夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

想像力を共有できる場所

2020-02-28 19:31:01 | 観劇の周辺
新型ウィルスの影響は、ついに劇場空間にも及びました。
今週に入ってから少しずつ公演の延期や中止のニュースは聞いていましたが、2月25日あたりから、各団体・カンパニー、各劇場が雪崩をうったように公演の中止を決めました。

観客が声を出して応援するスポーツではなくても、劇場は閉鎖空間ですから・・・ましてや大学の卒業式まで中止に追いこまれているこのご時世です。
残念ですが仕方がないのでしょう。
未曾有の対応といえましょう。


そういう時期ですが・・・そういう時期なのに・・・上京していました🙇🙇🙇
マスク😷と除菌ティッシュと車を運転するときに使う手袋🧤(電車の吊り革やエスカレーターの手すりのことを考えて。)を抱えて。


先ず、2月26日ソワレの月組の『出島小宇宙戦争』を無事に観劇。
マスク率、ほぼ100%。
観客の入りも、ほぼ100%。

ですが、ホテルでニュースを見ていると、政府の各分野に対する自粛要請は度を増してきています。

2月27日マチネは日生劇場で『天保12年のシェイクスピア』を観劇。
満員御礼の看板が出ている人気公演ですが、2階から見ると目立つほどではないけれど、空席がちらほら。
休憩時間にメールチェックをしますと・・・
東宝からメールがきていて、翌28日からの東宝系の劇場公演をしばらく中止するとのこと。
大阪公演も中止になったので、この回が事実上の千秋楽になってしまいました。

終演後、主演の高橋一生さんからご挨拶がありました。
それがこの記事のタイトルにした言葉です。
意訳ですが「娯楽とはとかげの尻尾切りに遇ってしまうものですが、娯楽とは潤いであり、劇場は想像力を共有できる場所」というようなことを、無念の思いを滲ませながら語ってくれました。

https://www.tohostage.com/tempo/comment.html


一旦、ホテルに戻って、もう一度出かけましょう、というときに、大空ゆうひさんのFCからメールがきて、2月28日に開幕の予定だった『お勢、断行』が全日程、中止とのこと。
一度も板に乗らない幻の作品となってしまいました・・・
(映像記録用に最後の通し稽古をしたと、あとから某出演者さんのTwitterで知りました。)
(ゆうひさんご自身も、言葉にできない無念さを、今朝になってTwitterに投稿してくれています。)

この状況では、宝塚歌劇も早々に休演を決めるよね・・・と妙な確信を抱きながら、ソワレは雪組公演を観劇。
やはり休憩中に、29日からの休演を知りました。


そして今朝、帰るべく劇場前のホテルを出てきたわけですが、今日は一回公演なのに、当日券を求める劇場まえの列が長かったです。
ふつうならば、立見券を含めても観劇は無理でしょうという人数でしたが、団体のキャンセル等が発生しているかもしれませんね。
寒いなか早朝から並んだ多くの方々が観れるといいですね🙏


今回、運良くというか、無謀にというか(←劇場というエンターテイメントに関わりがない世間の大部分の見方はこちらだと思う🙍何だかんだ言っても観劇はまだまだマイノリティな趣味です)、予定通り三演目を堪能してきました。
折々に、感じたことなどUPしていきたいと思います。


近い将来に、再び、想像力を共有できる場所に辿り着けますように🙏



東京宝塚劇場のお雛様。
おひな祭りの3月3日は休演期間中なので、もう早々と片付けられてしまっているかな?
寂しいですね。



終演後に、劇場の出入り口付近の柱に貼り出されたお知らせ。


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先が見通せない問題

2020-02-25 23:55:52 | 日々のつれづれ
1月は当地は観測史上、いちばんの暖冬だったのですが、ここにきて冬の寒さがやってきました。
平年並みの気温というけれど・・・春🌱🌷🌱を前にして足踏み状態です❄️

さて・・・

これだけ巷で騒がれている問題をスルーするのもどうなの、ということで・・・書くことにしました。

(但しこの記事を検索で発見?されたくないので、あきらかな固有名詞は避けます💦)

