夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

【ライヴ中継】『AII BY MYSELF』

2024-05-10 21:56:02 | ライブビューイング・配信
ライヴ中継で見ました

❄彩風咲奈リサイタル
『AII BY MYSELF』
5月6日15:30〜公演
NHK大阪ホールから中継

ひとことで言うと、とても丁寧に作られた咲ちゃんのサヨナラショーという感じでした。
初舞台から現在までの想い出の作品や代表作やを時系列で見せてくれますが、大枠は大スター・ブルーム(彩風咲奈さん)をライターのカイル(華世京さん)がインタビューしていくという流れです
かせきょーはリアルに咲ちゃんの大ファンだそうで、始終テンション高め。

まず「あなたが誰かの夢になる」というキャッチコピーが入った咲ちゃん横顔単独写りの音楽学校のポスターが大きく映し出されるのですが、そのピュアな表情が半端じゃない。
最近は本科生が全員で並んでポーズを決めているポスターばかりですが(音校生には良い思い出と経験になりますが)、この咲ちゃんのポスターは今でも使える、むしろ今だからこそ使えるとしみじみ思ったのでした。
全員写りはパワフルですが、集団美の圧を感じないこともないですから。

咲ちゃんは客席からの登場ですが、羽織っていた純白のファーコートは同期の愛ちゃん(愛月ひかるさん)の『不滅の棘』の衣装かな?

蛍光オレンジの初舞台のラインダンスは印象深いです。
咲ちゃんの期の初舞台公演は、実は大劇場で観ているので。
併演の日本物ショー『さくら』の主題歌「♪怪しいまでに美しいおまえ」も聴けました。
ひたすら懐しい👀

咲ちゃんがダンスが上手い❗というのは『キャプテン・ネモ』の幕開きのダンスで知ったのでしたが、あまりたくさん観ていない中でも印象的で大好きな咲ちゃんのダンス場面が「♪海の見える街」です。
ジャズにアレンジされたこの曲をフルヴァージョンでしっかりと踊って魅せてくれました🤩
やっぱりこの場面はすてきです❤

あとよく覚えているのは『るろうに剣心』の斎藤一。
なにかと話題の作品でしたね~👀
咲ちゃんのお芝居で好きな役は『ひかりふる路』のダントン(この作品で歌がすごく上手くなったと思いました)と『壬生義士伝』の大野次郎右衛門ですがこれは登場しなかったような……
これも好きだった『ボニクラ』のクライドはたっぷり見せ場がありました。

突然「♪カリビアンナイト〜」が!
え?これって90周年の星組、月組と続演したショーで咲ちゃんと何の関係が?
咲ちゃんはさえこさん(彩輝直さん)のファンだったそうで、これはさえこさんのお披露目の演目でしたね~

そして日替わりのナンバーは「ジャンクション24」の「♪Dance with Me」。
有名なダンスナンバーなので知っています。
昔のダンスナンバーにはステキなものがたくさん眠っていると思うので、発掘してほしいな~

雪組は3つに分かれているので、咲ちゃんチームは19名だそうですが、人数の少なさを感じない賑やかなショーでした✨
下級生まてたくさん出番があって、それぞれに見せ場ももらっていたようでした。
かせきょーはもちろん、脇をしっかりかためてくれていたのは、男役では安定の諏訪さきさん。
娘役では音彩唯さんが歌で大活躍でした。

咲ちゃんの出演作は見ていないのが多くて🙇付いていけるかしら?楽しめるかしら?と心配だったのですが、じゅうぶんに楽しい時間を過ごすことができました❣

東西ともに完走しましたね❣
おめでとうございます😊

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【ライヴ中継】『アルカンシェル』溢れる多幸感

2024-04-03 17:42:28 | ライブビューイング・配信
いったいいつのハナシですか〜?
なのですが備忘録📝

久しぶりにライヴ中継を見てきました。
ひと言でいうなら
多幸感✨しかないです。
幕が開いてかられいちゃんとまどかちゃんの緞帳前でのご挨拶まで、ずっと多幸感に浸り続けていた時間でした。

