夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『相棒』@花組 (2) *

2010-01-30 20:54:38 | 宝塚観劇つれづれ
雪組のトップコンビの退団発表や、花組のトップ娘役の発表や、人事面でもいろいろとある2010年1月でしたが…

またしても、全く飽きることなく、『カサブランカ』を観に行きました
今回は、他の舞台は観ないで、『カサブランカ』だけ~

30日は阪急の貸切公演がありまして、司会は彩苑ゆきさん(祐飛さんの同期生)でした。

楽屋で祐飛さんに「いちばん好きな台詞は?」と訊ねたところ、かなり考えて「1回目の“君の瞳に乾杯”」というお答えがかえってきたそうです×
「1回目の“君の瞳に乾杯”はリックの気持ちのままに純粋に出た言葉だから」という理由らしいです

『カサブランカ』については、実はまだ書きたいことがあるのですが、文章力が無くて、まとめられません


で、まずは『相棒』の続きいきますが、これもねぇ‥‥
ヘタレな文章もそうですが、観察力もまるでないとは思ったのですが、せっかく書いてみたのでUPしてみます
(ネタバレしていますm(__)m)


     

真飛さんの杉下右京は、右京@水谷さんのある程度のコピーはどうしても必要だったから、ある意味、辛抱役だったと思います。
もしオリキャラだったら、もっと違う芝居にしたかった部分もあるのではないかな?

それは、TVドラマにレギュラーで登場するキャラを演じた他の出演者たちにも言えることですね。

でも、全員が楽しんで演じているのが、とても深く伝わって来ました
それにいくらドラマの本役さんを真似ているとはいえ、やはり生徒さんそれぞれの個性は出ていますね

まとぶんの他に、芸達者だ~と思ったのは、小野田官房室長@夏美組長と米沢さん@華形ひかるくん。

わざと棒読み風の夏美組長の台詞回しは、舞台人としてのキャリアがあるから活きてくるのだと思いました。今回は、一番上から統率する立場の役で、はまり役だったと思います。

みつるくん(華形)は、銀ちゃん~のヤス以来、どんなキャラでもどんと来いな感じになって頼もしいです

その他、ここに書ききれないのですが、婦警さんたちはそれぞれキャラを作って熱演していましたし、刑事さんたちも活き活きと動き回っていました

神戸さん@壮一帆さんはオリジナルドラマに登場してそれほど間もないせいか、神戸@及川さんのコピーには、あまり囚われていないように見えました。

杉下さんと神戸さんの、肝心の相棒っぷりはと言いますと、神戸さんは杉下さんに、TVドラマよりも結構歩み寄っている風に見受けられました。

さて、警察関係者以外では…

みわっち(愛音羽麗)とあやねちゃん(桜乃彩音)の、ノーマン&パリス夫妻。
天咲千華ちゃんのキャロル(実は潜入捜査官)。

ロンドン時代から性格が変わってしまった?パリスとノーマンの関係、なぜノーマンはパリスを殺そうとまで思い詰めたのか、その過程、ノーマンとキャロルの関係、さらにはパリスとキャロルの関係等、突き詰めれば分かりにくいというか、不自然な部分もありましたが(←これは単に私の理解力が不足なだけか…)ストレスにはなりませんでした。

花組版の『相棒』は、既に出来上がっている三次元キャラを、ある程度コピーするところからスタートしているので、観客にとっては“キャラを掴む”という作業が(ほぼ)不要だったので、その分、余裕を持って舞台に入り込むことが出来て、それはとても良かったと思います。

東京公演は最終的には完売したようで、舞台化は大成功だったと思います。

『銀ちゃんの恋』や『カサブランカ』もそうですが、宝塚での三次元キャラの舞台化は、ただのコピーに終わらず、“舞台から発信される夢”の存在が必要な訳で、その辺りが、演出家や演者にとって、難しいのだろうな…と生意気にも考えたのでした。

