたりとも自然に両親役がはまっています。。
この両親ならばマーシャはのびのび育ったなあ、という感じ。
まっぷーは後の場面でロシア軍の将軍もやっていました。

ミロノフ大尉の副官の中尉が星吹彩翔くん。
隻眼で黒い眼帯をしてます。
もんちも上級生になったなあ。

軍を裏切りコサック側につくマクシームイチが蒼羽りくくん。
精悍でした。
それなりに見せ場がある役で良かったです。

トリオの3人(和希そら、秋音光、優希しおんくんたち)が進行役となって説明してくれるので、わかりやすい話の運びだったと思います。


主題歌とは別にロシア民謡の「♪黒い瞳」が効果的に使われています。
たぶん、マーシャの瞳が美しい黒い瞳、という設定なのでしょうね。


3分割されている宙組の、誰がどのチームかあまり良く分かっていなかったのですが・・・
この人数でもレベルの高い舞台だと思いました。



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嬉しい春の贈り物

2019-02-21 00:06:47 | 日々のつれづれ
雨水も過ぎ、ようやく天気予報に雪⛄️マークではなく、雨☔️マークが登場するようになりました。
陽も長くなり、春が近づいているのがはっきりと感じられるようになりました。
昨日は千葉産の春キャベツと佐賀産のアスパラガスを買いました。

そして今日は嬉しい春の使者がやって来ました。

どうもありがとうございます❗️



真っ赤な大きないちご🍓が届きました✨🎁✨
房総産です。
ふたを開けた瞬間に、いちご🍓の香り。
デパ地下で見かけることはあるけれど、絶対に手は出せない大きないちご🍓(Sサイズの卵くらいだと思ってください。)
果肉もちゃんと赤いのが、ワタシ好み☺️

M様、いつもありがとうございます🌸💕
美味しく楽しくいただいています🎵



木瓜(ぼけ)の花の蕾。まだまだ固いです。いつ咲くのでしょうか。
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『ファントム』東京千秋楽LIVE中継

2019-02-11 23:53:09 | ライブビューイング・配信

東京公演千秋楽のLIVE中継を見てきました。
2月10日15時30分~公演です。

すごく良かったです😆

目👀が足りなくて見逃していたところが映るので、新しい発見が多かったです。

ビストロでのカルロッタの歌を聴くキャリエールのうんざり⤵️した表情とか、オペラ座のボックス席からクリスティーヌを見守るシャンドン伯爵の表情とか・・・
時々、オペラ座の団員たちを一瞬だけですが、アップにしてくれるのですが、あすくんやかりくんやひとこさんとか、ああ、こんな表情をしていたのね、とか・・・
ルドゥ警部のまなはるくんは、わりと映ってました😊まなはるくんの芝居、けっこう熱くて好きなんですよね☺️

咲ちゃんのキャリエールは、以前の記事で、ビジュアルはどうしてもエリックの父親にはみえないのが宝塚の限界、と書きましたが・・・いやいやどうして、ちゃんとパパでした。背中もちょっと丸めて、歩き方も颯爽としているわけではなく、シニアそのもの。以前のダントンといい、今回のキャリエールといい、咲ちゃんは役をすごく魅力的にみせてくれるようになりましたね✨

これも以前の記事で書いたことですが・・・誰が演じても、エリックの素顔を見たクリスティーヌが逃げていくのは許せない、と。
でも、あのエリックの素顔は宝塚的メイクの限界なのであって、父親のキャリエールでさえ眼を背けたのだから、実際はもっともっと醜いに違いなく、なんなら、あの美しい髪の毛は鬘なのかもしれない・・・そういう想像力が著しく欠けていたなぁと、反省というか、自分が情けなくなったのでした。
それならば、クリスティーヌが逃げてしまうのも、エリックが「オペラ座の地下以外では生きていけない」と言うのも納得できますよね。

シャンドン伯爵が翔くん、ショレがあーさだったのですが、あーさが良かった☺️
カルロッタのご機嫌を取りつつも、オペラ座の新支配人として責務をはたさねば、という姿勢が見えました。
翔くんは・・・フィナーレの銀橋渡りの歌が残念なんですよね😢音域が合わないのかな?

