夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

おひろめ・と~く!(1) ♪

2009-11-29 22:10:53 | 観劇の周辺
はやいですね。
もう、明後日からは12月です。


また飛行機に乗って、お出かけしてしまいました。
今回のメインイベントは、宝塚ホテルで行われた『大空祐飛 お披露目トーク・ライヴ』です。

週末に地元で用事があるので、とんぼ返りの遠征になってしまいましたが、もちろん『カサブランカ』も観ましたよ
前回の自分の記憶力がいかにアテにならなかったか、思い知らされました
なので、今までに書いたものを微妙に修正していたりします

『カサブランカ』はこの日程で遠征しようと決め、飛行機もホテルもおさえたあとに、某ちけっと●あサイトで見つけてしまった、「トーク・ライヴ」のプレリザーブ
当たったら、行くしかないでしょ

この前の「演劇フォーラム」といい、今回といい、つくづく自制心の持ち合わせのないワタクシ…

トーク・ライヴの様子は、来年1月中旬から、スカステでON AIRされるそうですが、せっかくなので、覚えている事を書き留めておきます
(あやしい記憶力だけど…)

スカステの放送を楽しみに待つわというお方は、ここでブラウザを閉じてくださいませm(__)m


     



『宙組トップスター・大空祐飛 お披露目トーク・ライヴ』

11月27日(金) 午後7時~ 於:宝塚ホテル

出演:大空祐飛
ゲスト:野々すみ花
司会:遙 洋子

祐飛さん入場、正面に設えられた壇上に。
ぱっと目を惹いたのは、長~く前にタイを垂らした真紅のブラウス。
司会の方に「赤は珍しいですね」と言われていました。
確かに、グラビア写真などで見かけない色です。
あとは、濃いグレーに細いストライプの入った細身のジャケットとパンツ。
ブラウスと同じ赤の細いベルトが覗いていて、アクセントになっています。
足元は黒のロングブーツにパンツをイン。
今更ながらですが、近くで拝見すると、脚が長すぎる細すぎる
(退場のときに、すぐ側を通ってくれました)


司会の遙洋子さんは、ディープなファン目線で話を進めてくれて、ひとつの話題から次の話題への流れも無理なく自然で、祐飛さんから色々と話を引き出してくれて、とても楽しい時間を過ごす事が出来ました

覚えている範囲で…
(☆は遙さんの質問の要旨、★は答えですが、祐飛さんの言葉ではなく、あくまで要旨です&順番もめっちゃくちゃです)

☆(トップ就任のお祝いの言葉のあとで)今年いちばんの山場はいつでしたか?

★いつ、というのはなく、今年は一年中、ずっと山場だったような…
『カサブランカ』でリックにとにかく入り込んでいるので、トップという意識はあまりなくて。
ただ、真ん中でもらうライトが凄い(気持ちいい)。みんな(他のトップさんたち)こういうライトをもらっていたんだ~!と。


☆苦悩と葛藤する役が多い祐飛さんですが…

★ホゲが来たとき、小池先生に「待っていた役が来たね」と言われて、自分のイメージはそうなのかと。
銀ちゃんが自分にいちばん近くて演じやすかった。もちろん、あんなにわがままではありませんけど(笑)


☆『カサブランカ』の衣装について

★ダブルのスーツの着こなしがすごく難しい。大切なのはバランス。全身を鏡に映して少し離れてチェックして、ミリ単位で補正して、衣装を作ってもらっている。


☆キスシーンが何度も出てきますが…

★形ではなく、その時の感情から入って稽古して、最終的に形が被るのがあったら、直していこうかと。
ただイルザの「この世で最後のようなキスをして」というのは難しく、一晩考えた。


☆飲んだくれたリックは、せっかく訪ねて来てくれたイルザに、結構ひどい事を言っていますが…

★あそこはねぇ…イルザが怒って帰ったあと、バカバカとか言って(ドラえもんの手で自分の頭をポンポンする祐飛さん)絶対反省してるに違いない。で、素面になった時、もう一度話しかけるのだけど相手にされなくて。


☆(どういう流れでこの話になったか覚えていないのですが)

★リックの最後の歌の“ひとりで生きていく”という歌詞は、さいしょはなんて淋しいんだと思ったが、(芝居の)全体を通してみると、全然淋しくなくて、リックの再生の歌だというのを感じた。


ここまで、遙さんと祐飛さんのおふたりでトーク。
(実際は、祐飛さんはこの10倍は話しています「なんだろ?」「なんでしょうねぇ…」と枕詞を多用しつつ)

