夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『光る君へ』つれづれ③

2024-04-27 23:33:35 | 映画やテレビや音楽のこと
大河ドラマ『光る君へ』は早くも三分の一が終わってしまいました。
毎回楽しく見ています。

まだ越前にも行っていないし、お仕えする彰子は幼い子供だし……で先は長いですが、まひろ(紫式部)の人生のどの部分にいちばん焦点が当たるのでしょうか?

そして、ソウルメイトと紹介されていた道長との関係ですが、まひろが宮中に参内したら召人として扱われてしまうのでしょうか?
紫式部が局を空けている隙に道長が勝手に入って『源氏物語』の原稿を持ち出したという史実があるので、ふたりはかなり親しい交わりを続けていたと思われます。
『光る君へ』の「光る君」とは道長を指すのか、もっと大きな精神的なものを表しているのかも徐々にわかってくるのでしょう。

紫式部は百人一首に採られた和歌の中で親しかった女友達との別れを詠んでいます。
今のところ、女友達の候補になるのは〈さわ〉なのですが……これが〈ききょう=清少納言〉だったら画期的ですね。
定子が亡くなって宮中から下がるききょうを見送るまひろ……とか🤭
この別れの場面も再現してほしいですね。

「女君たちが顔を見せすぎ動きすぎ」が気になると以前書きましたが……それについてはもう突っ込まないことにしました。
大河ドラマとは言うものの、〈まひろ〉と呼ばれた紫式部を主人公にしたライトノベルのようなものだと考えることにしました。
ラノベならば大枠の史実を崩さなければ、人物や設定は自由に動かせますしね☺️

さて〈平安のF4〉と呼ばれて話題の若手貴公子たち。
しかしワタクシは〈四納言〉推しです。
公任、斉信、行成の3人に加えて源俊賢(源明子の兄)の4人が中納言だったり大納言だったり位は少しずつ違いますが、一条朝の有能な官僚として〈四納言〉として活躍するようになるのです🤭
はやくこのメンバーたちが廟堂で活躍する場面をみたいものです。
こういう場面はナレーションで済ませずに大河ドラマとして見応えのある描写にしてほしいです。
道長の位はもうずっと上位になっていて、もちろん右大臣にまで登りつめる実資も健在。
男性だけでなく女官たちをも含めたお仕事ドラマとしての『光る君へ』が見たいな~

その他にこの時代で好きな人物は藤原隆家。道隆の次男、定子の弟ですね。
一度は失脚して左遷されますが、なかなか漢気のある人物だったようで、隆家のエピソードはどれくらい採用されるでしょうか?


本を整理していましたら永井路子先生の歴史短編集を見つけました。
既読だと思いますが、内容は全く覚えていません。
30年近く前に購入したもよう。
パラパラとめくったら平安時代を扱った短編集で、和泉式部だの藤原佐理だの敦明親王だのの名前が見えます。
たぶん平安がマイブームの今年でなければこの文庫本とはお別れしていたと思うのですが……再読の機会もあるかも?と思い、残しておくことにしました。
この優柔不断さが片付けの敵だと重々わかっているのですが、なかなか……






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春本番

2024-04-20 19:43:25 | 日々のつれづれ
市街地の桜はほぼ散ってしまい、桜の時季はほんの一瞬だなぁと今年も感じました。
毎年、朝の寒さがなくなるこの時季に思うことは「さあ、早起きしよう❗」。
とはいえ、そのために大切なのはまず早寝ですね❗
早寝早起きとはよく言ったものです。



チューリップ咲きました。
芽はちゃんと出てきたものの蕾が上がってこないので心配していましたが、杞憂でした☺️
今年も咲いてくれてありがと🌷
ただ、年々花が小さくなっている気がします。
植えっぱなしだから仕方ないか〜





最近は「春だよね~」と思っているうちに気づいたら夏になっていて暑い暑い🥵という気候。
暑くなってからでは、やる気が削がれることが多いです。
とにかく「春のTO DO リスト」(笑)を作ってみました。
リストを作ったりすることは好き😀
全部出来るわけないと思っていても、とにかく書き出す✍️
年齢とともに腰が重くなってきていますが……「暑い夏は楽をする」ために今のうちに動き回らなければね🙂


