夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

春が来た‥‥? @ひとりごとな《Diary》

2013-03-25 23:49:55 | 日々のつれづれ

梅は、別名を春告草と言うそうです。

「梅一輪 一輪ほどのあたたかさ」
 by 服部嵐雪 (1654~1707/芭蕉の高弟)
という有名な句もありますね。
(※ちょっと調べてみたら、どうもこの句の解釈について、私は間違っていたらしいですやっぱり調べてみるものですね。)

しかーし、家の辺りでは、梅一輪のほころびさえ見うけられません

それでも、靴下を履かないで眠れるようになったから、春は来たのでしょう。


『アンナ・カレーニナ』『ウェディング・シンガー』『ベルサイユのばら(月組)』と続々と千秋楽を迎えました。
この中で、実際に千秋楽を観に出かけたのは『アンナ・カレーニナ』(@鯱の國)だけです。

今までは、名古屋というと中日劇場だったのですが、今回は名鉄ホールだったので、名古屋駅周辺を歩きました。
とにかく活気があります
若いお嬢さんたちの装いは、パステルカラーがあふれていて、ふわふわしたりキラキラしたり、とても華やいでいました。
駅前には、海外の一流ブランドばかりが入ったビルがどーんと。
見上げる空には、タワービルが何本もにょきにょきと。
名鉄デパートのいわゆる“名古屋めし”のお店には12時前というのに長蛇の列が
地味な田舎もんには、眩し過ぎる街でございました。
今回も新幹線から、富士山をありがたく拝んで参りました。
天気が良かったので、山頂から裾までのなだらかなラインがとても綺麗で、癒されました。

『アンナ・カレーニナ』は、3演まで、全122回でファイナルを迎えました。
キャスト、スタッフのみなさま、7年の間お疲れさまでございましたm(__)m
アンナは再演はWキャストだったし、ヴロンスキーとキティは再演から変わったし、スティーバは毎回違ったし、新旧のメンバーがうまい具合に交ざり合って、飽きずにファイナルまで追いかけることができました
今回は、動画がほとんどないのが寂しいです…


うらやましいのは『ウェディング・シンガー』
トークショーから初日から、もちろん千秋楽までたくさん動画が上がっています
ちょうど100回で、シアタークリエの千秋楽でしたか
博多公演は終わったので、あと盛岡&打ち上げ公演ですね。
キャストとスタッフのみなさん、どうぞ怪我のないように


怪我、と書きましたのは、花組の『オーシャンズ11』の東京公演を、花野じゅりあちゃんが「怪我のため全休」との発表があったから。
花男に負けていないオトコマエのじゅりあ姐さんが、好きです
全休するということは、かなりのお怪我なのでしょうか?
どうぞどうぞお大事に
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『ベルサイユのばら』 (4) 月組

2013-03-23 07:22:23 | 宝塚観劇つれづれ

東京では桜が満開
とても嬉しいニュースも飛び込んできました
10月・『滝の白糸』
はたして、観れるのでしょうか

さて

『ベルサイユのばら』月組公演を観おさめてまいりました。
マチネ→龍オスカル、ソワレ→明日海オスカルという、一日で二度美味しい観劇をしてまいりました。
で、この日は、観客総数が450万人に達した日だったので、マチソワともに越乃組長とまさおくんのご挨拶があり、銀橋パレードももう一度ずつありました
正確にはマチネの貸切公演が該当公演なのですが、ソワレの一般公演でもイベントをしてくれたので、こちらも二度美味しかったです


どちらのオスカルさまも健気でいじらしくてかわいい

フェルゼンから「頼みがある」と切りだされたとき‥‥
まさおくんはすごく嬉しそうな顔をする。
みりおくんはクールビューティーを装う。
その後、銀橋をわたるみりおくんが気持ちを立て直そうと、表情を変えバサッとマントを捌くのも好きです

