昨年の12月の中頃に友人から、「おにいさまへ・・・」のアニメがYouTubeでネット配信されてるよ🎵と教えてもらいました。
1日1話ずつ。
(期間限定で公開のようですが、いつまでかはわかりません。)
さっそくYouTubeへGO!
既に20話くらいまで進んでいましたが、アニメは以前も見ていて流れは知っていますので、その日に配信された回から見ました。(そのあとで、少しずつ遡りました。)
懐かしいよ~💓
嵌まる嵌まる🎶
でも細部はけっこう忘れていました😵💦
そして1月8日に最終話が配信されました。
あーあ、終わっちゃった~😦
でも、楽しかった~😀
「おにいさまへ・・・」の原作は、言わずもがな、池田理代子先生で、1974年に「マーガレット」誌に連載されました。
「ベルばら」の次、「オルフェウスの窓」の前の作品で、話題作・大作に挟まれた掌品ですが、大好きな作品です💖
理代子先生の絵がいちばん華やかだった頃だと思います。
毎週、連載を楽しみにしていましたo(*゚∀゚*)o
アニメの方は、1991年7月14日からNHK-BS2で放送が始まりました。
7月14日にスタートするのが運命的だとか何とか、1話の放送前のコメントで言っていた記憶があります。
堂々と見るのはちょっと💦だったので(確か日曜18時からだったと思う?)、録画してひとりのときに見ていました🤭
その後も地上波には登場しなかったと思いますが、何年か前にCSでは放映されたようですね。
(過激な部分が問題になって😦「アニメは子供が見るもの」というスタンスのフランスでは放送打ち切りになっていたと、今回初めて知りました。)
原作はもう40年以上前の作品だし、アニメの初放送からも30年近く経っているので、ネタバレ全開で書きます。
知りたくない方はこの先に進まないでくださいませ。
👐 👐 👐
原作とアニメの最大の違いは、サン・ジュスト様と薫の君の最後ですね。
サン・ジュスト様の死に関しては、以前は、アニメの設定のほうがまだ救われる気がしていました。
とりあえずは、生きる希望を取り戻してはいたので・・・
ですが今、改めてアニメを見ると、蕗子さまと最後まで感情がすれ違ったまま自死した、という原作の設定のほうがしっくりくる気がしています。
そのぶん蕗子さまは、癒えない傷を一生背負って生きていくわけで・・・辛い人生になるのだろうなと思いますが。
薫の君に関しては、こちらはアニメのほうが好き、というか、ほっと出来ます。
癌は不治の病、と言われていた時代の原作だから、薫の君の死は仕方なかったのかもしれません・・・
(ただしアニメでも、薫の君がその後もずっと元気でいた、とは言っていないので何とも言えませんが・・・そこから先は想像の翼を拡げるしかありませんね。)
そういう違いがあるので、原作とアニメのラストのテイストも違います。
妻である薫の君を亡くした〈おにいさま〉へ手紙を書く奈々子と、高3になって桜の花びら舞う中、〈おにいさま〉へ明るく近況報告をする奈々子。
アニメのラストの回は、サン・ジュスト様の死という悲しみを乗りこえて、登場人物それぞれに、希望の光がみえています。
今になって改めてアニメを見ると、画面の構成が暗いというか、不安感を煽りますね。
「アニばら」の後期を担当した出崎統氏が監督で絵コンテ担当なので、「アニばら」の最後のほう、フランス革命前の不安や苛立ちに満ちた描写とどことなく似通っています。(おまけに度々、蛍がとんでいるし😛)
それと、かなり現実から乖離してはいますが、高校生がちゃんと学生だなぁ(高校生ではなく、当時の私立の女子大の学生のようにみえますが😵💦)と感じます。
高校生がその若さを売りものにしない、恋バナが女子トークの中心ではない、そんな設定でつくられたアニメはあの時代ならではなのだと思います。
携帯電話はまだ普及していない時代、ポケベル📟️でさえ登場させず、連絡を取り合うのは家電☎️だった頃は、会って話すということの比重が今よりも格段に大きかったのですよね。
声優陣は、私でもお名前を知っている方がずらり。
オープニングやエンディングのテーマ曲や劇中音楽を担当したのも、ビッグネームの方々。
なかなか贅沢なアニメでした😀
突っ込みどころは多々ありますが・・・
久しぶりに見た「おにいさまへ・・・」のアニメはとても懐かしく、原作が連載されていた頃、アニメが放送された頃のことをいろいろ思い出しました。
若かったなぁ✨❇️✨
Mさま、教えてくれてどうもありがとう💝
1日1話ずつ。
(期間限定で公開のようですが、いつまでかはわかりません。)
さっそくYouTubeへGO!
