これは面白そうかな~
と読みはじめても、読書には当たり外れ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0145.gif)
が付き物ですが‥‥
そんな中から、これはちょっと感想を残しておきたいな、というものを、簡単に書き留めておくことにしました。
「なりひらの恋」 (三田誠広:著 PHP研究所)
・ご存知、在原業平の物語で、かなり面白くて一気に読みました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
本屋さんで歴史小説が置いてある書棚の前を通りかかり、ぱっと目
に入って手に取った一冊。
「この世に 桜なんてものがなければ 春の心も のどかなんだけどね」
あの有名な業平さんのお歌が、このような訳で、まず冒頭に載っていたので、きっと面白い
と直感で購入。
“業平”ではなく、プレイボーイの“なりひら”が語る恋の物語ですが、和歌に対する自身の考えや想いや、当時の政権への皮肉や批判が散見されて、軽いけれども、読みごたえがありました。
歴史書ではないので、史実そのままではない部分もあり、そういう点が許せない人もいるかもしれませんね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0144.gif)
『花の業平』を再演してほしいな…今なら花(まとらん)か宙(ゆひすみ)かな?←宙は時間的にもう出来ないでしょうが…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0208.gif)
「小袖日記」 (柴田よしき:著 文春文庫)
失恋したOLが、平安時代にタイムスリップして、紫式部の侍女の小袖と魂が入れ替わるお話。
小袖は、紫式部のために、『源氏物語』のネタ探しに、日々、奔走している。
そのネタを元に主人である紫式部と会話しながら、『源氏物語』の「夕顔」「末摘花」「葵」「明石」「若紫」の各帖の成立過程というか、裏事情が語られていくという趣向。
設定が新鮮だったのと、各章がミステリー形式の一話完結の形をとっているので、歴史エンターテイメントという体(てい)で、楽しく読めました。
ただし、タイムスリップしたのが、架空の平安時代なので、歴史的なリアリティーがなく、迫力に欠け、読み進むうちに物足りなくなるという面はありました。
『源氏物語』は、当然、著作権が切れているから、いろいろな二次創作を目にしましたが、これっ
というのには、まだ出会えていませんね‥‥
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0145.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0156.gif)
そんな中から、これはちょっと感想を残しておきたいな、というものを、簡単に書き留めておくことにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0070.gif)
・ご存知、在原業平の物語で、かなり面白くて一気に読みました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
本屋さんで歴史小説が置いてある書棚の前を通りかかり、ぱっと目
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0084.gif)
「この世に 桜なんてものがなければ 春の心も のどかなんだけどね」
あの有名な業平さんのお歌が、このような訳で、まず冒頭に載っていたので、きっと面白い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
“業平”ではなく、プレイボーイの“なりひら”が語る恋の物語ですが、和歌に対する自身の考えや想いや、当時の政権への皮肉や批判が散見されて、軽いけれども、読みごたえがありました。
歴史書ではないので、史実そのままではない部分もあり、そういう点が許せない人もいるかもしれませんね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0144.gif)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0208.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0070.gif)
失恋したOLが、平安時代にタイムスリップして、紫式部の侍女の小袖と魂が入れ替わるお話。
小袖は、紫式部のために、『源氏物語』のネタ探しに、日々、奔走している。
そのネタを元に主人である紫式部と会話しながら、『源氏物語』の「夕顔」「末摘花」「葵」「明石」「若紫」の各帖の成立過程というか、裏事情が語られていくという趣向。
設定が新鮮だったのと、各章がミステリー形式の一話完結の形をとっているので、歴史エンターテイメントという体(てい)で、楽しく読めました。
ただし、タイムスリップしたのが、架空の平安時代なので、歴史的なリアリティーがなく、迫力に欠け、読み進むうちに物足りなくなるという面はありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0237.gif)
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