次に、ゲストの野々すみ花ちゃんが登場して、席替えして、三人のトークになります。
(キスシーンの話は、三人の時だったかも果てしなく頼りないワタクシの海馬)



個人的な備忘録スタンスだから雰囲気は出ていないし、需要があるかどうかも全然わからないのですが(あったらすごく嬉しいけれど)、頑張って(2)に続けたいと思います


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べるばら・ふぉ~らむ!(3)

2009-11-24 10:15:46 | 観劇の周辺
花組のみなさん
千秋楽おめでとうございました。
全員揃って、千秋楽を迎えられて本当に良かったです

「演劇フォーラム」のレポートもどうやら最後まで辿り着きました。


     


★「外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-」について


幕が上がると、中央に階段のあるブイエ将軍の邸宅のセット。
司会の方が待ち受けるところを、上手から花組生が上級生順(だったと思う)に登場。

舞台中央に椅子が5脚。
下手側から、司会者・愛音羽麗さん・桜乃彩音さん・真飛聖さん・壮一帆さんの並びで着席。

みわっち~白というかアイボリーのソフトな感じのブラウス&パンツ
あやねちゃん~ふわっとした濃いめのピンクのワンピースに白系のロングネックレスが可愛い
まとぶん~グレーの光沢のある?ジャケットに黒パンツ
えりたん~紺の光沢のあるジャケットに黒パンツ
4人とも形は違えど、ピンヒールの靴やブーツでした。

最初に名前と「アンドレ編」での役をそれぞれ自分で紹介してから話に入ります。

こちらも各人毎の発言の要旨をまとめます。
(記憶が怪しくなっていますが、そんなに的外れな事は書かないと思います…汗)


まとぶん
「星組でも昨年の全国ツアーでもアランだったので、自分にはアランが向いているのかと思っていた。
アンドレについては、アランの目線から、切ないというイメージがあったが、自分でアンドレを演じてみて、アンドレは愛が報われて幸せな人生を送ったのだなぁ、全然可哀想ではないと実感した。
アンドレのような役も自分に向いているのかと思う。
舞台稽古で衣装を着けたら、下級生からみんなが『ベルサイユのばら』だー!と興奮した。
自分の中での転機はやはり星組から組替えになったとき。
それと『シンデレラ』に外部出演したとき。
樹里(咲穂)さんに続いての再演だったので、真似た動きをしていたら、共演のOGの方に、「あなたはあなたなのだから、思うように動きなさい。ちゃんと受けとめてあげるから」と言っていただいた。
宝塚の大きさや歴史を実感した。
あの外部出演がなかったら、今の自分はなかったかも知れないほど、貴重な経験をさせていただいた」

えりたん
「昨年の全国ツアーでの真飛さんのアンドレが大好きだった。
アランは感情に任せて突っ走らないように気をつけている。
そこはやはり『ベルサイユのばら』だから。
雪組時代に全国ツアーで水(夏希)さんのオスカル相手にアンドレを演じた時は、水さんのオーラがすごくて緊張した。
組替えは自分も経験していて、故郷が出来る感じ」

あやねちゃん
「マリーズは原作に出てこない人物なので、『ベルサイユのばら』の世界を壊さないように演じている。
アンドレが「俺は今日まで生きてきてよかった…」という箇所が好き。アンドレよかったねって思う」

みわっち
「先ほどから袖で歴代のオスカルの方たちの話を伺って、自分もその一員なのだと思うと恐れ多い。
衣装ではマントの扱いが難しい。
『ベルサイユのばら』の漫画は好きで昔読んだが、今、改めて読み直してみると、深い話だったんだと気づく部分も多い」


これからの予定ということで『相棒』の話になり、まとぶんが「4人とも出演します」と紹介し、さらにポスター撮りの話になりました。
大劇場公演中に撮影したため、スーツ物なのに思わず化粧が濃くなりそうになったそうです。


さすがに、「アンドレ編」の内容には誰も突っ込みませんでした。

まとぶんやえりたんの役作りの一端が聞けて、とても良かったです。
フリートークだったら、もっと熱く語ってくれたと思います。
(聞きたかった…)

みわっちは、役作りについてはあまり話しませんでした。
直前まで、オスカル役の先輩のみなさんがいろいろな切り口から語っていたわけですから、最下級生のみわっちの立場からすると、それも致し方ありませんね…

また、あやねちゃんがマリーズのことを控え目にしか語らないのが、見ていて切なかったです。
堂々と笑顔で語れない役をトップ娘役にさせないでほしい、というか、そういう脚本は二度と書かないでほしいです!

