夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

ドラマ《きのう何食べた》シーズン2

2023-12-30 21:39:51 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
雪のない年末は、ゴミ捨てに出るのも車で出かけるのもサッと気軽に出れるので助かります。
キルティングやダウンのコートばかり着ているので、たまにはウールのコートを、と着てみたらこれが重い😟
やっぱり軽いコートに戻ってしまいますね。

🍚 🍞 🍚 🍞 🍚 🍞 🍚

10〜12月は『きのう何食べた』のドラマも見ていました。
シーズン2です。
シーズン1の時は、何週か遅れの地元のテレビ局の放送を見ていたのですが(田舎にはテレ東系の民放はないので💦)、シーズン2はTVerで深夜か翌日に視聴。
便利な世の中になりましたね。

『何食べ』といったらまずはお料理ですが、それは置いといて。

出会って8年、いっしょに暮らし始めてからもだいたいそのくらい?50歳になったシロさん(西島秀俊さん…シロさんのストイックな部分もよく出ていると思いました)と48歳になったケンジ(内野聖陽さん…ケンジ役への成り切り度がいつもながら脱帽!)と、まわりの人々との関係の変化が興味深かったです。

両親が墓を買い、家を売って施設に入ることになったシロさん。
ケンジにもしものことがあったときシロさんと家族同様に接したいからと顔合わせの会食をするケンジの母親と姉たち。
そしてもしものときにケンジに確実に遺産を残したいので遺言書を書くことにしたシロさん。

と、こう書くと重いようですが、全然そういうことはなくて、ふたり暮らしを楽しむ日常にほのぼのしました。

ケンジは相変わらずシロさんに惚れまくり。
元カレのことを思い出したりして「ケンジと暮らす今は幸せなんだな」とはっきりと自覚したり、職場でこそ秘密にしていますがゲイのカップルということに外であまり抵抗がなくなってきたシロさんの変化が印象的でした。

ジルベールこと航くん(磯村勇斗さん…この役ではいつまでもかわいい)と、ツンデレな彼に振り回されてアタフタしまくりの小日向さん(山本耕史さん…身体の鍛え方が凄い)のカップルの様子も見どころでした。

シーズン1が始まったときに原作は確か14か15巻あたりまで進んでいて、読みたいな〜と思いましたが遡って全巻揃えるのは大変💸
なので新刊が出るたびに読んでいて、ただいま22巻。
ジルベールと小日向さんのビッグイベントもある事だし、シーズン3かスペシャルドラマが制作されるといいな。
ただ、ケンジの「死ぬまでいっしょにいるよ」という言葉でドラマが終わったので、ここで幕引きなのかな~という気もしたのでした🥺

『何食べ』はちゃんと登場人物が歳を重ねていく物語です。
よしながふみ先生がどこまで描いてくださるかわかりませんが……「老い」の入り口に手がかかるようになるふたりの物語をずっと読んでいきたいと思います。個人的にはむしろこれからが面白くなりそうな気がします。

🍞 🍚 🍞 🍚 🍞 🍚 🍞 

10〜12月のクールのTVドラマではあとは『こたつのない家』を見ていました。
小池栄子さんの演技が好き。
それとドラマではないけれど、芸人さんが山羊🐐を連れて散歩する番組が好きです🙂


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ドラマ《大奥》(シーズン2)②

2023-12-24 14:09:00 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
年の瀬ですね💨
身の回りのいろいろな事が渋滞しています。
掃除とか片付けとか細々した家事とかこのブログとか・・・
のらりくらりとしていたツケがここにきて溜まりまくりです😮‍💨
需要はなくとも😗それでも備忘録は書いておきたい年の暮れ。

❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄

ドラマ『大奥』シーズン2が終わってしまいました。
原作を読んでいて流れがわかっていても、毎週のようにうるうるしながら見ていました。

では「幕末編」について。
ネタバレしまくりです。



原作を端折ったり、少し変えたりはしてあるのですが、それが不自然ではなく、特に最終回は丁寧に伏線を回収してあり、また、ラストシーンは洋行の船の上で、津田梅子と思われる少女に胤篤(=天璋院♂)が語りかけるという原作どおりの終わり方で、これはすっきりしました。
大奥が薩摩兵に破壊されました〜のラストでは切なすぎますものね。
薩摩の兵士たちが女将軍を擁した大奥を〈黒歴史〉として焼き払うときのBGMが、テーマ曲のメロディをマイナーに変えたものだったのが印象的でした。