最近、見ているアニメ。

NHKで『烏は主を選ばない』。
かいちゃん(七海ひろきさん)が浜木綿という姫君の声優さん。
原作本の第一巻めだけ、かなり前に読んだきりだけれど、少し思い出しました。
文字だけではなかなかわからなかった世界観がわかって、ファンタジーノベルはアニメと親和性が高いのを実感します。

TVerで『銀河英雄伝説』。
4年前かな?Eテレで24話まで放送してくれたのだけれど、今度は48話まで放送してくれるらしいです。
一時期、夢中になった作品ですから懐かしい。
お正月が来ると『銀英伝』を再読したいと思うのだけれど……ここ数年、思っているだけ💦


雪組の『ベルばら』のポスター画像が出ました。
今までにないパターンのピンク尽くしで斬新。
でもね、専科からの出演者多数で、脚本は珍竹林な従来の「フェルゼン編」を受け継ぐのが目に見えるようです🥺



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本屋大賞2024

2024-04-11 12:28:10 | 小説や漫画のこと
今年2024年の本屋大賞が4月10日に発表されました。
以下、某本屋さん(一応地元のチェーン店☺️)のサイトからお借りしました。

 📕 📖 🌸 📕 📖 📚 📕 🌸 📚

4月10日(水)本屋大賞が発表されました。
大賞は宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』に決定。圧巻のデビュー作です。
気になる順位は以下の通り。

====< 2024年本屋大賞 >========
1位「成瀬は天下を取りにいく」宮島未奈/新潮社
2位「水車小屋のネネ」津村記久子/毎日新聞出版
3位「存在のすべてを」塩田武士/朝日新聞出版
4位「スピノザの診察室」夏川草介/水鈴社
5位「レーエンデ国物語」多崎礼/講談社
6位「黄色い家」川上未映子/中央公論新社
7位「リカバリー・カバヒコ」青山美智子/光文社
8位「星を編む」凪良ゆう/講談社
9位「放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件」知念実希人/ライツ社
10位「君が手にするはずだった黄金について」小川哲/新潮社
=============================


「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。
各界から絶賛の声続々、いまだかつてない青春小説!

2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。
コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。
今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。

成瀬は天下を取りにいく
著/宮島未奈
新潮社
1,705円(税込)
2023年3月17日 発売
ーーーーーーーーーーー
208P 単行本
ISBN 9784103549512

 📕 📖 📚 🌸 📕 🌸 📖 📚 📕

【本屋大賞】とは全国の書店員さんが最も売りたい本を決めるイベントで、ノミネート10作の他に数多の候補作があり、それが10作まで絞られての受賞です。

「成瀬は天下を取りにいく」は面白いですよ❗
主人公・成瀬あかりの奇想天外な言動と行動に最初は多少引いたものの、成瀬あかりというキャラクターにどんどん惹き込まれていきます。
主人公が女子中学生だから、これはおばさんの読む物語ではないのでは!?と思いがちですが、充分に読み応えがあります。
成瀬あかりにはM-1グランプリの予選に出たときに漫才コンビを組んだ島崎みゆきという幼なじみがいて、こちらは真っ当な模範的な中学生なのですが、このふたり、とても相性がいいです。
そして忘れてならないのは、本作の舞台が滋賀県大津市で、住民の視点でディープな大津愛が語られていること。
本作の成瀬あかりは中2〜高2までですが、続編では高3〜大1となります。
続編は『成瀬は信じた道をいく』で、こちらも読みました☺️
島崎みゆきは東京の大学に進学して成瀬あかりとは離れてしまうのですが、ふたりの変わらない友情というか心の繋がりが続編では描かれていて、そのエピソードがいちばん良かったです。
成瀬あかりはとにかく頭が良いので京大に進学したのですが、大津愛は深まるばかり。
作者さんがインタビューでシリーズの3作目は構想していると仰っているので、楽しみに待ちたいと思います。
因みに作者さんは大津市民で京大卒とか。
本屋大賞の受賞式でも「滋賀県のみなさーん」と呼びかけていられましたね☺️