まとぶんはトップらしく、話を引っ張って膨らませようとするのですが、司会の方がうまく繋げてくれないのが残念でした。
また、えりたん以下はこの場でどの程度のフリートークをしていいものやら、手探り状態で、話題が尻切れトンボになって、次の話題に移ってしまうのですね~。

例えば、あなたにとって革命的なこと、つまり転機は何ですか?という質問があったのですが、結局、ちゃんと答えているのは、まとぶんだけとか…
あとの3人にもちゃんと聞いてほしかったです。
(司会の方的には、わりと大きくしたい話題らしかったのに…)

その他、『ミーマイ』のこととか、100周年に向けてとか話していたはずですが、記憶に霞がかかっています…
すみませんm(__)m


本当に久しぶりに、ナマの理代子先生を拝見出来て、『ベルサイユのばら』のお話を伺えたし、
OGのみなさんの話も楽しかったし、
花組のスターさんたちの舞台への取り組み方の話はとても興味深いものがあり、
行ってきて良かったと思える「演劇フォーラム」でした!
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ShangriーLa @《Diary》

2009-11-22 23:53:20 | 日々のつれづれ

穏やかな晩秋の一日でした。

でも油断していると、雨は夜更けすぎにぃ~ 雪へと変わるだろ~♪ が、holly Nightのかなり前に現実のものとなる土地なので、自動車のタイヤは冬用に履き替え済です
(↑ものすごく回りくどい文章だよね…)

昨冬は比較的、雪が少なくて助かりましたが、今年はどうかな?



今さらですがゆうひちゃんの来春のDCと青年館の公演の演目が発表になりましたね。

正直に言うと、
『シャングリラ・水の城(仮題)』というタイトルと大まかなあらすじを読んで、リアクションに困ったのです‥‥‥

近未来のSFって?
あらすじを読むとファンタジー要素、満載だよね

‥‥え~っと‥‥どちらかと言うと‥苦手なジャンルです

大風呂敷を拡げ過ぎて収拾がつかなくなって、それをSFだし~、ファンタジーだし~という理由で、辻褄の合わないまま、強引に畳んでしまうようなストーリー運びだけは、避けてほしいです。


でも、設定と、80~90年代の少女漫画の絵柄で情景が浮かんでしまひました~


“人間から進化した者”たちが集う“かつて地球と呼ばれて栄えた惑星(ほし)”
神殿があって、王の傍に、過去に訳ありの白皙の吟遊詩人や“使い魔”と呼ばれるダーティヒーロー系の魔法使いが侍る‥‥

そして‥‥

ただひとり生き残ったらしい美貌の青年が、荒野に立ち尽くしている。
(衣裳は、カシウスの戦死の場面で着ていたような古代ローマ風味で)
周りに生命体は何もなく、彼だけ。
しかし彼は、どうして自分がここにいるかも、自分の名前さえも思い出せない。
地平線の彼方に、鈍い光を放つ大きな惑星だけが見えている。
やがて彼は、歩き出し街にたどり着く。
そこで彼は、旅芸人の一座に拾われ、名を問われ、思い出せないままに呟いた言葉が「ソラ」だったために、「ソラ」と呼ばれるようになる‥‥‥
彼は、ある日、水を支配する王が住まう神殿を訪れることになり‥‥


↑↑↑かなりイタイですね
はいあとは自重します


でも、書いてみたら、ちょっと楽しくなりましたよ

ストーリーはともかく
ゆうひちゃんは、コスチュームは間違いなく似合うので、あとは楽曲に恵まれるといいな。


水、と言えば、AQUAですね。
『ミロワール』の水色の衣装の場面~「AQUAの地球(ほし)」かな?~は好きな場面でした。
今度の『シャングリラ』もああいう感じの衣装になるのかな?
それとも太王四神記というか古代中国風味も有りかな?


