夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『王妃の館』(2)

2017-04-29 21:30:49 | 宝塚観劇つれづれ

4月27日、前回の観劇から2週間。
『王妃の館』の2回目、3回目を観てきました👑

前回でストーリーと注目シーンは把握したので、今度は、まぁさまとみりおんを中心に。(まぁさまが さま 呼びで、みりおんが 敬称略 なのは他意はありませんのであしからずm(._.)m いちばん馴染んだ呼び方ということです。)

まぁさまの動作が面白くなっていました👏
北白川の変人っぷりが際立つ、というか、北白川ならばこういう動きをしてもあり!という感じですね。
改めて、まぁさまの手は長い長い。
で、北白川の、傲慢で独りよがり→ルイを傷つけたことに気づいて自己嫌悪→他人のことを考える余裕ができて、玲子への想いを自覚する、みたいな流れがよく伝わってきました。

この作品のテーマって、思いやりなんですよね。

ディアナを愛している気持ちはずっと持ち続けているものの、ディアナの本当の心情に思い至らなかったルイも、ディアナの笑顔を確信したら、ディアナとプティ・ルイについに出会えたし。
真風っちのルイ14世は、ディアナのことは別ですが、楽しそうに演じていました。
亡霊だったはずなのが、300年後の世界に存在できて、ムノン以外の人間と交流できて楽しいな、みたいな。

プティ・ルイのららちゃんの声が、自然に可愛い😊

思いやりといえば、下田夫妻の自殺を止めたサクレクール寺院の場で、玲子が「私はもっとひどいことをしてしまいました」みたいなことを告白するわけですが……とにかく保身の為だけにダブルブッキングツアーを企画したわけですものね。
ツアー客への思いやりなぞなくて、とにかく資金集めをしたいだけ。
これでは、会社をたたむという一択だったのでしょうね。
(おそらく、金沢さんは資金援助を申し出ているとは思いますが。)
みりおんの宝塚最後の役が、衣装はアレですが、役としては納得できる役で良かったです😀
にしても、お洋服だけでなく、靴も全て多色使いですごいのね👀

ホテルの従業員の制服や、パリの街角の人たちの服装や、鏡の間での舞踏会の宮廷服やドレスは、色が抑えめでとてもシックというか、むしろ地味め。
カンカンの衣装はデジャブ感があるので使い回しだと思いますが、これも派手ではありません。
ツアー客たちは、光も影も着た切り雀。
なのに、目立たせたいトップコンビとはいえ、なんであういう衣装になったのでしょうか?

それと、おいそれとは泊まれないはずの château de la reine がしょぼすぎます。
玄関が出てきますが、裏口に見えますもの。
ホテルの部屋も17世紀の建物にはまず見えなくて、そのあたりは想像力を働かせてね😉ということですね。

昼の部はカード会社の貸切公演だったので、まぁさまと愛ちゃんがカードに因んだアドリブを。
サイン色紙は『MY HERO』に引き続き、またまた隣の列が当たっておりました。
昼・夜と続けて観ましたが、飽きずに観れる作品で良かったです🌸


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池田理代子デビュー50周年記念展

2017-04-28 00:08:25 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯

横浜で見てきました❗️

東京では都合が悪く見れなかった友人と私は、1時半からの宙組の前に見に行けるのではと考え、9時半に東京駅で待ち合わせて、一路、ヨコハマに向かったのでした。

意外に混んでいて、入り口近くはなかなか列が進まなかったのですが、だいたいはしっかり見ることができました。

まずは、理代子先生が描かれた雑誌の表紙から。
『ベルばら』〜『オル窓』時代のマーガレット誌の絵は見たことがありますが、プリンセス誌の表紙は初めて見たと思います。
THE 少女漫画!な華やかさ💐✨

まずは初期の原画が展示されていまして、よく言われますが水野英子先生の絵に似ていまして……だんだんオリジナリティが出てきまして……
そして『ベルばら』の原画✨

一気に描かれた輪郭線とか、緻密な金髪線とか、少々のスクリーントーンを貼ってある以外は手描きで、いつ見ても溜息が出ます。
友人と「このページは何度読み返したことか」とか「この絵の構成がすごいよね」とか「この場面の風の揺れる感じが大好き」とか言い合いながら、歩を進めていきました。

凰稀かなめさんのオスカル(ペガサスに乗ったとき)の衣装。




『オルフェウスの窓』。
窓から顔をのぞかせるイザークですね。



『オルフェウスの窓』の原画の展示もありました。
あまりに大長編なので、この前読み返したのはいつだったかしら?という感じなのですが、学園ドラマ→音楽ドラマ→ロシア革命を巡る大活劇、のあとの、第4部が好きです。
青春を総括しているようで、新しい希望への手がかりも垣間見えて。
次の宙組の大劇場公演の前に、読み返してみたいですね。
友人いわく。
「ユリウスの子どもは実は生きているんだって」👀