毒ワインの場面。
アンドレに強く抱きしめられて、アンドレの背中で行き場を失っているオスカルの両手。
その後の、“今宵一夜”の場のオスカルの手と対照的です。

(毒ワインの場面、「そのワインには毒が入っていたのだ」のセリフは要らないと思うのです…振り絞るように「俺はおまえを殺そうとしたのだ」と言うだけでいいのになぁ…)

あとオスカルとアンドレの場面で好きなのは、付いてこなくていいと言ったのにアンドレが現れる場面。
まさおくんは心底、嬉しい笑顔。
みりおくんは、ほっとした笑顔。

まさおくんオスカルとアンドレの関係は兄弟、みりおくんのそれは幼なじみの親友、という気がします。


フェルゼンの紫門ゆりやくんの鬘が、原作の雰囲気が出ていて好きです
オスカルへの、あの酷い物言いは、アントワネットさまへの愛ゆえに、まわりが見えていないのだと思うことにします
ゆりやくんは、民衆役でヴァスティーユ襲撃の場面にも出ていますが、さすがに下級生たちとはレベルが違います
かなり自由に小芝居をしながら、民衆に成りきっています


鬘といえば、珠城りょうくんのジェローデルの鬘もわりと好きです
一幕の終わり、宮殿の場で、発言するアンドレには冷たい視線を向けています。で、オスカルが発言すると、リアクションに困った表情をするのも見逃せません
それにしても、(これは純粋に脚本の問題なのですが)ジェローデルは、オスカルをオリンポスの神々と同列に女神のように想い崇めているはずなのに、一度くらいそういうジェローデルにお目にかかりたいものです。


衛兵隊士役の鳳月杏ちゃん。メイクした顔立ちがゆうひさんに似ているのです思わずオペラで追ってしまいます。スターさんになれるといいな。

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『ウェディングシンガー』 (2)

2013-03-18 22:02:52 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

さて、新しいお仲間の面々。

紆余曲折の末、ロビー(芳雄くん)と結ばれるヒロインの高橋愛ちゃん。可愛くって守ってあげたい雰囲気がありました。

ホリーの彩吹真央さん。露出度の高い衣装にも違和感がなくなり、女優さんです。楽しそうでした。サミーとのカップルは、ホリーがサミーを尻にしいている感じ

サミーの吉野圭吾さん。金髪ロングのビジュアル系ミュージシャン。前回と大きく変わったのがこのサミー。
前回までの鈴木綜馬さんは、バカやっているけれどホリーが好きで好きでたまらなくて、ホリーに嫌われてもなお、包容力があるちょっとおっさん風味のサミー。浮気はしなさそう。
今回は若い設定にしたので、若いうちはバカやるよねと納得してしまうキャラでした。
自分のビジュアルに自信がありそうで、ホリーを好きながらもしょっちゅう火遊びをして、それが原因でホリーに肘鉄をくらわされているサミー。
舞台上ではじけながら歌ったり踊ったりしているのを観て、「この役に出会えて良かったね」と幸せな気持ちになりました
最近は、眉間に皺よせている役とか、小悪党な役が多いので、おバカな若い役を観れて楽しかったです。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

『ウェディングシンガー』で忘れてはならないのは、東日本大震災です。
場所も同じシアタークリエで、あの日も上演中でした。
一幕の終わり近く、キャストがほぼ全員、舞台上にいたそうです。

一幕で打ち切り、翌日から休演。
何日か後に公演再開に漕ぎつけて、そして‥‥被災地の盛岡公演は中止になりました。
今回は東京のあとで、盛岡公演を予定しているそうです。


私は3月12日に『ウェディングシンガー』を観るために、上京の予定でした。

2年たった今、(観劇したのは3月7日ですが、)同じ場所であの時に観るはずだったものを観れたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
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『ウェディングシンガー』 (1)

2013-03-18 21:59:46 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

『ウェディングシンガー』

1984年のアメリカ・ニュージャージーを舞台にしたハッピーで「観ると結婚したくなる」ミュージカル
日本では、'08年2月に日生劇場で初演、'11年再演。
今回は再々演ですが、一応ファイナルと銘打たれています。