何だかんだ言っても、麗らかな陽気に誘われて、DCにも青年館にも足を運びそうです


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べるばら・ふぉ~らむ!(2)

2009-11-22 00:29:10 | 観劇の周辺
記憶があやしくなっているのですがm(__)m、(1)の続きです。

ついに、マリーズ編(爆)も千秋楽ですね~。
前半は新型インフルエンザによる休演の生徒さんが相次いで、代役や新人公演のお稽古が大変だったと思います。
(『EXCITER!!』もありましたしね。ショーはもっと観たかったです!)
全員揃って、千秋楽を迎えられそうで何よりです。




     

★「ベルサイユのばら」の35年を歴代オスカルとともにふり返る


下手に司会者と植田氏、上手に榛名由梨さん、汀夏子さん、紫苑ゆうさん、朝海ひかるさん。
OGの方は皆さん、黒と白を基調にしたファッションでした。いちばん男役らしさを残しているのは、リサイタルを1週間前に終えられたばかりのシメさん。いちばん若いコムさんは、ロングヘアーを巻いて今風のメイクでした。
でも、皆さんの背筋をピン!と伸ばされた姿勢は、とても美しく、さすがだと思いました。

話の流れの記憶が曖昧なので、各人毎の発言をまとめます。

♪榛名由梨さん
(初演の月組のオスカル、花組ではアンドレ、その後もう一度月組でオスカル)

とにかく初演なので、劇画のオスカルに似せようと、化粧前に漫画の切り抜きを貼って、メイクを研究した。
上演前は「お前になどオスカルさまは似合わない!」というような手紙もたくさん来た。
(幕を開けたら大絶賛だった訳です。)
苦労したのは鬘。一個しかなく、巻いても(カールが)すぐに取れてしまう。
大劇場サイズの大芝居が多かったが、「私だって恋をしている…」というオスカルのモノローグの部分が好き。


♪汀夏子さん
(月組→花組と来て、次の雪組のオスカル。内容は花組とほぼ同じ)

もう自分にオスカルは回って来ないだろうと諦めていたので、オスカルに決まった時は、とても嬉しかった。
花組の安奈淳さんと同じ役だったが、植田先生がそれぞれのキャラクターに合わせて、安奈さんとは別の演出をしてくれたのが、印象深い。


♪紫苑ゆうさん
(いわゆる平成版の星組のオスカル。確か海外公演に行っていたため、東京のみ。その後、大浦フェルゼンの花組に特出。杜アンドレ、一路オスカルの雪組にはフェルゼンで特出。フェルゼンの映像は残っているのにオスカルの映像が残っていないのです…(涙))

『ベルサイユのばら』と植田先生のおかげで今の自分がある。
だから、オスカルに決まった時は、ものすごーーーーーく嬉しかった!!
(当時を思い出されたのか、本当に感無量の面持ちでした。何かの本の中でも熱く熱く語ってましたよね!)
好きな台詞は、原作には無いのだけれど、近衛隊士たちに向かって、「このオスカルは信念を曲げる訳にはいかないのだ」と言う台詞。自分の心境と被っているので。
今の生徒たちは、ナチュラルなスーツ物が好きだけれど、大芝居が出来るという基礎があってこそ、ナチュラルなものが出来るのだと思う。だから、音楽学校の授業では必ず、『ベルサイユのばら』や『我が愛は山の彼方に』などを取り上げる。


♪朝海ひかるさん
(まだまだペガサスが記憶に新しい雪組のオスカル。雪組の前に星組に特出。植田氏がオスカル役者として惚れ込んだ逸材でしたね)

男役が演じる男装の女性とか考えずに、オスカルの感情のままに演じた。
衛兵隊と心が通じ合っていく場面や、バスティーユで民衆に語りかける場面が好き。
ペガサスに乗るのは、とても気持ちが良かった。
(いちばん後輩ということで、発言が控え目でした。)


司会の女性が植田氏(76歳)と同年代の方なので、どうしても、昭和の『ベルサイユのばら』の思い出語りが長かったです。
基本的には、司会者がOGの皆さんに話を振り、その話に植田氏が加わっていく形で進行しました。
舞台中央のスクリーンには、4人の舞台写真や当時のポスター等が映し出されました。

「宝塚歌劇はもうすぐ100周年を迎えますが」という事に対しても、皆さんが答えられていたと思うのですが、手元の殴り書きのメモでは、判然としません(泣)

確か、コムさんが「演じている一分一秒が未来に繋がっている」と答えていたような…?(汗)


ここで10分の休憩となります。
スクリーンでは例の「アンドレ(とマリーズ)編」のダイジェスト映像が流れます。

植田氏の出番も終わり、次は、いよいよ!花組の4人が登場します。

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私の店では、人間はみな平等です。@カサブランカ(3) ♪

2009-11-20 12:11:55 | 宝塚観劇つれづれ
※15日の夜に書きかけたものに、追記しています。
 読んでくださって、時間軸がおかしい部分が有ったら、ごめんなさいm(__)m

書きかけのまま放置しているうちに、宙組では休演者が続々と…
休演明けに出てきたら、すぐに代役がつく生徒さんも出る始末で…

無理はしてほしくありませんが、一日も早く、全員揃って舞台に立てますように。

ゆうひさんの来年春のDCと青年館の演目、やっと出ましたね
大劇場はまだかな?
初舞台生がらみで、早々に発表出来ないでいる?