グッズ売り場をのぞいて、ちょいと散財して(ジェローデルのグッズを出して〜❗️)、腹ごしらえをして、東京に戻ります。
最近は、episodeの辛口感想ばっかり書いていますけれど💦『ベルばら』だけでなく、理代子先生の作品のファンですからね、見に行けて良かったです🎶


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Bitte その後\(o^o^o) /

2017-04-18 22:44:25 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯

アイボリーショコラを2種類見つけて以来、何だか満足してしまって、普段行かないコンビニやスーパーをうろうろするのもどうかなぁ……とBitte探索は積極的にはしていませんでした。
愛が足りない?💦
ところが❗️なんと⁉️
いつも行っているスーパーにBitteが山積み👀
で、めでたくミルクショコラを3種類連れて帰りました。
アイボリーショコラはふつうのだけだったので、アントワネット陛下がまだいらっしゃいませんが、そのうちどこかでお目にかかれる機会もあるでしょう。


以下、大変にくだらないのですが、お許しください。


アクセル「きみはこんなに美しいのに💖どうしてあの時、気づかなかったのだろう?」
オスカル「ジェローデルはひと目でわたしだと分かったそうだぞ💮」(episode で言ってましたよね、ジェローデル。)




アンドレ「オスカルと堂々とハートマーク♥️を作れる日がくるとは😭」
オスカル「21世紀では、愛に身分は関係ないのだ。それより、ブランデーかワインを持ってきてくれ🍷」




オスカル「陛下、ショコラが美味しすぎます。食べ過ぎに注意なさいませんと。」
ルイ「運動せねばならんな。オスカル、メヌエットをいっしょに踊ろう🎶」




オスカル「ドレスのわたしもなかなかではないか💐当時はファンサービスの女装と言われたものだが💦」
オスカル「どうしてブラウスのフリルが赤なのだ❓白の方が似合うぞ」






Bitte とのコラボでひと息ついたと思ったら……
次は❗️
どん兵衛とのコラボですって⁉️
オスカルさまがご登場の蓋を、丁寧に洗ってとっておくことになるのかな😅
(以前、ポテトチップスとコラボした時は、食べ終わった袋はさすがにとってはおけませんでしたよ。)



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『王妃の館』(1)

2017-04-16 23:43:54 | 宝塚観劇つれづれ

ついに観ました😀



宙組が東京にやって来て約2週間。
全く、これでまぁ様のファンと言えるんだか💦

面白かったです‼️
原作はなかなか面白いのに、映画になったら少々残念な事になったので😥 舞台化したらどうなんでしょ❓と危惧しましたが、大劇場での評判がどんどん良くなったと聞こえてきたので、期待していたんですよ〜。
まぁ様率いる宙組は、ちゃんと期待に応えてくれました(*^_^*)
原作を大幅に改変することもなく、上手く脚色してあって、田渕大輔センセの本公演デビューは成功しましたね👏

主役は北白川右京のまぁ様で、ヒロインは桜井玲子のみりおんですが……
このふたりよりも、岩波夫妻(一樹千尋さん、花音舞さん)と下田夫妻(寿つかささん、美風舞良さん)が起承転結の大切な[転]の部分を担っていました。
一樹さんの「苦しいときにこそ笑え」ということば、すっしーさんが美風さんに「いつも笑ってくれたけれど、もう笑わなくていい」という諦めのことば。
このあたりはじーんとなりますね💧
それに4人ともちゃんとご老人なのだわ。とくに花音舞さん。「いるよね、こういうご婦人」って誰もが納得する見事な化けっぷり😀

ではコメディ担当はというと、ナルシスト全開の右京、影ツアーの添乗員の戸川光男(桜木みなとくん) 、成金の金沢貫一(愛ちゃん)、近藤誠(あっきー)とクレヨン(りくくん)のカップル、と盛りだくさんです 😄
0番で土下座するずんちゃんもヘタレ過ぎて愛らしい?し、りくくんが[女装]ではなく普通にきれいなのも目の保養(笑)ですが、ワタクシ的なお気に入りは丹野夫妻(凛城きらくん、彩花まりさん)。
正体がバレないように控えめにしているものの、いざ!という時は、ちゃんとお仕事(笑)をするふたりがユーモラスで楽しい。りんきらくんとしぃちゃんにちゃんとした役がついたのも嬉しいのですけれどね。しぃちゃんはきれいになりましたね。
愛ちゃんはコメディとか個性的な役が似合いますね😄ルキーニや今回の金沢さんみたいな役は、愛ちゃんの声に合うと思います。でも、『双頭の鷲』の時は今ひとつトーンが高めで……惜しいなぁ。声は持ってうまれたものだから、仕方ないけれどね。
役といえば、星吹彩翔くんはアコーディオン弾きで、ソロも8小節?くらいあるのですが……もっとちゃんと歌わせないと、もんちの無駄遣いだわ😥

