夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『エリザベート 2015』(6)

2015-08-29 00:08:50 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

8月25日(火) 昼の部

《役替わりキャスト》
・トート…井上芳雄
・シシィ…花總まり
・フランツ…田代万里生
・ルドルフ…京本大我
・ちびルドルフ…松井月杜
・ゾフィ…香寿たつき
・ルキーニ…山崎育三郎


2015年、最後の my『エリザベート』です。
前々楽になります。
6月11日のプレビュー公演以来、とても楽しい 夏祭り でした。
来年7月~10月までの、四都市縦断公演も決まりましたしね


帝劇に着くあたりで、芳雄くんファンの友人に「閣下に会いに来てる?」とメールしましたら、「もちろん」の返信
短い時間でしたが、話せて楽しかったです

彼女は、最近2回続けて、蘭乃シシィの観劇だったそうで幕間に、花總シシィの役作りの緻密さや安心して聴ける歌について、喜んで話してくれました
うん、うん、と頷くワタクシ
私だけに」は、プチショーストップ状態だったのですよ~
芳雄閣下の「最後のダンス」もショーストップしてました
芳雄くんの歌は、迫力が増しましたよね
芳雄閣下のファンの彼女の願いは、CDのボーナストラックに収録予定の、蘭乃シシィとの「私が踊る時」が、どうぞまともなものでありますように(。・人・。) だそうです。
よりによって、蘭乃シシィのいちばん苦手な歌ですものね

2016年の『エリザベート』は、キャストはそのまま続投でしょうか?
うーん(-""-;)


さて、my楽の今回は…

プレビュー以来、やっと、松井ちびルドルフに出会えました。
3人のちびルドルフの中で、いちばん年上(小6)なのに、役作りがいちばん子供らしい
息を切らして宮殿の廊下を駆けてきた感じや、トートへの警戒心から一転して心を許す様子とか。
この子は、シシィの自由奔放に育った部分のDNAを受け継いでいるのね、という面が初めて垣間見えたちびルドルフでした。
今公演がラストなので、挨拶はなかったけれど、2度目のカーテンコールでは満面の笑顔で、花總シシィと田代フランツの両親にはさまれて出てきました。
松井ちびルドルフは来年も続投してほしいけれど、中1だと難しいかなぁ明らかに他の二人のちびルドルフより、一回り大きいし、声変わりが始まるかもしれないし、子役は難しいですね…


がらり、と舞台装置が変わり、演出も変わった今年からの『エリザベート』ですが…
舞台上に置かれた棺を模した3つの台の上で演じられることも多く…これは歌ったり演じたりしながら、台から足を踏み外さないようにかなり注意力が必要だと、出演者に感心したのでした。
※写真が今回の舞台装置。(プログラムより)

ヴィンデッシュ嬢がシシィに成りきって、台上からシシィを見下ろす演出はなかなか斬新だと思ったものの…
中央の台上で歌われる「私だけに」の演出は、意図はわかるものの、アクロバティックでもう少し別の演出方法があったのでは

また今まで「私が踊る時」の場面には馬車が出てくるので、御者席に座ったトートが鞭を振るうのもわかりましたが、馬車に見立てた中央の台に座って鞭を振るわれても…初見のお客様にわかるのかしら?
さらに、刺されたシシィが黒のドレスを自分で脱いで最後の白の衣装に変わるというのにも違和感が…

と、新演出になじめた部分、最後までなじめなかった部分の両方があったのでした


来年は、あくまでも希望ですが…キャストにもよりますが…帝国劇場と中日劇場で観れたらいいな…


前楽と千穐楽のカーテンコールの様子は、TohoChannel が、YouTube に上げてくれています。

(一応、終わります)
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鬼に笑われてもいい v(^-^)v

2015-08-25 23:40:02 | 観劇の周辺

本日、8月25日マチネで、今シーズンの my『エリザベート』は終わってしまいました

夏と共に去りぬ
あとは、12月発売予定のCDを待つだけね…

ところが
友人経由で、嬉しいお知らせが飛び込んできました。
2016年『エリザベート』再演決定

・7月…帝国劇場
・8月…博多座
・9月…梅田
・10月…名古屋

だそうです。


そして、昨日は『1789』の追加キャストも発表になりました。
帝国劇場で、最新のチラシをいただいてきましたよ。

アルトワ伯爵、きましたーーー
これが水面下で決まっていたから、3月の『ジキル&ハイド』のアターソン役を外れていたのね、と、今になって納得

《追加キャスト》

ソレーヌ…ソニン
ロベスピエール…古川雄大
ダントン…上原理生
デムーラン…渡辺大輔
アルトワ…吉野圭吾
ラマール…坂元健児
フェルゼン…広瀬友祐
ペイロール…岡幸二郎

