夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『江戸の青空・弍』(仙台公演)

2011-11-25 11:50:24 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

24日の夜に、『江戸の青空・弐』の仙台公演を観てきました。

仙台市の電力ホール。
市の中心街の、さらにど真ん中にある東北電力のビルの上階にあるホールです。
客席数は、1000席弱くらいかな?
震災の影響をあまり受けずにすんだホールらしく、比較的早い時期から再開していました。


お芝居は、真ん中の巳之助さんが、東京で観たときよりも若者らしい勢いがある感じになっていました。(が、そのせいか、お芝居が少々荒っぽくも感じました)

ヒロインの朝倉あきさんは、まだまだ舞台慣れはしていないようで、初々しかったです。
口跡がきれいな女優さんだと思いました。

周りの共演者の方たちは、相変わらず手堅くまとまっていたと思います。

吉野圭吾さんの、アウェイ感は、かなり薄まってきていました。
本番を重ねて、江戸の町人さんが板についてきましたね
メインの役の植木職人の彦六さんは、実直で仕事熱心で愛妻家という設定です。
圭吾さんは、ストレートプレイだと、真面目であまり要領のよくない青年(中年?)が嵌まるように思います。
茶店のご主人役では、アドリブ場面があるのですが、「マイケル・ジャクソンのファンの茶店のおやじ」と振られてムーンウォークもどきを披露してました


東京では、あまり前方席ではなかったので、気づかなかったのですが、このお芝居は舞台装置のせいで、かなり見切れるのですねぇ

2列目のやや上手という、普通ならば願ってもない座席だったのに、下手のお芝居が見切れたのです
巨大な襖?が舞台前方にでーんと立っていて、それをいろいろなパターンで開け閉めしているのですが、その開け方によっては、見切れるのでした
(そのせいで両サイドの前方ブロックは、“見切れ席”になるので、チケットを販売しなかったようです。)

一度観て、全体の流れがわかっているから良かったけれど、初見だったら欲求不満になったかも
地方公演のある舞台の装置は、いろいろ大変なのでしょうね。
しかも仙台公演は、最後に決まったらしいから、すでに演出プランが練り上がっていた可能性もありますしね。


いずれにせよ、夜公演を観てもちゃんと帰れるという、仙台での公演は嬉しかったです


以下、『江戸の青空』とは関係ないひとりごとですm(__)m

仙台の友人を誘いたかったのですが、震災のこともあり、躊躇ってしまいました。
いっしょにランチは何度かしたのですが、エンターテイメントとなると‥‥なかなか心情的に難しいです‥‥
「いっしょに笑ってほしい」と考えるのですが、「まだそういう気分ではない‥‥」というのが相手の本音だったらどうしよう?とか悩んでしまったのです。
でも
来年は、仙台で観劇の機会があったら、思いきって声をかけてみようと思います。
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晩秋つれづれ @ひとりごとな《Diary》

2011-11-23 23:39:18 | 日々のつれづれ

今日は勤労感謝の日であり、二十四節気の二十二番目の小雪です。
残るは、大雪と冬至のみ。

自動車のタイヤも冬用のに替えました。

陽が落ちるのもとても早くなりました。
一年で、いちばん日没が早いのは12月初旬で、当地だと16時20分頃です。
でもこれが宝塚だと、30分後なのです。
12月に大劇場まで行って、1時公演を観て外に出ても、まだ十分明るい。
わたしは遠くまで来ているんだなぁ‥‥と実感したものです。


さて、そんな季節にいろいろとお知らせが入って来ました。

宙組の次の本公演のタイトルは、『華やかなりし日々』と『クライマックス』 ― Cry - Max ―です
This is the moment ~時が来たということでしょうか?
でも、どうして花組のバウホール公演と宙組公演の千秋楽が重なっているのでしょう

花組の全国ツアーで、『長い春の果てに』を再演するんですね。
月組では、シューマッハーが揃っていた最後の公演でした
併演が、R.ロジャースの生誕100年に因んだショーで、客席に「エーデルワイス」の歌詞が書かれた紙が置いてあって、りかさんの呼びかけで最後に全員で歌った、というのも懐かしい思い出です。
さて、花組の『長い春~』を観るとしたら日程的にはどこもきついけれど‥‥観たいなぁ


オスカルさまの“すっぱむーちょ”
実はまだ、ローズソルト味にはお目にかかっていません
でも、他の味のすっぱむーちょの袋にも、薔薇をくわえたオスカルさまのお姿が
当然、オスカルさまにお家に来ていただきました
さすがに、袋はとっておけないので‥‥次のオスカルさまにまたお家に来ていただく‥‥の繰り返しになりそうです


ゆうひさんのインタビューが掲載されている『美人伝心』読みました。
ゆうひさんの部分を、頷きながら何度かリピートして、あとは興味がある方々の分を少し。

宙組大劇場公演について、ほとんど書かないうちに‥‥というよりは書けないうちに‥‥
明後日は東京公演の初日です

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『江戸の青空・弍』

2011-11-17 09:34:00 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

開幕して2日目、世田谷パブリックシアターで観劇してきました。

はじめての劇場でしたが、三軒茶屋駅から地下通路でつながっていて、迷わずに行けて、アクセスは良かったです。

3階席まであるものの、中劇場といった感じでした。
1階のやや後方の上手席で観ましたが、観やすさはまあまあでした。


『江戸の青空・弍』は、G2さんの演出の、ストレートプレイです。
肩の凝らない、何度も笑ってしまうおもしろ可笑しい時代劇でした
ストーリーは、いくつかの落語を組み合わせて、構成されているらしいです。