フィナーレといえば、専科に異動される梨花組長と、今回で退団の陽向春輝くんのふたりでの銀橋渡り。
たわしくんは素敵なお餞別場面をもらえて良かったね🎉

退団者は少なく2名だけ。
優美せりなさんは、まだ階段を降りられない研4での退団ですが、歌が上手い娘役さんだったそうです。
研6の陽向春輝くんは、新人公演で今回はショレ役で、毎回それなりに良い役だったので、有望な男役だったのでしょう。
ふたりともまだ若いのにもったいない😧と思いますが・・・本人たちが選んだ道だから、これからどうぞお幸せに🎊
たわしくんは、退団者からひと言、とだいもんからいわれて「2月10日は ふうと の日😄」と言っていました。
そうか💡
だいもんにとっても、この千秋楽は記念すべき日でしたのね😉


だいもんときぃちゃんの歌うまコンビが演じたことで『ファントム』のハードルが上がりましたね⤴️
初演宙組のエリックとキャリエールの銀橋の場面がとても感動的だったので(私は映像でしか見ていませんが😢)、劇団もそこをきちんと見せてくれるキャスティングはしてきたと思うのだけれど・・・肝心のクリスティーヌの歌唱力には目をつぶってきたというか、お茶を濁してきた気がします。
でも、宝塚=お嬢さまたちの学芸会の時代ではないのだから、特に海外ミュージカルの場合は、まあ何とかなるでしょ😅ではなく、本当に上演できる実力があるのか?を真摯に考えて上演に踏み切ってほしいと思います😌
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『ベルサイユのばら45』(続き)

2019-02-08 22:23:32 | 宝塚観劇つれづれ
遅くなりましたが💦続きです。

2月5日(火)、13時30分~公演の様子です。

まだ一幕は終わりません。
再び、小公子と小公女たちが登場して「🎵ごらんなさい、ごらんなさい、」。
この回の、オスカルとアンドレはふたりずつ。

緒月遠麻くんアランを中心にした衛兵隊たちの場面がありまして、彩輝なおさんのオスカルと麻路さきさんのアンドレで、「🎵わが祖国フランス」に続きます。
2006年の雪組で上演された子守唄が出てくる場面ですね。当時は観ていて「はあ?👀」と思ったものですが(美穂圭子さんの歌は良かったです。)、今となっては、ほろ苦く懐かしい🌹
さえこさんは相変わらずおきれいで、マリコさんは包容力があり、キタロウくんは立ち姿も声もしっかり男役のままでした。

次は、華形ひかるくんのベルナールを中心にして、パリの民衆たちのナンバーがあり、水夏希さんのオスカルと貴城けいさんのアンドレが登場します。
オスカルが平民側につく→アンドレが撃たれる→バスティーユの場面です。
みつるくんの歌が上手い😄水さんのダンスはやっぱりシャープ。かしちゃんのアンドレがビジュアルも声もすてきでした♥️
水さんとかしちゃんはオスカルもアンドレも両方演じるのですね。
2006年の星組・雪組は特別出演、役替わりの嵐でしたね😉

で、第一幕が終わりましたが・・・今宵一夜がなかったのが意外でした。
今宵一夜は、歌が「🎵愛あればこそ」になるから、他の場面で何度も歌われているので避けたのかしらね?

第二幕は、和央ようかさんのフェルゼンと星奈優里さんのアントワネットを中心に。
たかこさんの「🎵駆けろペガサスのごとく」とかアントワネットの牢獄の場面とかがありました。
たかこさんフェルゼンは久しぶりの男役だからか?メイクが変わってしまっていたけれど・・・2001年のたかこさんフェルゼンの美しさにはときめきましたね♥️
星奈さんのアントワネットは当時から凛として大人っぽくて好きでした。今回も裏切らない美しさ。

フィナーレにはいります。
この回は、みつるくんとかしちゃんがそれぞれセンターで1曲ずつ歌いまして、凰稀かなめさんの登場です。
腰までの長いブロンドの髪に真っ白なフワッとしたお衣装でした。スタイリッシュ♥️
「🎵花のいのち」を歌いました。
これは2014年宙組のかなめオスカルのための新曲です。
このナンバーはわりと好きです☺️

マリコさんとさえこさんで「小雨降る径」、水さんの「薔薇のタンゴ」、たかこさんと星奈さんで「ボレロ」と続きます。
ダンスのレベルは現役の時には及ばないかも知れませんが・・・いろいろなことを思い出して懐かしかったです。

ついにパレードまできてしまいました😢
エトワールはやはり初風諄さん。高音の伸びが素晴らしかったです。
お召しになられていたドレスもとても綺麗でした。
最後のラインナップでは、かなめさんに声がかけられて、「今日しか出ないので、とても緊張しました」と最下手で答えていました😉


今回、日程を決めるときに、一路さん、杜さん、紫苑さんまではチェックしていたのですが、その他の出演者についてはチケットが取れたあとでチェックしたので、たった一日の凰稀かなめさんの出演日に当たったのはとてもラッキー🎉でした。
他の舞台とかけもちしているようですね。

宝塚の『ベルばら』に最多出演か?!くらいに出ている壮一帆さんも他の舞台とのかけもちで一日だけの出演だし、涼風真世さんはこの日まで『レベッカ』だから、やはり一日だけの出演だし。
レジェンドの鳳蘭さんは『ラブ・ネバー・ダイ』の公演中ですし。(初日にサプライズで駆けつけられたそうですが)
そうやって、お忙しいなか、出演してくれたOGたちの場面をDVDのボーナストラックに入れてくれたらいいのにね・・・