既に20話くらいまで進んでいましたが、アニメは以前も見ていて流れは知っていますので、その日に配信された回から見ました。(そのあとで、少しずつ遡りました。)
懐かしいよ~💓
嵌まる嵌まる🎶
でも細部はけっこう忘れていました😵💦
そして1月8日に最終話が配信されました。
あーあ、終わっちゃった~😦
でも、楽しかった~😀
「おにいさまへ・・・」の原作は、言わずもがな、池田理代子先生で、1974年に「マーガレット」誌に連載されました。
「ベルばら」の次、「オルフェウスの窓」の前の作品で、話題作・大作に挟まれた掌品ですが、大好きな作品です💖
理代子先生の絵がいちばん華やかだった頃だと思います。
毎週、連載を楽しみにしていましたo(*゚∀゚*)o
アニメの方は、1991年7月14日からNHK-BS2で放送が始まりました。
7月14日にスタートするのが運命的だとか何とか、1話の放送前のコメントで言っていた記憶があります。
堂々と見るのはちょっと💦だったので(確か日曜18時からだったと思う?)、録画してひとりのときに見ていました🤭
その後も地上波には登場しなかったと思いますが、何年か前にCSでは放映されたようですね。
(過激な部分が問題になって😦「アニメは子供が見るもの」というスタンスのフランスでは放送打ち切りになっていたと、今回初めて知りました。)
原作はもう40年以上前の作品だし、アニメの初放送からも30年近く経っているので、ネタバレ全開で書きます。
知りたくない方はこの先に進まないでくださいませ。
👐 👐 👐
原作とアニメの最大の違いは、サン・ジュスト様と薫の君の最後ですね。
サン・ジュスト様の死に関しては、以前は、アニメの設定のほうがまだ救われる気がしていました。
とりあえずは、生きる希望を取り戻してはいたので・・・
ですが今、改めてアニメを見ると、蕗子さまと最後まで感情がすれ違ったまま自死した、という原作の設定のほうがしっくりくる気がしています。
そのぶん蕗子さまは、癒えない傷を一生背負って生きていくわけで・・・辛い人生になるのだろうなと思いますが。
薫の君に関しては、こちらはアニメのほうが好き、というか、ほっと出来ます。
癌は不治の病、と言われていた時代の原作だから、薫の君の死は仕方なかったのかもしれません・・・
(ただしアニメでも、薫の君がその後もずっと元気でいた、とは言っていないので何とも言えませんが・・・そこから先は想像の翼を拡げるしかありませんね。)
そういう違いがあるので、原作とアニメのラストのテイストも違います。
妻である薫の君を亡くした〈おにいさま〉へ手紙を書く奈々子と、高3になって桜の花びら舞う中、〈おにいさま〉へ明るく近況報告をする奈々子。
アニメのラストの回は、サン・ジュスト様の死という悲しみを乗りこえて、登場人物それぞれに、希望の光がみえています。
今になって改めてアニメを見ると、画面の構成が暗いというか、不安感を煽りますね。
「アニばら」の後期を担当した出崎統氏が監督で絵コンテ担当なので、「アニばら」の最後のほう、フランス革命前の不安や苛立ちに満ちた描写とどことなく似通っています。(おまけに度々、蛍がとんでいるし😛)
それと、かなり現実から乖離してはいますが、高校生がちゃんと学生だなぁ(高校生ではなく、当時の私立の女子大の学生のようにみえますが😵💦)と感じます。
高校生がその若さを売りものにしない、恋バナが女子トークの中心ではない、そんな設定でつくられたアニメはあの時代ならではなのだと思います。
携帯電話はまだ普及していない時代、ポケベル📟️でさえ登場させず、連絡を取り合うのは家電☎️だった頃は、会って話すということの比重が今よりも格段に大きかったのですよね。
声優陣は、私でもお名前を知っている方がずらり。
オープニングやエンディングのテーマ曲や劇中音楽を担当したのも、ビッグネームの方々。
なかなか贅沢なアニメでした😀
突っ込みどころは多々ありますが・・・
久しぶりに見た「おにいさまへ・・・」のアニメはとても懐かしく、原作が連載されていた頃、アニメが放送された頃のことをいろいろ思い出しました。
若かったなぁ✨❇️✨
Mさま、教えてくれてどうもありがとう💝