エントリーの10作品のうち、読んだことがあるのは『成瀬〜』と凪良ゆうさんの『星を編む』だけです。

読書メーターのサイトで受賞作品予想をやっていて(当たると電子書籍が買えるポイントが貰える😉)、私は『スピノザの診察室』(作・夏川草介氏)に投票したのでしたが、外れましたね〜😏
『成瀬〜』が候補作No.1とは思ったものの、これはすでに話題作でもう売れているし続編も゙発表されている。また凪良ゆうさんは過去2回本屋大賞を受賞されているので、3回目は難しいだろう等々、小さい脳みそを捏ね回して考えたのでしたが、素直に『成瀬〜』に投票しておけば良かったかな〜😃
因みに『スピノザの診察室』は図書館で予約待ち💦⇐買いなさい😾

三浦しをんさんの『墨のゆらめき』が候補作に入らなかったのが不思議です。
ただこれは元々がAudible書き下ろし作品で、紙版の前年?に発売されているので、出版時期が該当しなかったのかも?
Audibleは本屋さんで扱っているわけではないから、対象外とか?

従来の紙の本、電子書籍、そして聴く書籍と多様化していて、これからは◯◯賞の候補作を決めたり選考したりする際に、いろいろ新しい決まりが必要になりそうですね。

本屋大賞の話題つながりで、政府が本屋さんを支援するというニュースを朝のTV番組で見ました。
本屋さんの数は、この20年で四分の三?三分の二?になったとか🥺
本屋さんの実店舗は好きです。
これ!という目的がなくても一周して、気になった本や文具を手にとって眺めるのも好き💞
世の中は自分の知らない事だらけで、自分が知っていることは芥子粒にも満たないと思うひととき。
むしろそれに慄くことなく、これから知れることがこんなにもたくさん有るのだと前向きになれるひととき。
本屋さんはある程度の年齢以上の世代にとっては必要なものだと思うのですが、ヒモ付きの補助金ってどうなのでしょうね?💥

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年度の初めにリフレッシュ

2024-04-07 21:12:31 | 日々のつれづれ
3月はまだまだ寒い日が多かったのですが、ようやく春本番となりました。
東京では桜が満開ですね🌸

そんな中、大学時代のサークルの同期会で東京まで行ってきました。


桜満開。後ろはクリスマスツリーになるヒマラヤ杉。こんなに高くなっているなんて驚き👀

卒業以来、同期会は不定期に3回くらい開催されていましたが、今回は10年ぶり以上でした。
今まで敷居が高い感じがして出席したことがなかったのですが、全員前期高齢者という世代になり、ここで会っておかないとマジ一生会えなくなるのでは?!という想いもありまして、親しかった人たちと誘い合わせて参加しました。

幹事の方たちが力を尽くして連絡先を調べてくださったおかげで、北は北海道、西は広島、南は四国から今までになくたくさん集まりましたが、残念ながら鬼籍に入られたメンバーもいて、自分たちの年齢に向き合うよすがとなりました。

男子は一旦定年退職して次の職場に身を置いている人が多く、女子はリタイア(仕事や子育て)組が多かったです。
それにしても、当時はあまり感じなかったのでしたが、男子たちはずーっとみんなで繋がっていて仲が良いのだなあとほのぼのしました。
女子は2年くらいで退部したメンバーがわりといた記憶があるのですが、男子はほぼ全員4年間活動していましたものね〜

音楽系のサークルだったので、もちろんアマチュアですがまだ演奏活動を続けていたり、ちゃんと先生について楽器演奏を趣味として楽しんでいる人が多かったです。
じゃあワタシは?
一応、細々と合唱してます、喉の筋肉鍛えて誤嚥防止しないとね(笑)くらいしか話すことがありませんでした〜乁⁠(⁠ ⁠•⁠_⁠•⁠ ⁠)⁠ㄏ

マウントを取る人もいなく、気持ちよく数時間を過ごすことが出来て、年度の初めにリフレッシュできて気力も湧いてきた良い時間でした。


地方のお土産もいただきました😆


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一応合意 でもモヤモヤは続く

2024-04-05 20:43:13 | 観劇の周辺
宝塚のパワハラ、苛め問題に関していろいろ私見を書いてきましたが、どうやら最後となりそうです。
とはいえ、問題の根は深くまで潜って四方八方に拡がっている印象があって、今回の「とりあえず合意」は歌劇団再生の【始まりの始まり】にすぎません。
これが【終わりの始まり】になってしまわない事を願うのみです。