東京は明日が千秋楽ですね。
そして梅田の公演も、みなさんがお元気で盛況となりますように💕
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『ベルサイユのばら45』

2019-02-07 00:31:02 | 宝塚観劇つれづれ

これは一度は観ておかなくてはね🎵ということで行ってまいりました、東京国際フォーラムC。

🌹『ベルサイユのばら45 ~45年の軌跡、そして未来へ~ 』🌹

  2月5日(火) 13:30~の部




まずは一路真輝さんが歌&トークで出演する日、ということで日程をしぼり込んで、この日に決めて、M様といっしょに観てきました。
もっとコンサート感が強くなるのかと予想していましたら、思った以上に名場面再現に時間がかけてあって、今までに観てきた宝塚の『ベルサイユのばら』のあれやこれやが、舞台だけではなく、そのときの劇場の匂いとか、天気とか、その頃の自分の状況とか、いろいろ思い出してしまって、とても懐かしかったです。


(ボケた写真ですみません💦⤵️)



いつものピンクの薔薇の幕にミラーボールが回り、「🎵ごらんなさい、ごらんなさい、ベルサイユのばーら」で開幕です。
小公子に小公女にバラの少女たち。小公子は麻尋しゅんさん。その後も2度出てきましたが、愛らしい小公子でした。(確か、紅子さんと同期よね?)
そのあとは、華形ひかるくんと緒月遠麻くんを中心に、OGたちのプロローグ。
専科の汝鳥伶さんがメルシー伯爵の衣装で挨拶をなさって、いよいよ昭和のレジェンドたちが歌います。

🌹初風諄さんの「🎵青きドナウの岸辺に」。衰えを知らない圧巻の声量。古稀を超されているはずなのに、素晴らしいとしか言いようがありません。
汀夏子さんの「🎵ばらベルサイユ」、榛名由梨さんの「🎵白ばらのひと」と続きます。榛名さんは現役のときよりも歌が上手くなっていらっしゃる気が・・・

ここはこの回はわりとあっさり終わって、いわゆる平成の『ベルばら』へ。1989年雪組バージョンです。

🌹一路真輝さんが「🎵愛の巡礼」。凛としてきれいです✨
杜けあきさんが「🎵心のひとオスカル」。アンドレのように後ろで髪をリボンで結んで登場。ここで事件が❗️(後述。)
紫苑ゆうさんが「🎵結ばれぬ愛」。このコーナーの衣装は自前のはずですが、白いスターブーツに変わり燕尾風のキラキラ華やかな衣装。
この3人の組み合わせが映像に残っているのです。NHK BSで放映されたのを録画して、何度も観ました・・・と、同時にこの頃から、脚本や演出に批判的になっていったワタクシ💦

3人でトーク。
紫苑さんが残り、「アンドレ、オスカルのことは頼んだぞ」とせりふを言い、それに応えて杜さんもアンドレのせりふを言いながら登場。で、ふたりの様子を伺っていた一路さんがそっと登場。
実は杜さんの歌詞が飛んで❗️作詞したのです。ブロンドの髪ひるがえし~、の次が出てこなかった😱出番を待っていたときに、袖で歌詞を唱えていたのに、出てこなかったとか。
で、杜さんが歌い終わって袖に入ったとき、一路さんがひとこと「珍しいね」。
さて、アンドレが撃たれて橋の上でこと切れる場面のオスカルのせりふ、「見えていないのか、なぜ、ついてきたー」は紫苑さんが提案してつけ加えられたせりふだそうです。稽古場で、オスカル役の一路さんに、こう言ってみたら?と進め、一路さんは、無理無理無理、と思ったそうですが、思いきって言ってみたら、OKが出たとか。紫苑さんの『ベルばら』愛は深くて、ご自身も星組でオスカルを演じることになっていたから、いろいろ考えていられたのでしょうね。
この時の雪組のアントワネットの仁科有理さんが、客席でご覧になっているという紹介もありました。(この回は紫苑さんの同期総見だそうです。)

トークのあとは、レジェンドさまたち再びご登場で、みんなで「🎵愛あればこそ」。
センターの初風さんが朗々とオブリガートを歌います。
学年順にならびますので、一路さんはいちばん下手です。


一路さんの舞台を観に行くと、最近は一路さんは出演者の中では年上グループになっているので、今回のトークコーナーでの一路さんの下級生モードがとてもほのぼのしていて、嬉しかったです☺️
「扮装しないOGの中では最下級生」が一路さんだそうで、個人的には、一路オスカルはあの30年前のあのオスカルだけで良かったなと思っています。

 (続く)


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