🌼3月25日 13時 宝塚大劇場公演千秋楽

🌼『アルカンシェル 〜パリに架かる虹〜』
◆作・演出 小池修一郎

小池修一郎氏のオリジナル作品としては、主題がはっきりしていて見やすかったし理解しやすかったと思います。

舞台はナチス占領下(1940〜44)のパリ。レビューの灯を消してはならないと奮闘するミュージック・ホールの人々の物語。
ナチス・ドイツの描き方に批判もあるようですが、ああいう表現は作劇上仕方がないのではないかな?と個人的には思います。
でも舞台上にハーケンクロイツが掲げられていると、なんだかドキドキしますね。
(これが正塚晴彦氏だと、舞台を南米あたりの架空の国に設定したりするのだろうなぁ)
ご都合主義な面もありましたが、あまり人が亡くならず(これは良かった)ソフトランディングした感じです。

トップコンビの退団公演が一本モノだとお芝居ばかりで物足りないのではと思ったのでしたが、レビューシーンをかなり入れてありました。
ただそうなると、もしかしてこの『アルカンシェル』はもっと内容を削ぎ落として前もののお芝居に出来るのでは?50分くらいのショー作品をつけて2本立てに出来たのでは?と頭を過ったりもしたのでした。

花組のみんなが柚香光さんの方を向いて創り上げた舞台、柚香光さんが360°放っている光が組のみんなを照らしている舞台。
そんな感じでしょうか?
確か開幕直後は急な休演時期があって、原因はインフルエンザやコロナではなく心の問題かしら?と心配しましたが、休演明け以降は着実に回を重ねる事が出来て千秋楽を迎えられて本当に良かったです。

動きのひとつひとつがうっとりするれいちゃん。
主役なのだけれど目立ち過ぎることなくちゃんと登場人物の一員というスタンス。

自分の意志をはっきりと持っている歌姫のまどかちゃん。少しだけ大人っぽくなった?幸せオーラに溢れて、れいちゃんの相手役になれて本当によかったね~の一言に尽きます。

微妙な立場のナチス将校をさらりと見せてくれたひとこさん(永久輝せあさん)。葛藤が激しい役だとは思うのですが、熱い感情は飲み込んでいるフリードリッヒなのでしょう。

葛藤が激しいといえばミュージック・ホールの歌手のジョルジュ(綺城ひか理さん)もそう。ナチス・ドイツの制服を着たときから自分のとった行動に悩んでいたと思うのですが、報われる最後で良かった。

ストーリーテラーの役割の聖乃あすかさん。ぜんぜんお芝居の邪魔にならずに分かり易いストーリーテラーでした。

アネットの星空美咲さんのフリードリッヒへの感情は一時的なものではないのがわかりました。
アコーディオンを抱えた湖春ひめ花ちゃんが可愛いし、口調が自然。
一樹千尋さんの存在感は大きく、輝月ゆうまさんの敵役はさすが。

映像だと、舞台から受け取る情報は実際の観劇で受け取る情報の十分の一くらいだと思うのですが、好い時間だった〜🥰とつくづく感じました。

サヨナラショーは『はいからさんが通る』から。
れいちゃんの思い入れの深い演目なんですね。
まどかちゃんは『アナスタシア』のナンバーが圧巻でした。タイトルロールを演じたのですものね。

れいちゃんは黒燕尾での階段降りで、お花渡しはマイティ(水美舞斗さん)でした。専科とはいえ同期のまゆぽんが居るので、これは嬉しい驚きでした✨

東京公演は完走してほしいですが、くれぐれも無理せずに🙏
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【ライヴ中継】『GRAND MIRAGE!』

2023-10-09 18:03:43 | ライブビューイング・配信
(続き)

🌼『GRAND MIRAGE!』

岡田敬二先生のロマンチック・レビューの22作目。
岡田先生は、一時期は新作を全く発表されていませんでしたが、最近は2年に1作くらいは発表されていますね。
ショー作家がいないということもありましょうが、古くさいと言われようと「THE・宝塚」なショーの需要はあるのだと思います。
私も、映像ではありますが、見ていてほわほわと楽しめました。
聞きなじみのある曲をたくさん使ってあるのも、私には嬉しいポイントです。
しかし、言いたいこともありまして・・・