ですって


そして、来年1月28日~2月1日までの、シアタークリエでのコンサート情報も、一昨日、別の友人からききました

『The Sparkling Voice』

とりあえず、OGの出演者だけ。

涼風真世 一路真輝 真琴つばさ 香寿たつき 姿月あさと 彩吹真央

だそうです


皆さま情報をありがとうございますm(__)m


慎重に計画を立てなくては

でも、宝塚も観たいよね
ゆうひさんの舞台だって、絶対にありますよね

で…

予定通りいかない、番狂わせ

とか…

最悪の事態に陥ってしまったんだ

とかなるのでしょうか

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処暑 @ひとりごとな《Diary》

2015-08-23 22:43:27 | 日々のつれづれ

本日、8月23日は処暑です。
あ゛つ゛い ~ あ゛つ゛い ~ と猛暑日に喘いでいたのが10日前。
最近は、真夏日にさえならなくなりました。
暦どおりの、処暑。


久しぶりの、ゆうひさんネタ
退団後、初めてのディナーショー 「Talk&Live」が行われた(行われる←大阪はこれから)のですが…東京ではお盆の最中でした。
さすがにお盆の真っ只中には上京できない…
そんな中、すみ花ちゃんのブログ「ののがたり」にゆうひさん登場
すみ花ちゃんと一緒に宙組をご観劇でしたのね
『ライムライト』の楽屋に、ゆうひさんからの花籠があったので、『ライムライト』は観られたのかな?
シアタークリエの関係者席は、上手のBOX席だから、目撃されにくいのですよね
で、別の日には、次の舞台『Heads Up』の制作発表記者会見の様子をTVで放映していて、赤いドレス姿のゆうひさんも、ちらっと映っていました
また綺麗になられていました ←贔屓目ですから、お許しください

この『Heads Up』は、首都圏での公演会場が、神奈川芸術劇場 KAAT なんですね。
行ったことのある友人に訊いたら、「そんなに遠くないよ」とのことだったのですが…
この公演中、日比谷では星組と『ダンス・オブ・ヴァンパイア』、さらに一路さんの舞台とも日程が被ってる
うーん(-""-;)
結局、西宮で観ることにしました
うまい具合に日程がバウホールの『銀二貫』と重なっています。
こちらには、みつるくんが出ます
チケットとれますように

ゆうひさんネタのはずが…あちらも気になる、こちらも大好きの浮気もんネタになってしまいました


今夜はかなり涼しいです
予報では22℃と言っていましたが…20℃を切るかも?
すだく虫の音。
が駆け足でやって来ます


~*~*~*~*~*~

8月24日追記

東宝版『1789』
追加キャスト、出ました
圭吾さんは、なんとアルトワ伯爵にキャスティングされていました
嬉しい~~

《追加キャスト》

ソレーヌ ソニン
ロベスピエール 古川雄大
ダントン 上原理生
デムーラン 渡辺大輔
アルトワ 吉野圭吾
ラマール 坂元健児
ペイロール 岡幸二郎
フェルゼン 広瀬友祐

友人が自分のブログで、アンジョラスだらけと書いていたけれど、確かに

ラマールのさかけんさんや、ペイロールの岡さんも嵌まるだろうな
『三銃士』でのさかけんさんの軽妙な演技や、『二都物語』での岡さんの怪演を思い出します。

キャスティングの責任者は小池修一郎氏かな?
楽しみなキャスティング、ありがとーございますー
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『王家に捧ぐ歌』(3)

2015-08-18 11:04:08 | 宝塚観劇つれづれ

アイーダの兄のウバルドは、宙組1年生の真風涼帆くん。
真風くんの語りから『王家~』の幕は上がるのですが…「どうかな?」と思う隙もなく、宙組になじんでいました。
ウバルドはギラギラした武闘派。
今回は、まぁ様との直接の絡みは、ファラオを暗殺する場面だけでしたので、ふたりの芝居の相性はあまりよくわからない…というか、想像がつかないのですが…これから美味しい二番手の役が、時には悪役も回ってくると思うので、楽しみですね。

ウバルドと常に行動を共にしているのは、エチオピアの家臣だった、カマンテ@澄輝さやとくんとサウフェ@蒼羽りくくん。
ウバルドと三人だけの場面や、アイーダを案じて三人で歌う場面もあり、ラダメスの戦友役のふたりより、印象的でした。

あっきーには、花組の瀬戸かずやくんのような、頼れる二枚目の兄貴ポジションについて欲しいな。

りくくんは踊れるのに、実力を発揮できなくて残念でした。あっきーだけに踊らせずに、同じ場にいるりくくんにも踊らせれば、と思った場面もありました。でも、これが序列をくずさない宝塚の現実。
りくくんは、声はちゃんと男役になってきているんだよね

ビジュアルは良いのに、声が残念だなぁ、とまたもや感じてしまった愛月ひかるくん。ラダメスの戦友ケペルです。
前作の『TOP HAT』の役がオネエキャラで、声が高くてもOKだったのを、まだ引きずってる一時期、愛ちゃんの声が大人びてきたなぁ、と思ったのにね。