出演者は8人。
すったもんだの末に結ばれる徳三郎(坂東巳之助さん)と、おせつ(朝倉あきさん)だけが役が固定で、あとの6人は、ひとりで何役もこなします
6人の出演者とは、植本潤、戸次重幸、松尾貴史、松永玲子、柳家花緑、吉野圭吾。(敬称略m(__)m)


靭帯損傷で『三銃士』の博多座公演を降板せざるを得なくなった吉野圭吾さんの復帰の舞台です
とてもお元気そうでした
無事に復帰を果たせて、本当に良かったです。


さて、舞台の印象はというと、芸達者なメンバーが集結したに尽きます。

特に、花緑さんと戸次さんは、メインの役のひとつとして、おせつの父親の浮気相手とか、おせつの婆やとかの女形?も自然にこなしていました。
また40代の植本さんのメインの役が丁稚さんだったり‥‥松永さんは何人もの人妻を演じ分け‥‥松尾さんは言わずもがな‥‥
皆さん、多才な方々です。

その中にあって、圭吾さんは、おせつの結婚相手となる植木職人の彦六をメインに、茶店の亭主やら湯屋の客やら何役かこなしていました
人生初だという青天も思いの外、似合っていました
‥‥が‥‥
まだまだ、アウェイ感が漂っておりました
他の出演者の皆さんから、「ミュージカルの国から来たひと」と言われ、アドリブのネタにもなっていたからね
でもまだ2日目だし、日を追うごとに舞台に馴染んできていると思います。
『ダンス・オブ・ヴァンパイア』のヘルベルト役の降板は残念でしたが、全く新しい引き出しが出来る役に巡りあえて、良かったな、と思いました

終演後に8人揃ってのトークショーがあったのですが、ここでも最初は、借りてきた猫みたいにちんまりとしていましたが、話をふられると、それなりにウケておりました。
もし江戸時代に生まれたら、駕籠屋さんになりたいと言ったのだったかな?←記憶曖昧

巳之助さんは、煮え切らなくていらいらする徳三郎を、落ち着いた演技(舞台を観たかぎりでは、二十歳の男子の演技にはみえなかったのです…)で好演していましたが、こちらも歌舞伎以外の舞台は初めてで、いろいろ新鮮だったそうです。(お稽古期間の長さとか、お稽古場のお菓子とかコーヒーとか…)
巳之助さんは、寿ひずるさんの息子さんなのですね。
宝塚時代の舞台を観ていた方の息子さんが、こんなに立派になって~
時の流れというものは、侮れません‥‥しみじみ‥‥

たくさん笑って、ちょいとホロリとして、お芝居を楽しむとはこういうことなんだろうな、と感じた良い3時間でした

仙台公演もあるので、こちらも観にいく予定にしています
DVDも買ってしまいそう
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NICE LADY & NICE GUY!!  ♪

2011-11-07 22:24:39 | 宝塚観劇つれづれ
錦繍の関西観劇ツアー(笑)・part2を敢行しました
今回は宙組公演に絞っての観劇です。

この記事のタイトルは、天羽珠紀さんの「ナイスレディとナイスガイしかいない組です」という言葉から。

千秋楽の何度目かのアンコール(スタオベ状態です)で、ゆうひさんと6人の退団者だけが舞台上にいて、ゆうひさんが「宙組について一言」を6人に訊いて、最後にあもたまさんがこう言ったのです。


良い千秋楽でした
お芝居はしみじみと温かく、ショーは始終ハイテンションなままでした。
退団者のみなさんのご挨拶もそれぞれ、心に響くものでした。
涙腺、決壊しました


珠洲春希さんが退団なので今回は舞台では、ずっと珠洲さんを追っていました。

わたしが珠洲さんのファンになったきっかけが、悠未ひろさんとのデュエットダンスの女役だったのですが、最後に同じようにまた踊ってくれて、本当に嬉しいです
寿組長が読み上げた退団メッセージで「宙組にいたから、そして同期のともちんがいたからこそ、たくさん女役が出来ました」と言っていましたね…
退団者はショーの場面で花を付けて出ますが、珠洲さんの付けていた黄色の薔薇が生花で、デュエットダンスの最中に花びらがはらりと落ちて…切なかったです…

今回の退団者は、最下でも研8の生徒さんたちで、あもたまさんとともえさんが研15ですから、中堅どころが、ごそっ!といなくなってしまうのですね

新陳代謝が宿命とはいえ‥‥寂しいことです‥‥

ご卒業のみなさまが、幸せな気持ちで東京公演に臨むことができますように


宙組公演の感想などは、また書きたいと思いますが‥‥

これだけはまず書きたい
個人的なことなのですが

ショーで「Stand Alone」を歌ってくれて、ものすごく嬉しいです

この曲には、震災の少し前に嵌まり、ずっと大好き状態が続いているのです
最初は、メロディではなくて歌詞に惚れ込んだので、歌詞はおぼえています
だから公演で聴くたびに、心のなかで一緒に歌っています

いちばん好きな部分が、
「迷い悩むほど 人は強さを掴むから 夢をみる 凛として旅立つ 一朶の雲を目指し」
というフレーズだったので、ゆうひさんが今日のご挨拶のなかで、そこの一部分を引用してくださった時は、もう嬉しくてドキドキしました

もちろんメロディも好きです
繊細かつダイナミックなんですよね
ピアノとかエレクトーンとかで、ひとり悦に入って弾いたりしています


「Stand Alone」はドラマ『坂の上の雲』で使われている曲。
作詞・小山薫堂氏、作曲・久石譲氏。
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