おなじみのパステルカラーの衣装での幕開けです。
娘役さんたちにはお約束のつばの広い帽子ですね。

聖乃あすかさんが大活躍でした。
永久輝せあさんと完全に対になっている場面もあり、プログラムの写真もひとこちゃんと同じ大きさなのはちょっと驚きました。

退団する生徒さん(航琉ひびきさん、和海しょうさん、春妃うららさん)の餞の場面もちゃんとあって良かったです。
ただこの「ジュテーム」の場面は「ボレロ・ルージュ」の直後だったのでそちらには当然出られないわけで・・・
しぃちゃんは歌の人ではありますが、ボレロの場面でも踊ってほしかったな〜という思いはありました。

最近はショーで娘役さんが活躍する場面が増えていて、それはとても素晴らしいことだと思っているのですが、岡田先生のショーはあくまでも「男役に寄り添う娘役」というスタンスなので、その点は不満があります。

星風まどかちゃんが芯になる場面がひとつもありません。
あくまでも「柚香光の相手役としての星風まどか」としてしか存在していません。
岡田先生は確か90歳に近いはず・・・もう長年培ってきた姿勢は変えられない、というか、娘役の場面は眼中にないのでしょうね。

そして、
「♫ 愛、それはまぼろし 夢、それはかげろう〜」
このような歌詞のテーマ曲。
タイトルがミラージュだからこういう歌詞になったのだとは思いますし、よく聴けば、あなたに出会えれば愛も夢も叶うよ(意訳)となるようなのですが、ここだけを聴くと、愛してやまない舞台、夢を抱いて入団した宝塚歌劇団は、幻で陽炎でした・・・と感じてしまって、実際聴いていてつらかったです。

さて真ん中の柚香光さん。
いかにもロマンチック・レビューという場面よりも、ラテンやボレロの場面でいきいきと見えました。
やはり、ショースターですね!
また小さな場面でしたが、ILLUSIONの場面の黒と白の衣装が斬新でした。


さて、ショーも終わって、退団者のご挨拶です。

今回の退団者は上述の3名で、研17、研16、研13なので、かなり上級生ですね(れいちゃんが研15)。

個人的には、以前から和海しょうさんのファンだったのですが、むらの千秋楽の日はお盆の入りでお墓参り等で慌ただしく、配信も見れない感じの日だったのでした。
なので、「無理して公演を再開したのだろうなー」と感じつつも、しぃちゃんの最後の日を画面越しとはいえ見届けられて嬉しかったです。

退団者のお手紙紹介をする美風舞良組長のテンションが異様に高く、かなり気を張っていたのだと思います。

いちばん最初に階段を降りた春妃うららさんのご挨拶が、途中で止まってしまったのですが、たぶんこれは急遽、ご挨拶の文言を変えたのでは?と思いました(あくまで私の想像です)。
紋切り型の定型文ではなく、今回の一件に触れるわけではありませんが、できるだけ自分の言葉で、という姿勢が感じられました。

そして、しぃちゃんと航琉ひびきさんもつつがなく挨拶を終え、2回目のカーテンコールは他の組だと「卒業される方から一言ずつ」となるところ、「卒業されるみなさんとお話しましょう」というれいちゃんの配慮が嬉しかったです。ミニミニトークショー。

またいつも以上に、退団者への拍手が大きく聞こえました。

卒業された皆さま、どうぞお幸せに。

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そして宝塚歌劇団が少しずつ浄化されていきますように。

個人的には、年末のタカラヅカスペシャルは開催中止にすべきと思います。
渦中の宙組が東京公演中で出演できないのを良いことに、なぁなぁと開催してほしくないです。
タカスペは言わばお祭りですから、自粛しましょうよ、と思います。




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【ライヴ中継】花組『鴛鴦歌合戦』

2023-10-09 11:47:34 | ライブビューイング・配信
花組東京千秋楽のライヴ中継を見てきました。
今回の一件では思うところは多々ありますが、先ずは「見よう!」と思いました。
舞台が【愛に満ち溢れた場所】ではなく、ここを乗り越えれば道が開けるかもしれない、と、泣くのを堪え歯を食いしばって舞台に立っているだろう生徒さんも大勢いるのだろう。
舞台上では楽しくても、舞台を降りたときに降りかかる困難に負けそうになっている生徒さんもたくさんいるのだろう。
そういう思いが時々、頭を掠めました。