女性が表舞台に出ることを「国の恥」と言い切った西郷隆盛と、「人を思う心が無いのだ」と断じられた徳川慶喜については、さんざんな描かれ方でしたね😛

出演者のトップに古川雄大さんの名前が出てきたときは、「あのピヨピヨのルドルフがビッグになったのねー」と感慨深いものがありました⇐何目線?
陰間の女装が美しく、青天に裃も似合った古川雄大さんの瀧山♂は、男女逆転大奥のドラマビジュアルとして完璧でした。

その瀧山♂を見出した阿部正弘♀(@瀧内公美さん)が家定♀に「出会ってくださってありがとうございました」と言って亡くなる回は、いちばんうるうるしたかもしれません。

家定は愛希れいかさん、ちゃぴですね。
阿部正弘とのシスターフッド的な関係が微笑ましく、正弘亡きあとは、御台所の胤篤(@福士蒼汰さん)と少しずつ信頼を深めていくちゃぴのツンデレぶりが可愛かったです。
余裕のある大人の男だったはずが、家定とふたりになるとアタフタしてしまう胤篤のキャラもまた楽しく見ていました。
福士蒼汰さんはシーズン1の有功=お万の方に続いての再登場で、「大奥」の幕を明け幕を降ろしましたね。

流水模様の裃、懐中時計、カステラとこの物語に欠かせない小道具もたくさんありました。
家定の死因については、原作の連載中にも明かされなかったのでずっと気になって・・・最終回で明かされて、毒殺ではなくてホッとした覚えがあります。

そして、家茂♀(@志田彩良さん)と和宮♀(@岸井ゆきのさん)の時代になります。
聡明という言葉がぴったりの志田彩良さんの笑顔に癒され、岸井ゆきのさんははまり役だなぁと感心しながら見ていました。
ここで女性同士のカップルを誕生させ、瀧山♂も天璋院♂も(最初は焦ったものの)否定することなく見守る。
『大奥』関連の記事で以前も書きましたが、現在に通じる新しい家族のカタチを示したところに、よしながふみ先生の凄さ、素晴らしさがあるなぁといつも思います。

一方で悪役でありながらもその演技の上手さで井伊直弼(@津田健次郎さん)は強烈な印象が残りました。


シーズン1と2を合わせて(たぶん)全24回。
どうしても男女逆転という物珍しさからの将軍家の存続が全面に出ていた(そのような状況の中で、女も男もそれぞれに苦しむわけですが)シーズン1に比べると、シーズン2はよりメッセージ性が高まっていたと思います。
原作を貫いている思いをちゃんと汲み取っての今回の映像化は、とても良かったです🤩



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ドラマ《大奥》(シーズン2)①

2023-11-30 15:42:02 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
10月からよしながふみ先生原作の『大奥』のシーズン2が放映されています。
「医療編」が終わり、ただいま「幕末編」が佳境を迎えています。

連載中は、最終回に向けて男女逆転の歴史をどう戻すのか?に興味が尽きなかったのでしたが(例えば劇中では男子の天璋院ですが、後世まで女子の写真が残っているし・・・)、よしながふみ先生はあまりにも鮮やかに物語を締め括られました。
その着地にはほぉーっと感嘆するしかありませんでした。

そして、たぶん連載開始当時はそんなに深くは語られなかったと思うのですが、連載が進むにつれて、ジェンダーフリーの視点が際立ってきました。
ドラマの中では先週(11/21)は家定♀️に「諸外国では男子が国を治めているが、我が国が男女の中から優れた人材を選べるということは2倍の人間の中から選べるということで、そのあたりに我が国の勝ち目があるのではないかと思っている(意訳)」と言わせていましたね。
個人的にはいちばん好きな「幕末編」です。
出自や立場を超えた《チーム徳川》の物語ですね。
中でもお気に入りの登場人物は老中・阿部正弘です。退場が早いけれど😢