専門家がいろいろな立場で論評しています。
立場が違えば見方も違うのは当然のことなので、そういう捉え方もできるのねー、といろいろとためになります。

例えば、クルーズ船の検疫官やスタッフの検査が不十分なのでは?と言われていますが、その検査に念には念を入れたら、「乗客は二の次なのか!」という声も起きるでしょう。
何せ、検査できる人数に限りがありますから。

私が納得したのは、「多国籍の人々が混じった3000人を超える乗員・乗客を国内のどこに長期間収容できるのか?クルーズ船内にいてもらうしかなかった」ということ。
たぶん横浜港に入港する前に、船内での感染は拡がっていたのだろうし。
でも、とりあえず船内に隔離したものの、あれだけの感染者が出てしまったということは、前例もマニュアルもなくて、手探り状態の混乱した現場なのだろうなという想像はできます。

だから、専門家でもなく、現場も知らないけれど、名のある方々が「明らかに日本は水際対策に失敗した」と、上から目線で発信していることは、嫌だなと強く思いました。


そしてマスク😷問題。
予防にどの程度効果があるのかわかりませんが、少なくとも不用意に手を口の周りに持っていくのは避けられるのかな、と思います。
(医療用は別にして)毎週一億枚ずつ供給するとはいっても、まずは官公庁や企業が、職員・社員・従業員に配るために大部分を押さえるでしょうから、一般にはまだまだ出回らないことでしょう⤵️

これから花粉🌳🌁の季節に入るというのに、困りますね😦


日本🗾の場合、とりあえずの収束は梅雨の季節になるのでは?いやいや8月くらいでしょう、という話も聞きました。

大流行を引き起こすか否かは、ここ1~2週間がヤマ場だそうです。

過剰でもズボラでもなく、正しく恐れて、今の自分に出来ることをやっていくしかないですね。






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雪組トップコンビの退団

2020-02-21 23:12:35 | 観劇の周辺
2月17日に雪組トップコンビの退団が発表されました。
2月4日のXday が過ぎて無風状態だったので、すっかり油断?していました。
その間にのぞさまの聖火ランナーの発表もあったし🏃✨


まだまだと思っていたのに、望海風斗さんは4月で研18。
トップ就任が研15で遅かったとはいえ、もう少し男役として活躍してほしかったです。
退団公演の『fff フォルティッシッシモ』は上田久美子センセイの、ベートーヴェンの第九をテーマにした作品なのね😃
のぞさまの男役としての歌唱力はff フォルテシモを突き抜けて、さらに次のレベル、fffに達しているという思いも、タイトルに込めているのでしょうか?
同じ上田久美子センセイの、ブラームスを主人公にした『翼ある人々』がとても好きなので、期待値が高いです⤴️⤴️⤴️

ショーは生田大和センセイの『シルクロード』。
記者会見で、のぞさまは「『ドン・ジュアン』が印象深く転機となった作品」と語っているので、その演出家だった生田センセイの初のショー作品がのぞさまの退団公演になる、というのも何かのご縁でしょう🙂

とはいえ、チケット🎫が手に入るんだか😟


真彩希帆さんは98期生。
2012年の宙組公演が初舞台です。
この公演は、私は大劇場で観ています。
初舞台生はラインダンスのほかに、お芝居のほうにも真っ白の衣装でレビューガールとして出演していました。
花組から星組への異動は、礼真琴さんの相手役を想定してのことだったのかな?
実際、『鈴蘭』と『桜華に舞え』で組んでいますし。
でも98期生をこんなに待たせないですよね😵💦
何はともあれ、のぞさまの相手役になれて、歌唱力を思う存分に発揮できて、良かったと思います。
でも、プレお披露目の『琥珀色の雨にぬれて』のときは、主張が強い娘役さんだなあ、と、あまり好感が持てなかったのです。
しかし次からは、相手役としてのポジション、また芝居全体のなかでのポジションが、観ていてしっくりと馴染むようになってきていました。


のぞさまもきいちゃんも、宝塚最後の日まで、元気に駆け抜けてほしいです☺️
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響く言葉