千秋楽が8日ではなく、もっと後だったら、もっと長い休演期間があったかもしれません。というより、そうあるべきでした。
千秋楽(しかも東京の)を前にして、花組でも当然、葛藤はあって、「千秋楽だから」に押し切られた形の再開なのだと思います。

※休演明けの6日に、理事長が登壇して挨拶したそうですね。
詳細はわかりませんが、とにかく少しでも矢面に立とうとしている行動(内容ではない)だけは、小さな一歩だと思います。


🔴10月8日 13:30開演

🌼『鴛鴦歌合戦』
 原作 映画「鴛鴦歌合戦」
 脚本・演出 小柳奈穂子

「オペレッタ・ジャパネスク」とうたっているだけあって、かなりの部分が歌で物語が繋がれていきます。
先ず幕開きがそうなので、少々冗長で、早くストーリーを動かして!と思ってしまいました、スミマセン。
で、だんだんとこういう作りに慣れてくるわけです。

ストーリーはいたって単純で、絶対に迷子にはなりません。
お家騒動の件は小柳先生の創作部分だそうで、このエピソードで物語が良い具合に膨らんだと思います。
途中から着地地点が見えているのですが、ちゃんと間違いなく着地して八方丸く収まるハッピーエンド。

まだ下級生でも、ソロで歌う場面をもらった生徒さんたちはちゃんと上手い💮と思いました。

気になったのは娘役さんたちの台詞のトーンが高過ぎること。
最近は娘役さんの台詞の言い方が落ち着いたトーンになってきて、ナチュラルになっていいな、と感じていたので。
キンキンした声を出さなくても充分に若さは伝わるのにね、と思ったのでした。
そんな中で、奥方役の春妃うららさんのお芝居を見ているとホッと出来ました。

男役さんたちはいろいろなお役がありましたが、とても嬉しかったのは和海しょうさん(しぃちゃん)がヒロインの父親役で、がっつり真ん中で芝居をする場面がたくさんあったこと。最後に大きな役が出来て、良かったです。しぃちゃんは歌が上手いのに役付きが・・・と今までもどかしかったのです。

瓦版屋の、一之瀬航季くんと侑輝大弥くんが、タッパがあって華やかでいいですね。

永久輝せあさんは青天の鬘が似合って、とても楽しいお殿様でした。

そして柚香光さんは、目ヂカラが有り過ぎて(⇐誉めてます!)、市中でゆるりと暮らす浪人には見えなくて、確かに秘密を抱えた人生ではありました。
あと1作しかないかと思うと、もしかして他の演目(本来は別作品だったはず)が良かったのでは?と思わないでもないですが、リストやルドルフなどの苦悩する役が続いたので、初挑戦らしいこういう系のハッピーな役で良かったのかな~

何はともあれ、作品は楽しめたのでヨカッタヨカッタなのでした☺️

(続きます)
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【LIVE中継】月組『フリューゲル』

2023-09-29 22:15:56 | ライブビューイング・配信
トップコンビの卒業が発表されましたね・・・

97期の海乃美月さんは、娘役としては充分にやりきったとおもうし、99期の美園さくらさんの後任に上級生のうみちゃんが決まったときは、努力の道すじが評価されたのだととても嬉しかったです。