宙組103期の娘役さんの死亡に端を発して暴かれ続けた宝塚歌劇団の深い闇。
「パワハラはありません」「証拠を見せていただきたい」と歌劇団は強気でしたが、ご遺族側との何度かの交渉の末、パワハラを認めるに至り、とりあえずの合意に至りました。

要旨をまとめると⬇

●パワハラを行ったとされる宙組関係者10名がご遺族さまに謝罪文を提出する(6名が提出)
●パワハラを行ったとされる上級生たちにはその心づもりは全くなく、そういうことがパワハラに当たると生徒たちに指導してこなかった劇団に責任がある
●宙組は現体制のまま、公演再開を目指す

モヤモヤするばかりです。
上級生たちに、いくら下級生相手とは言え、「こんな酷いことを言い続けてやり続けてよいのだろうか?」という気持ちが少しは有ったとは思うのですね。いくら世事に疎いとはいえ、世の中を席捲するハラスメントという言葉を知らない訳がないし……もしもそういう気持ちが全く無かったとしたら絶望しかないです。未成年ではあるまいし、100%の責任が劇団にあると言われてもね~モヤモヤ。
ゲーム会社に提携を断られ、とにもかくにもご遺族と合意しないと宙組を動かせない、という焦りがあったのを強く感じます。
まさか、謝罪文を提出した生徒さんたちに「悪いようにはしないから」と言い含めたりしていないですよね?
そこまで考えが歪にはなってはいないと信じたいです。

亡くなられた方は、無かったことにされたヘアーアイロン事件のあと組替えを希望したけれど一顧だにされなかったとか。
新公内の下級生が組替えの希望を口にするって、ものすごく勇気が必要だったと思うのですね。

宙組では過去、ダイエットに失敗した99期の娘役さんが、同期との関係が悪くなった(同期生たちはダイエットに協力して食事の管理などもしてあげていたらしい)と訴えて雪組に異動になった過去があります。
その娘役さんを太っていると指摘しダイエットを命じた演出家氏は、しばらく干されました。
また宙組99期は連帯責任ということで次の別箱公演からほぼ外されました。
当時の副組長が専科に異動になったのもこの事態を収拾出来なかった責任をとらされたからではないかと個人的に思っています。

だから組替え希望は全くの絵空事ではなかったと思います。

亡くなられた有愛きいさんのお名前は退団のお知らせがないまま、ホームページから名前が消えました。
そして年度末付けで、103期と106期の娘役さんおふたりが退団しました。

「宙組退団者のお知らせ」のページを開くときに、きっとあの方の名前があるだろう、あの方はどうかな?と思っていたら無くて驚きました。

103期の彩妃花さんは亡くなられた有愛きいさんと同期で高校もいっしょという関係。たぶん気が動転して居たたまれない日々をずっと過ごしてきたのだろうと心が痛みます。
106期の葉咲うららさんはエトワール経験がある歌姫さん。新公で有愛きいさんのお役を演じたそうです。
このおふたりの明るい将来を願って止みません。

残ることを選んだ大多数の宙組の生徒さんたちにとっては、現体制のままではまだまだ不安なことだらけなのではないでしょうか?
まずは舞台に出て舞台の楽しさを思い出したり覚えたりしてほしい。
その場合、のびのびとした精神状態が欠かせないわけで……
バウホールといううってつけの場所があるのだから、ワークショップのような形で下級生だけで作品を上演できたら、と思います。

現体制で全員での大劇場公演は今はまだ無理があるのでは?
『パガド』を上演すれば良いという意見を見かけますが、それだけはやめてください!
それでは大多数の下級生の精神が休まらないでしょう。

時間はかかると思いますが、宙組が生まれ変わることを願って止みません。
5月からの大劇場公演も流れるとなると今年2024年は宙組は一度も本公演が出来なくなるのですよね。
それでも仕方がないのではないでしょうか?
大切なのは大階段やトップスターの大羽根ではなく、全ての演者の心からの笑顔だと思うから。

にしても歌劇団は献花台を設けようとは思わないのでしょうか?


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