さて「幕末編」はまだ放映途中なので、終わってしまった「医療編」の備忘録などを。

平賀源内♀️の死因が哀れすぎて😭・・・原作がそうなっているから仕方がないのですが。
源内役の鈴木杏さん、元気が良くていいですね!早口も生き急いだ源内の人生を表すようです。
そして、田沼意次♀️との信頼関係というか、シスターフッド的な関係もほんとうに素敵でした。
意次役の松下奈緒さんは凛としてクールだけれど親しみやすさも持ち合わせていて、また、長身なので華やかな衣装が映えますね。
そしてもうひとり、目を引く👀のは、徳川治済(はるさだ)♀️役の仲間由紀恵さん。
息子の家斉♂️を久々の男将軍に立てて、自分は裏で中奥も大奥も牛耳っていますが・・・気晴らしに簡単に人を毒殺する。それをなんとも思わない。
原作で1ページまるまる治済の顔をアップにしたページがあって、本当に憎たらしい顔つきなのですね。
仲間由紀恵さんの治済はそれをゾクゾクするほど再現してくれています😱

男優(男優・女優という言い方も最近はよろしくないらしいです…)陣では、やはり青沼役の村雨辰剛さんに注目👀でした。
本業は庭師さんなのですよね。園芸番組の出演から始まって、朝ドラ、この『大奥』、そして大河ドラマにも出演していましたね。
オランダ人と日本人のミックスである青沼の「ありがとうと言われるのが何より嬉しい」という人生観、弟子たちにありがとうと言われて清々しい顔つきで刑場に引き立てられていく青沼は医療編のクライマックスでした。

赤面疱瘡はまだ駆逐されてはいないけれど、家光の時代から続いてきた「男子の仕事は種付け」というスタンスに当の男子たちが飽きてきたというか、疑問を持ち始めた時代が、たぶん医療編の時代なのでしょうね。

さてさて、幕末編の行く末(一応の結末は知ってはいても)、楽しみです。

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『エリザベート1878』映画を見ました

2023-11-04 22:11:28 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
先月のことになりますが、映画『エリザベート1878』を見てきました。

都市部では8月末に封切られて、日比谷の映画館では一路真輝さんのトークショーもありました。

そこから遅れること、一ヵ月以上。ようやく地元で上映されました。(しかも一週間のみ。地方都市のスクリーン事情はそんなものです🙄)




以下、極力ネタバレを避けたつもりなので、読んでいただいても、わけがわからないかもしれません🙇

「1878」とは、エリザベートが40歳を迎えた1878年のことで、この一年の様子に絞って描かれています。

夫であるフランツ・ヨーゼフと政治の話をしたくとも夫は全く取りあってくれない。
まだ幼い娘(ルドルフの妹)は母親の私生活や態度に批判的。
コルセットで身体をきつく締め上げ、日に何度も体重を計り、煙草が手放せない日々。
エリザベートは時々はウィーンに戻るけれど、旅に出る。
ウィーンでも旅先でも乗馬は欠かせない・・・
原題は〈お飾り〉という意味だそうです。

コルセットでウエストを締め上げたり、晩餐会では食事にほとんど手を付けずオレンジの薄切りを持ってこさせたり、見事な長い髪のために専属の女官がいたり、精神病院をたびたび訪問したり、エピソードとしてはミュージカル『エリザベート』を見ていればデジャヴのことが多いです。
しかし、当時を模した宮殿や病院などの部屋の様子、馬車や家具や食器やドレスなどの再現の見事さに、目を奪われました。
品格のある大型犬が宮殿のあちらこちらでゆったりと寝そべっていまして、いかにもヨーロッパの宮廷っぽい。顔が長いのでボルゾイ?
また、従兄弟のルードヴィッヒ2世と長く話し込んで「死」を話題にするあたりで、エリザベートは「死」を意識していたのだと思わせました。

エリザベートは人生に飽いているなぁと感じさせることばかり。
とはいえ、いろいろと1878年のエピソード(史実かどうかは不明です)を時系列順に描いていくので、いったいどこに着地する?と疑問が膨らんでいくばかりだったのですが・・・
そうきましたか?!という驚きのラストでした。
ラストの映像はとても美しい。

ただ、この映画のレビューを読んでいると、ラストをエリザベートの妄想と捉える解釈もあって、自分の捉え方が一方向にしかなかったことに、頭の固さを感じてがっかり(´・ω・`)

因みにおなじみの「シシィ」という呼び名は出てきませんでした。


春頃にこの映画のことを知って、さらに一路真輝さんのトークショーの記事も読んでいたので、見れてよかったです😃

公式サイト⬇
https://transformer.co.jp/m/corsage/aboutthemovie.html
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「どうする」のあとはどうなる?