2020-02-18 23:33:49 | 日々のつれづれ
ふとしたおりに、「ああ、いいなあ」とか「これはちゃんと考えなくてはならないことだ」と感じる言葉や文章に出会うことがあります。
わざわざノートに書き留めたりはしないのですが、忘れてしまうのも悲しいので😢ブログのネタもないことだし💦ここに残しておこうと思います。

まずは・・・

★曽野綾子さんの「一人暮らし」より。

「食べて、雨のかからない乾いた寝床で寝て、洗濯されて破れていない衣服を着る。これだけだって大変にいい生活条件なのだ」

発展途上のアフリカの国々をたくさん見てこられた曽野綾子さんならではの言葉。
私たちにとって当たり前のことを、当たり前であるとスルーせずに、これは実は、稀有な幸せなことと、時々思い出せたらいいと思います。

「幸せ」→「さいはひ」について。

★酒井順子さんが「JAF Mate」に書かれた文章より。

「平安時代の〈幸い〉は〈ハッピー〉ではなく、〈ラッキー〉の意味を持つのでした。自分で何かした結果ではなく、他者からたまたまもたらされるのが、ラッキー。(途中略)今の女性達は〈幸い〉を得るために、自分の意思で動くことができます。ただ〈ラッキー〉を待つしかなかった時代と比べれば、〈ハッピー〉を求めて自由に動くことができる我々は、何と恵まれていることか。」

そういうことなんですね。
酒井順子さんらしく、とても分かりやすい。
清少納言も紫式部も、たぶん〈ラッキー〉と〈ハッピー〉の違いについてちゃんとわかっていたのでしょうね。
もちろん、きっかけは〈ラッキー〉だったけれど〈ハッピー〉な人生もあったと思うのですが・・・

『ベルばら』のオスカルも、姉たちの〈ラッキー〉な人生をみていて、〈ハッピー〉な人生を切り開こうともがき、悩みました。


もうひとつ。

★朝日新聞の「折々のことば」より。

「子どもたちの未来はしかし、不都合な過去が先送りされるゴミ捨て場になっています。」

耳の痛い言葉です。
汚れた地球🌏️を子どもたちに渡さないために、大人たちはもう少しだけ不便な生活をしてもよいのでは?と思うことがあります。← 偉そうにすみません🙇🙇🙇


また、言葉が溜まったら、part2を書こうかな😊





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チケットの事情

2020-02-14 20:52:13 | 観劇の周辺
商売が上手いというか、抜け目ないと思うのが、最近の抱き合わせやグッズ付きのチケット販売です。

宝塚歌劇と『エリザベート』のチケットは瞬殺必至なので、いろいろ仕掛けられていますねー💣️

宝塚のチケットとセット販売で、今のところいちばん目立つのは『アナスタシア』(宙組ではないほうね。)。
最近は『ボディーガード』と『ビリー・エリオット』も。

『アナスタシア』ってそんなに売れていないの❔❕
かなり以前に、「アナスタシア」のアニメをTVで見て好きだったので、某先行抽選で早々と正価でチケットを買っちゃったワタクシ😦(さすがにお席は良いのですが・・・)

『エリザベート』は昨年もでしたが、先行抽選にグッズを付けてあって、9500円のA席が12500円とかになっていたりする👀
そのグッズの原価はたぶん3桁でしょう。
その他に各種手数料もかかるのだから、合計金額は恐ろしいことに💥
この類いのチケットに手を出したら負け❗️と気持ちを引き締めています。

ただ、一般発売後もかなり余裕のある演目のチケットだと、(座席は良くはないのでしょうが)お値引きした上に粗品🎁やお弁当🍱🥪をつけて販売したりするので、チケット会社にも言い分はあるのでしょうねー💦

値引きはなかったけれど、粗品付きのチケットを買ったことはあります。(プレゼント付き、と謳っていました😁)
確か、チケット会社の貸切公演でした。
プレゼント🎁は初夏だったので?ゼリーの詰め合わせでした。
まあまあ美味しかったです😌


いろいろなサイトにアンテナを張っていなければならず、とにかく、最近の、特に宝塚のチケット取りは大変です😰
でも、手に入らなければ「ご縁がなかったのねー👋」とわりとあっさり諦めがつくようにもなりました😁

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