《主な配役》
☆ロビー(ウェディングシンガー)‥‥井上芳雄
☆ジュリア(結婚式場のウェイトレス)‥‥高橋愛
☆ジョージ(ロビーのバンド仲間)‥‥新納慎也
☆サミー(ロビーのバンド仲間)‥‥吉野圭吾
☆ホリー(サミーの元カノ)‥‥彩吹真央
☆グレン(ジュリアの婚約者)‥‥大澄賢也
☆ロージー(ロビーの祖母)‥‥初風諄

★シアタークリエにて3月20日まで上演中


ギター片手におバカな歌詞をがなり立てる芳雄くんに、度肝を抜かれたのも今は懐かしい。
初演('08年)時の芳雄くんは“プリンス”で、こういう下々の役は珍しかったのです。
(今もちゃんと“プリンス”ですけれど)
さすがに三演目ともなりますと、肩の力も抜けて緩急自在なロビーでした
「この舞台楽しいよ~」のオーラが、びんびんと伝わってきました。

話飛びますがm(__)m

芳雄くんは「芸術選奨文部科学大臣新人賞」と「読売演劇大賞 優秀男優賞」を受賞されたのですね。
おめでとうございます
『DADDY LONG LEGS』はしみじみと佳い作品でした。
ライフワークに出来る作品と出会えたのですね。
また観たいな

話戻して、

初演以来のお仲間の面々。
おネエなバンドマンのジョージの新納(ニイロ)くんは、言葉遣いもファッションもすっかり板について、でも変に悪目立ちしないで、ロビーのサポート役に徹していました。
ロージーとのラップもパワーアップしていました

グレンの大澄賢也氏は、株で大儲け中の浮かれ感が楽しいです。
劇中、シアトルで開業したコーヒーチェーン店(スタバですね)の株の話題があり、「3$も出してcoffeeを飲むやつはいないすぐにつぶれる」と自信満々でしたが、大丈夫ですか?グレンさん

ロージーの初風さんは、全く老いを感じさせません。確かとうに古稀を過ぎておられるはず…どうしてそんなにお元気なのですか孫を気遣いながらも、アメリカンな可愛いおばあちゃまでした。


新しいお仲間の面々、ジュリア、ホリー、サミーについては、改めて書きます。
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『ベルサイユのばら』 (3) 月組・龍アンドレver.

2013-03-14 11:11:51 | 宝塚観劇つれづれ

寒さ厳しい1月に、なんだかんだと上から目線↓満載で観た月組の『ベルサイユのばら』も、暖かな春に観るとすべてが愛おしく感じられるものです。
脚本に違和感ありは相変わらずですけれど、すべてをどどーんと受けとめながら、幸せな観劇です。
『ベルサイユのばら』に対しては、愛しかありませんから


で、明日海オスカル&龍アンドレver.です。

みりおくんのオスカルは凛々しかったです。
自分の性をことさら意識する事なく、自然体で生きてきたオスカルでしょうか?

フェルゼンへの想いも、友情と思っていたのが、ゆるゆると「これが恋というもの?」と気づいたような。(まさおくんのオスカルは、すぐに恋に落ちたことを意識しそうです。)
ビジュアルが、朝海ひかるさんのオスカルとちょっと似ていて、2006年も“ベルばらイヤー”だったなぁと懐かしく思い出しました。

まさおくんのアンドレは、とにかくキラキラしていました。
トップスターさんのアンドレだなぁとつくづく感じました。
アランとの関係は、原作よりは、“頼れる兄貴なアランとアンドレ”という、アニメの設定に近いでしょうか?


盆も回らず、フィナーレ以外はせりも使用せず、の公演なので、背景の絵は全力で描き上げた感満載
とても綺麗です。
特に緑系の色の使い方が好きです。

衛兵隊の兵士たちに、目が見えていないことを悟られる場面の音楽(BGM)が、とても場に合っていて、切なくなります。

2階1列目から観る、例の空飛ぶ馬車は、迫力があり楽しかったです1階席で観ると、どうしてもクレーンが目に入ってしまいますが、2階だと照明の関係で、本当に宙に浮いているように見えるのね
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