     

日曜日の朝の飛行機で帰ってきました。
寒くもなく、天気もまずまずで良かった~

15日の11時公演を月組の皆さんがご観劇だそうで…
14日だったら嬉しかったと、埒もないことを呟いてみる…
初日を含め3公演も堪能したのに、しかも、また行くというのに、何を贅沢な事を望むかっですよね~。

さて、ワタクシ的には大変なBIG NEWS
11月25日の「クイズヘキサゴンⅡ」に樹里ぴょんはじめ、OG5人が出演します
真琴・姿月・初風・樹里・風花という楽しみなメンバーです
偶然、皆さん元月組で、ゆうひさんがご一緒させていただいたメンバーですねと半ば強引に繋げて、またしても『カサブランカ』いきます

ゆうひさんのファンブログを巡ってますと、皆様、初日には、頬を涙で濡らされています。
それに比べてワタクシは‥‥
「ついにここまできたよ!‥‥まだ夢のようだなぁ‥‥」と感無量にはなりましたけれど、トップの大羽根を背負って降りてくるゆうひさんを見て、泣くまでには至らなかった

心が枯れているのか
愛が足りないのか

“まぶしいほどにやすらかな幸福…
心あらわれるすがすがしさ…”な気持ちだったのです
(“ ”の言葉は某大好きな作品からの引用です←わかる人にはわかっていただけるかと)


ネタバレもしていますが(タイトルそのものがネタバレなのですよね)、ゆうひさん一途にLOVEな文章だけ読みたいというお方も、このままブラウザを閉じてくださいませねm(__)m
おそらく、理屈っぽい文章になると思ふので…



     



タイトルは、リックが本舞台に初登場するシーンの台詞。
リックのカフェには、様々な国の様々な人々が訪れて、たいそう繁盛していますが、ドイツ人の男が居丈高に騒ぎ始める。
そこにカフェの2階からリックが店に降りてきて、発する一言です

ライトが当たっての登場だし、絶対ここは拍手ポイントだと確信したのに、初日には拍手は起きませんでした。
初演の初日ですからね、拍手する側も手探り状態
次の公演からは、ここもそうですが、要所要所に拍手が入るようになりました

小池氏は、リックにこの第一声を与えることで、作品のメッセージを真っ先に伝えたかったのでしょうか?

反ファシズムの活動家だったリックが、カサブランカに流れ着いたのも、根底には「人間はみな平等です」の思想があると思います。

反ファシズムor反権力に加担して武器を売って、戦場に出て、英雄になることを欲し、英雄と祭り上げられたものの、リックは気づいてしまう。
武器というのは人殺しの道具であると。
自分は多くの未亡人や親のない子たちをうみだしてしまった。

リックは自らを自虐的に“武器商人”と言うことで、過去を責めているのだろう。

と言って、今も活動家であるセザールやラズロを非難するわけではなく、「彼らは彼ら、自分は自分」と割りきったスタンスで生きていこうと、決心したのだろう。
かなり葛藤しながら。

セザールに「武器商人から足を洗ったんだ」とさらっと言っているけれど、この台詞は結構重いなぁ…

眼帯の十輝いりすちゃんとゆうひさんとのパリのミュージックホールでのシーン、百戦錬磨の大人の雰囲気があって、いいです

(以前も書いたけれど)レジスタンスの闘志たちとのダンスが好き
宙組の男役さんたちの中に入ると、ゆうひさんって大きくはないんだよね。
観た感じが新鮮
このシーンのシチュエーションでは、“大きくないゆうひさん”がとてもいい具合に嵌まっていると思います。

話変わって。

花組の例の『ベルサイユのばら』でも、アランとジャルジェ将軍に「(貴族も平民も)同じ人間なんだ」と言わせていますが、心に響いて来ないのはどうしてなのでしょうね…

原作でアンドレが「同じ人間なのにな‥‥」と呟く場面は、せつないのにね…



「ベルばら」ネタに走って、脱線しました~

極私的?『カサブランカ』語りについては、まだ続くと思います。
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