りくくんと愛ちゃんの同期で、いちばん声が出来上がっていて、歌も上手いのが星吹彩翔くんですが、こちらは童顔で損をしていて…なかなか上手くいきませんねぇ
今回は、エチオピアの兵でちょっとだけですが、ソロで歌っていました。

もうひとりのラダメスの戦友メレルカは、桜木みなとくん。
ゆうひさんが以前、自分の若い頃と顔が似ている、とWOWOWで紹介して以来、注目しています(舞台での姿は、花組の鳳月杏ちゃんの方が似ていますね)
着実にステップアップしてきていますね
今いちばん勢いのある95期の一員として、宙組ですくすくと伸びていってほしいです


エジプトのメンフィスの宮殿の場面は、大がかりな階段のセットが組まれ、金色の衣装のエジプト兵たちや女官たちが居並び、何度か発せられる「おお~~」という雄叫びもあり、かなりの迫力がありました。
こういう人海戦術は、昔も今も宝塚ならではですね
その時、両花道にいるエチオピアチームのリアクションも興味深かったのですが、とにかく目が足りません

脚本や演出への、不満や突っ込みどころは結構あるのですが
発せられるメッセージに共感できる見応えのある公演でした


新生宙組の船出に乾杯

(終わり)
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『王家に捧ぐ歌』(2)

2015-08-16 22:45:10 | 宝塚観劇つれづれ

ラダメスには、とにかくアイーダへの愛しかありませんでした。
将軍になることを望み、エチオピアを解放したのに、自らが為政者になりたいという野心はなく…エジプトに居ては、アイーダとは結ばれないと悟ると、迷わずエジプトを捨てようとする潔さ。(『カリスタ~』でも主人公が愛のために、あれほど帰りたがった故郷を離れていましたね…)
ラダメスの愛は決してぶれないので、女にとって、こんな理想の男はいません。

そんなラダメスのまぁ様は、ひたすらかっこよかったです
金ぴかよりも、やはり二幕のワイン色?や最後のシンプルな白の衣装の方が好き
歌も演技も、誠実で丁寧でした。
このラダメスという役は、アイーダ一筋だから、迷わないのね。
ラダメスのバックグラウンドが全く描かれていないので想像するしかありませんが、もう少し主役たるラダメスが深く掘り下げて描かれた脚本だったらと思いました。
そうしたら、苦悩するまぁ様とか、もっとかっこよかったのに
お芝居では踊る場面がほとんどないので、フィナーレのまぁ様は発散してましたね
デュエットダンスでは、みりおんちゃんを回す回す
トップの大羽根は、黒と白のシックでかつ豪華なものでした


さて、アイーダは脚本の書き込みも申し分なく、演じ甲斐のある役だと思いました。

みりおんちゃんに、トップ娘役として代表作になる役が回ってきましたね
初演が、安蘭けいさんの役だったから、ふつうはトップ娘役でもこんなには歌わないでしょう、というくらいにソロがあり、みりおんちゃんはしっかりとそれに応えていたと思います。
みりおんちゃんは、地に足がちゃんと着いている女性の役の方が得意だと思うので、アイーダははまり役で、“悲劇のヒロインになってしまった”というような、わざとらしさがなくて感情移入しやすかったです
まぁ様とのバランスもよく、楽しみなトップコンビです

で、つくづく感じたのは、いくら宝塚版として潤色してあるとはいえ、主役はアイーダだなぁ、ということでした。


そして、アムネリスは伶美うららちゃん。
思った通り、豪華な衣装がよく似合ってとても綺麗でした。
大きな役にも慣れてきたのか、舞台上のしぐさも堂に入っています。
地声が低いから、「静まりなさい」「うろたえてはなりません」という台詞には、ファラオの娘らしい威厳を感じます。
芝居だけを観ているぶんには、なかなかに良いのです。
だけど、さんざん言われているように歌が
地声で歌えるあたりは安心できます
曲を知っているから、予想しながら聴いているのでダメージは少ないとは言うものの、音が高くなると…
お芝居では大活躍なのに、プログラムやパレードの階段降りの扱いの小ささにちょっとびっくり
これが宝塚の娘役の現実。

現実といえば…
うららちゃんは娘役でなくて、雰囲気が女役なのですよね…各組でこれからトップになる面々とのバランスを考えると歌の弱さも相まって、もうトップ娘役は…うーん(-_-;)


その他、娘役さんでは、せいこちゃんの役が小さいのに驚きました。エジプトの女官の中だとやっぱり別格感がありますね~。エトワールで歌ってはいましたがアムネリスをうららちゃんとWキャストにすることは出来なかったのかな?

エチオピアの囚人たち(娘役)が故郷を想って歌う「おーアフリカ」という曲がハーモニーも綺麗で好きです。

書ききれませんので、次に。

(続く)

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