そして、れいこさん(月城かなとさん)。
まだ卒業には早くない?というのが正直な気持ち。
本公演5作で卒業、と就任時からご自分で決めていたみたいですね。
それでも、あと本公演1~2作、うみちゃんと全くタイプの違う娘役さんと組んだ作品を見たかったです。
現在、研15。
後任が同じ95期だとしても、れいこさんの任期が少し延びても、ぎりぎり待っていられる学年。
(100期のおだちんが次期ではなくて、誰かをはさむのでは?その場合、来年研19のちなつさんの可能性は低いと思っています。劇団での現在の一推し✴️❤️はちなつさんなのだけれどね)
あくまでも辺境人間の私見なので、突っ込まないでください m(_ _)m

  ~~~~~~~~~~

9月24日(日) 快晴☀️✨
13時公演(大劇場千秋楽)


🈷️『フリューゲル -君がくれた翼-』
作・演出 斎藤吉正

ヨシマサ先生の大劇場作品は、大体は好きなのですが今作はどうでしょう?

結論から言うと、かなり楽しめました、というか、刺さりました💘
夢奈瑠音さんが「♪歓喜の歌」を歌い始めた瞬間、うるっときましたもの🥹

1988年秋の東ベルリンを主な舞台にして、回想シーンなどを盛り込みながら、1989年のベルリンの壁の崩壊までを描いています。
主義主張の違い、ある日を境に180度変わってしまう思想、信じていたものに裏切られる衝撃、そしてボタンの掛け違い……
89年のベルリンでなくても、身近なところに、形と大きさを変えて、そういうことはたくさんあるのだと思います。

ご都合主義的な部分もありましたが、そこはスルーして🤫

☆ヨナス(月城かなとさん)
東ベルリンの軍人でナディアのコンサートの責任者となる。
生真面目で堅物に見えるけれども、実は思考に柔軟性があるヨナスは、最初は魅力のある人物には見えませんでした。
フリューゲルの歌を聴いてナディアに心を開いていってからがヨナスの、そしてれいこさんの大きさを感じました。

☆ナディア(海乃美月さん)
西ベルリンの世界的歌姫。
ステージのシーンのうみちゃんがなんだかとても綺麗で……すでに退団オーラが出ていたのでしょうか?
ヨナスと心を通わせてからの台詞の言い方が、とてもナチュラルに感じました。
にしても、あの衣装はなんとかならないものかと💢
「世界のファッションリーダー」って言わせているのに、特にあの色づかいはないでしょ❗️と思ってしまう。
衣装担当は?と調べたら、(私は)お名前を聞いたことがない方でした。

☆ヘルムート(鳳月 杏さん)
東ベルリンの国家保安省の軍人。
ヘルムートに旧守派を代表させています。
軍服姿が超絶かっこいい❤
付け入る隙がなく、人としての「遊び」の部分すらないような人物。
大好きなちなつさんなのに、ヘルムートのどこにも感情移入できないままでしたが・・・それもまた良し💓
壁が崩壊し最後に膝をついて・・・の表情をずっと見ていたかった。(ライビュだとすぐに映像が切り替わる😢)

☆ルイス(風間柚乃さん)
ナディアのマネージャーとして東ベルリンにやってきた人物ですが、実は……
NATOの制服姿がとても決まっていました❗️
サーシャを西に亡命させるのに一役買うのですが(このあたりの脚本がご都合主義かも?)、おだちんの芝居のうまさで、ああ、そうなのね😃と納得してしまう。
前回の『応天の門』では策士で目ヂカラが印象的だったのですが、今回はナチュラルな表情が見れました。

☆ミク(彩みちるさん)
西ベルリンに潜入している東側のスパイ。
ヨナスと繋がりもいまいち不明で、ストーリー上の立ち位置も曖昧?
ただ、作劇上、必要な役だということはわかります。
コードネーム?ちるちるみちる、可愛かったです😃
が、誰かとがっつり芝居するという場面もなくて・・・個人的にはちょっと残念でした。

☆フランツ(夢奈瑠音さん)
教会の神父で、自由を求める学生たちを応援している。
上述のとおり、フランツの「歓喜の歌」の第一声がきっかけとなって、歌の輪が広がっていく演出は良かったです。

ヨナスのお母さんエミリアの白雪さち花さんは、順当な配役でしたが、認知症っぽい印象にしてしまったのがなんか不自然で・・・
エミリアを保護するニコラは、蓮 つかささんの最後の役となりましたが、役としてはれんこんの持ち味に合っていたとは思いますが、最後は真ん中付近でストーリーの動きにもっと係わる役を見たかったかな〜

とはいうものの、この物語の主役はヨナスでもナディアでもなく「時代の流れ」だと思います。
流れに乗れる人、乗りたい人、乗るのを拒む人。拒まざるをえない人。

'89年のベルリンの壁の崩壊のニュースについてはリアルタイムで知って、「ちょうどフランス革命の200年後だ・・・ここでまた世界が変わる?」と何か運命的なものを感じた頃のことを、うっすらと思い出した作品でした。


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