これが最後の役となるみりおんは、聞きやすい声の持ち主ですよね。
いつも安心してセリフを聞いていました。
北白川右京さんと心を寄せ合う、というほのぼのなラストも退団公演には良かったと思います。
明らかに駄作、一見佳作だけれどよくよく考えると駄作では?という退団公演が続いていますから(−_−;)
たださんざん言われていますが、衣装がいただけません。特にタイツの色(・□・;)!それとあのワンピースもなんだかなぁ……衣装の担当は有村センセなのにどうしたことでしょう。

北白川右京の衣装は写真で見ると、けっこう斬新過ぎるのですが、舞台で遠目に観るとそれなりにちゃんとみえました。
ということで、まぁ様。
笑わせよう〜と頑張るのではなくて、自然に面白いです。
今回はけっこう動き回りながらのセリフも多いので、まぁ様の長ーい手足が目立つ目立つ 💕
みりおんとの丁々発止の掛け合いもいいのですが、ルイ14世役の真風っちとのやりとりも楽しいです😄

ルイ14世の設定が原作とは違っているのですが、不自然ではなかったです。
ヴェルサイユへのツアーガイドを楽しそうにやっているルイ14世、という田渕センセの発想は斬新ですね。
真風っちも、あの大きな衣装に負けることなく、堂々としていました。
ディアナを恋い慕うルイ、という方が本筋なのでしょうが、北白川とルイのやりとりの方が印象に残ってしまう……まぁ様と真風っち、息の合うコンビになりましたね😄
ルイのお付きのムノンの松風輝くん、怪我しているのですよね?どうか無理しないでくださいね。

そもそもの話の発端となる、光ツアーと影ツアー。
自意識過剰の北白川右京が、ルイや桜井玲子との関わりの中で、素直になっていく。
ルイとディアナの物語。
下田夫妻の自殺騒動。
数多くのエピソードがあるのに、原作小説があるとはいえ、破綻せずにちゃんとエピソードが回収されていたので、ありえない破天荒なストーリーながら、気持ちよく笑えました(*^_^*)







いちばん最後の写真は何だかお分かりですか?
劇場の絨毯。
きれいですね✨💐
絨毯を写真に撮れる劇場が他にあるでしょうか👀
花組と月組の間が2週間くらい空いていましたが、内装工事をして絨毯を張り替えたんですね。









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『エジソン最後の発明』

2017-04-13 16:50:55 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

シアタートラムにて観劇。
お初の劇場です。
客席数300くらいの小劇場。

同じ建物の上階にある、世田谷パブリックシアターには何度か来たことがあるので迷わなかったけれど、シアタートラムがあるゾーンに足を踏み入れるのは初めて。

世田谷線の始発駅なのね。
路面を走るという可愛い電車がみえました🚃

三軒茶屋はなんだか空気がおっとりしていていいなぁ🍵


さて『エジソン最後の発明』とは?


ラジオのパーソナリティーの深春(瀬奈じゅん)とディレクターの仲木戸(東山義久)は、深春の実家近くの町工場から生中継をすることになり、その準備中に深春の父の真一郎(小野武彦)や弟夫婦や近所の工場の人々や深春の後輩があつまってくる。
仲木戸は深春の婚約者だが、バツイチのため、深春は父に紹介できないでいる。
自らも工場を経営し、「エジソンさん」と呼ばれる真一郎が、最近夢中になって作ろうとしているのは、エジソンが最後に発明しようとして果たせなかった[死者と話す機械]。
真一郎は2年前になくなった妻と話そうと躍起になっているらしい。
その機械の話で、真一郎と仲木戸は意気投合する……

ひと昔前にTVでやっていたホームドラマの雰囲気。
でも昭和回顧ではなくて、平成の今を切り取った日常会話がぽんぽん小気味よく飛び出すストレートプレイ。
深春がラジオの仕事を志した理由が、ほのぼのとしていて、これは深春と真一郎の父娘の物語でもあります
なんかこういうのを観ると安心する✌️

周りの人たちとコミュニケーションをとりながら、誠実に生きていれば、それだけでいいんだよ、と。
(サラリと書きましたが、これが意外に難儀な世の中です。)

瀬奈じゅんさんも東山義久さんも、お得意の歌も踊りも封印。
ちゃんとフツーに今どきのアラフォーが似合っています。
小野武彦さんはTVで拝見するイメージそのまま、温厚だけどちょっと頑固な親父さん。

出演者は総勢8名。
その他の出演者の方々も実力者揃いで気持ちよく過ごせた時間でした。

休憩なしの1時間50分。



ミュージカルもいいけれど、壮大な歴史絵巻もいいけれど……
こういう何気ない日常を切り取ったストレートプレイに浸れてしまう……そういう年齢になったということね🍂
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