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『相棒』@花組 (1) *

2010-01-27 08:23:45 | 宝塚観劇つれづれ
1週間更新していなかったのですねm(__)m

うつらうつらと寒中を過ごしているうちに、青年館の公演も22日に千秋楽を迎えてしまいましたね。
花組『相棒』チームの皆さま、どうもお疲れさまでした


あまりにも有名なTVドラマとのコラボ作品です。
楽しく観劇してきました

TVドラマseason6の輿水泰弘氏の脚本「新・Wの悲喜劇」を原案にして、石田昌也氏が花組版の脚本を書いています。(パンフレットより)
音楽もTVドラマのテーマ曲を使用しています。

舞台を観終わってまず思ったことは、エンターテイメントだなぁ、良くも悪くも石田氏らしいなぁということでしょうか。

人質を取った立てこもり事件の現場!と思いきや、実は訓練だったという場に、杉下右京を登場させ、右京の人となりを観客に示し、そこから耳馴染みのテーマ曲にのってスーツ姿の男役たち@刑事や、婦警の制服姿の娘役たちが踊るプロローグへの流れはすっきりして、そこから警察の内部事情や右京を取り巻く登場人物たちを説明していく辺りも分かりやすく面白かったです

ただ一応の紹介が終わってストーリーが動き始めると、次第にごちゃごちゃしてきて、「いつ事件が起こるのか」と観客を引っ張るのですが、一幕が終わってもまだ事件は起こりません

回想シーンや夢オチ?のシーンのあと、事件がやっと起こって犯人も確保されますが、犯人の動機に“臓器移植”が絡んでいたために、舞台上で唐突に「臓器移植キャンペーン」(とでもいうもの)が始まります
その場のシチュエーションがはっきりしないままなので、観客は呆気にとられ‥‥
あの場で臓器移植に関する台詞が必要なのは、わかります。
でもねぇ‥‥

また石田氏は“すみれコード”ぶっちぎりの台詞を生徒に言わせる事が多く、その辺りが私には抵抗があるのですよ(私の乏しい記憶の範囲では『猛き黄金の国』『維新回天・竜馬伝』などはワタクシ的にNGな台詞が多かった…)
リアリティーを追求しているのでしょうが…

石田氏については、脚本の中に自分の考えたアイディアを全部詰め込み、それに酔ってしまって、あまり推敲をなさらないイメージが、あるのです。
今回、それが出てしまった気がしました(←あくまで私見です)

あと、刑事ドラマなので、追跡シーンが自ずと多くなり、その場合、かなりの回数、客席の通路を使っていました。
私は1階後方のほぼセンターの座席で観劇したので、客席降りの様子は全部見れて、面白かったのですが…

ドラマシティはよくても、青年館の場合、二階席はかなり置いてきぼり状態だったのでは?とちょっと気になるところです。
(二階席がすべてA席ならまだしも、二階の前方はS席ですしね)

宝塚なので、フィナーレが付きました
まとぶんとあやねちゃんが決めポーズをしたあと、えりたんが絡む、相棒らしいオチ?に和みました~


中途半端ですがとりあえず、ここまでUPしてみます。


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やっと発表されましたね(^^)

2010-01-20 01:08:21 | 観劇の周辺
ついに宙組の本公演の演目が発表されましたね

◆グラン・ステージ
『TRAFALGAR(トラファルガー)』
-ネルソン、その愛と奇跡-
作・演出/齋藤吉正

ゆうひちゃんのコスプレ、来ました

星組の『エル・アルコン~鷹~』を観た時、ゆうひちゃんにも齋藤吉正氏のああいうコスプレものが来たらいいな…と思ったものですが、実現しました
でも、直前の月組の『スカーレット・ピンパーネル』とほぼ時代が被る訳で‥‥
しかもスカピンは、小池氏の演出で賞まで取った一本物。
齋藤氏はチャレンジャーだわ期待しています

◆グランド・ショー
『ファンキー・サンシャイン』
作・演出/石田昌也

石田氏がショーを作るとどうなるんでしょう?
とりあえずわくわく


石田氏といえば…
『相棒』を観てきました
楽しかった~

TVドラマの「相棒」のテーマ曲を使ったオープニングからテンションが上がる上がる
拍手も凄かったです。
リアル米沢さんがご観劇でした

マチネで『カサブランカ』を観て、ソワレで『相棒』を観ました。

今日の『カサブランカ』は、観ながらドキドキしました~。
前回観たときの“醒めた視線”は見事に吹っ飛び
ストーリーは熟知しているはずなのに、初見とは言わないまでも、リピート二回目くらいの新鮮な気持ちで観ていたような‥‥