2023-10-29 21:04:12 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
少し前から「どうする家康」をちゃんと見ています。
秀吉が亡くなって、そろそろ関ヶ原の戦いなので、面白くなりそう。
徳川幕府が開府して、そして大阪冬の陣・夏の陣の大団円は見届けようかな、と。
戦国時代の国盗りのあれこれには疎いのですが、さすがに関ヶ原の戦いあたりはなじみがあります。
石田三成は好きな武将ですが、作品によって描かれ方がいろいろ過ぎて、イヤな性格になっている場合もあり・・・前線に出て戦うことは不得手であり、後方支援に長けた人であったということは、共通した描かれ方のようです。

🐰 🐰 🐰 🐰 🐰

そして来年は「光る君へ」(紫式部が主人公)で、再来年は「べらぼう」(蔦屋重三郎が主人公)なので、どちらも戦(いくさ)は描かれません、たぶん。
大河ドラマは、戦国時代と明治維新をテーマにする、そうでなくとも戦(いくさ)のある時代を描くのがテッパンなので、2年連続、その類いのドラマがないのは珍しいかも?

ワタクシ的には、平安時代の10世紀後半から11世紀は好きな時代です。
(これについては後述)

また、蔦重の活躍する文化文政の江戸は、有名どころの文人や画家が活躍する活気のある面白い時代だと思います。
東洲斎写楽をどう描くのかも興味がありますし。
私が学生の頃は、田沼意次は賄賂政治を行った腹黒い奴で、質素倹約に努めた松平定信こそが良い政治家、みたいに習った記憶があります。
しかし、定信の政策では経済が停滞し新しいモノを生みだす力も乏しくなるので、最近では田沼時代が評価されているようですね。
やはり市中の活気は大事!

だから、来年再来年の大河ドラマはそれなりに楽しみなのですが、世間一般はそうではないかも知れませんねー🤔

🐲 🐲 🐲 🐲 🐲

さて「光る君へ」は紫式部が主人公と上記しましたが、もうひとり、藤原道長も重要な役どころのようです。
HPにはふたりの関係は《ソウルメイト》とされていて、妻のひとりではないのか?・・・

紫式部の時代、というよりも道長が兄たちの死去によって昇っていく時代は、上級の貴族たちは実務は下級官僚に任せてふわふわと遊んでいるだけに見えます。
やることは、権力闘争と恋愛と歌会だけみたいなイメージ?😁
政治をやるにしても、陰陽師に占わせて方策を決めたり、凶々しきことが出来するとひたすら神社仏閣で祈祷を行なう、ようなイメージがあります。

でも当時の貴族たちがあまり忙しくなかったからか?こぞって克明に日記を書いてくれていたおかげで、◯年◯月◯日、▢▢が△△を行なっただの、◯◯が▢▢と対立しただの、こういうことがあったが私はこう思うだの、会話の内容まで含め1000年経った今でも知ることが出来ます。
それをもとにして学術研究どころか、ドラマまで作れてしまう。
そして、宮仕えした女官たちも負けじと、日記をしたためていたので、こちらは◯◯と▢▢は仲が良いとか、△△と◯◯は別れたらしいとか、▢▢様はすてき!とか、こちらにはガールズトークが満載。

なので、それなりに面白い時代です😃
ドラマのHPの人物相関図を見ながら、この人物が出てくるならこのエピソードが入るかな?この人物ならばあのエピソードかな~?と想像するのも楽しいです。
だけれども、脚本大事❗
昨年の「鎌倉殿〜」で脚本の力というものをしみじみ感じました。

しっかし❗
HPを見ていても、若い俳優さんたち、特に男優陣ががほとんどわからない〜(-_-;)
時代に取り残されているワタシ⤵😢

先ずはあと2ヶ月、家康さんを見守りましょう。
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