『眩耀の谷 ~舞いおりた新星~』
謝 珠栄 先生の作・演出・振付です。
謝 先生の作品は外部でも何作か観たことがあるのですが、為政者の都合よいように作られた歴史のなかに消えていった弱者たちが描かれていることが多いです。
『眩耀の谷』も虐げられてきた「ぶん族」をめぐる物語です。
※「ぶん」が変換できません🙇
複雑なので、ストーリーは書けませんが、礼 真琴さん演じる丹礼真の立場というか、出自がわかったあたりで、いったいこの「ぶん族」にとって絶体絶命の物語はどこに着地するの❔❕とすごく気になりました。
(予習なしでライビュに臨みましたので💦)
ハッピーエンディングとは言い難いものの、丹礼真と舞空 瞳さん演じる瞳花はちゃんと結ばれて娘(有沙 瞳さん演じる春崇)も生まれたと、さらりと後日譚を披露しているので、艱難辛苦はあっただろうけれど、それなりに豊かな人生を送れたのだなとわかってホッとしました。
礼 真琴さんはとにかく完璧❇️動きも歌も美しい。こっちゃんの歌のレベルに引っ張られて、星組全体の歌唱力が上がっている感じです。
相手役の舞空 瞳さんはやはり踊りが上手い❗️瞳花は儚げに見えて意志が強い女性だということがよく伝わってきました。
愛月ひかるさんは周国の勇将、管武将軍。飾り物が多い鎧や着物風の衣装がよく似合い、堂々とした武人でした。声に男役の落ち着きが出てきましたね😃
華形ひかるさんは周国の宣王。自国というより自分の富と権力のためならば手段は選ばない、典型的な悪政の担い手である宣王。そういう宣王をみつるくんは、ちゃんと悪役として演じていました。(実は好い人かも?とは絶対に思わせない。)
星組はトップ娘役よりも上級生にヒロインが出来る華やかな娘役、脇を固められる実力派の娘役が豊富で良いですね✴️
語り部として幕開きに登場する有沙 瞳さん。動きのない役でしたが清々しい佇まいでした。
宣王に仕える巫女が音波みのりさん。娘役の中ではいちばん華やかな衣装を着ていますが、衣装の着こなしも上手く、宣王に進言できる立場のきりりとした巫女でした。
男役では、丹礼真の部下の慶梁の天寿光希くんが、存在感があってやっぱり芝居が上手いと思いました。
存在感といえば、星組デビューの綺城ひか理くんが目を惹きました。花組では高めの身長でしたが、星組のほうがなじみますね。
そして忘れてはいけない謎の男、瀬央ゆりあくん。
役柄のせいもあるかも?ですが、まこっちゃんと遜色なく渡り合って見応えがありました。
その他、まだまだ書ききれない生徒さんが、たくさんたくさんいます。
当分、実際に劇場では観れないけれど、古代中国の衣装や音楽が「宝塚を見た~」という気持ちにさせてくれました☺️
謝 珠栄 先生の作・演出・振付です。
謝 先生の作品は外部でも何作か観たことがあるのですが、為政者の都合よいように作られた歴史のなかに消えていった弱者たちが描かれていることが多いです。
『眩耀の谷』も虐げられてきた「ぶん族」をめぐる物語です。
※「ぶん」が変換できません🙇
複雑なので、ストーリーは書けませんが、礼 真琴さん演じる丹礼真の立場というか、出自がわかったあたりで、いったいこの「ぶん族」にとって絶体絶命の物語はどこに着地するの❔❕とすごく気になりました。
(予習なしでライビュに臨みましたので💦)
ハッピーエンディングとは言い難いものの、丹礼真と舞空 瞳さん演じる瞳花はちゃんと結ばれて娘(有沙 瞳さん演じる春崇)も生まれたと、さらりと後日譚を披露しているので、艱難辛苦はあっただろうけれど、それなりに豊かな人生を送れたのだなとわかってホッとしました。
礼 真琴さんはとにかく完璧❇️動きも歌も美しい。こっちゃんの歌のレベルに引っ張られて、星組全体の歌唱力が上がっている感じです。
相手役の舞空 瞳さんはやはり踊りが上手い❗️瞳花は儚げに見えて意志が強い女性だということがよく伝わってきました。
愛月ひかるさんは周国の勇将、管武将軍。飾り物が多い鎧や着物風の衣装がよく似合い、堂々とした武人でした。声に男役の落ち着きが出てきましたね😃
華形ひかるさんは周国の宣王。自国というより自分の富と権力のためならば手段は選ばない、典型的な悪政の担い手である宣王。そういう宣王をみつるくんは、ちゃんと悪役として演じていました。(実は好い人かも?とは絶対に思わせない。)
星組はトップ娘役よりも上級生にヒロインが出来る華やかな娘役、脇を固められる実力派の娘役が豊富で良いですね✴️
語り部として幕開きに登場する有沙 瞳さん。動きのない役でしたが清々しい佇まいでした。
宣王に仕える巫女が音波みのりさん。娘役の中ではいちばん華やかな衣装を着ていますが、衣装の着こなしも上手く、宣王に進言できる立場のきりりとした巫女でした。
男役では、丹礼真の部下の慶梁の天寿光希くんが、存在感があってやっぱり芝居が上手いと思いました。
存在感といえば、星組デビューの綺城ひか理くんが目を惹きました。花組では高めの身長でしたが、星組のほうがなじみますね。
そして忘れてはいけない謎の男、瀬央ゆりあくん。
役柄のせいもあるかも?ですが、まこっちゃんと遜色なく渡り合って見応えがありました。
その他、まだまだ書ききれない生徒さんが、たくさんたくさんいます。
当分、実際に劇場では観れないけれど、古代中国の衣装や音楽が「宝塚を見た~」という気持ちにさせてくれました☺️