その余韻を纏ったまま『相棒』ワールドに放り込まれた訳で~
でも、全く違うテイストの作品だったので、それぞれに楽しめました


話180度変わって~

宝塚グラフの「豊宝見聞録」は面白いですね
凉紫央さんというスターさんだからこそ、撮れる写真、書ける記事が満載で、まだ2回目ですが、興味深くしっかり読んでいます

あと、2月号のグラフには、宙組の、ゆひとむみちの公演トークが載っていました
このトークは、“公演ポスターに載っている男役さんたちのトーク”だと思っていたのですが、公演ポスターには登場していないみっちゃんが参加していて、編集部さんGJ!
トークの内容は、大空さんらしくお芝居の作り方とか、役作りについてがメインなのですけれど、ゆうひさんが宙組に馴染んでいる様子も端々に感じられて、ほっこりします。

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15年経ちました‥‥ @《Diary》

2010-01-17 21:38:44 | 日々のつれづれ
毎日、毎朝、毎晩、寒さが続きますね

センター試験も始まりました

どうぞみんながこの冬を元気に過ごせますように。


~~~~~~~~~~~~

阪神淡路大震災から15年経ちました。
確か火曜日でした。
朝のTVニュースで地震を知り、被害が拡大していく様子が刻々と報道され、仕事を終えて帰宅したら、ますます被害が甚大になっていて‥‥‥


大震災について何か書けるか?といろいろ考えてみましたが、全く大震災の影響を受けなかった者が何か書いても、絵空事にしかなりません。

亡くなられた6000人以上の方のご冥福をお祈りし、被災された方々、大きく影響を受けた方々に、あれ以上に心に負担がかかることがもう決して起きませんように!と願うばかりです。

そして1月17日が巡ってくるたびに、地震以外でも、台風とか伝染病によるパンデミックとかに陥った場合に、具体的な備えに加えて、自分はどういう人間でありたいのかを考えていきたいと思います。


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寒中お見舞い申し上げます。 @《Diary》

2010-01-15 14:18:24 | 日々のつれづれ
寒い日が続いています。
は降るは、道路は凍るは‥‥
この冬はゆうひちゃんに会いに行くのだから~という事で、転ばないように注意して歩き、追突事故など起こさないように慎重に運転して、日々、縮こまって暮らしています

で、地元では真冬日だった日、雪の中をお出かけして『カサブランカ』と『ファニー・ガール』を観てきました


『カサブランカ』は、すっきりとした仕上がりになっていたように思います。(←あくまでも私見です)

大劇場の千秋楽から1ヶ月過ぎて、その間に『カサブランカ』が私の中で咀嚼されてしまって、一歩退いた客観的な観方をしてしまったのだと思います。
そのせいで、“すっきりとした仕上がり”と感じてしまうのかな?

これから2月までに何度か観ますが、“醒めた観方”をしてしまう自分が続いたら嫌だなぁ‥‥

あと初めて上手で観ました(大劇場では、下手か後方センターばかり)
かなりの上手だったので、見え方が違っていて新鮮でした。

大空リックは、人物に余裕が出てきた感じ?
北翔ルノーのお芝居が凄く自然になっている!

大劇場との違いは、はっきりわかったのは、リックがシュトラッサーから手帳を受け取ってから返すまでの動きの違い。
その他にはいまひとつ、はっきりわかりません
私の海馬の容量少ないから…


ソワレは赤坂ACTシアターで『ファニー・ガール』
春野寿美礼さん主演で、20分の休憩を挟んで3時間10分かかったミュージカルでしたが、これが全然飽きさせない。

おささんが、かなり長いミュージカルナンバーを何曲も歌うのだけれど、すべて耳福でした。

以前から曲だけ知っていた「Peaple」って、このミュージカルのナンバーだったのね、という事で、耳馴染みの曲もあって嬉しい

ストーリー的にも共感出来る部分がたくさんあり、とても良い出逢いとなったミュージカルでした。



写真は新幹線からの車窓風景
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