夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『クライマックス Cry-Max 』(2) ♪

2012-06-29 10:18:04 | 宝塚観劇つれづれ

ぼつぼつと東京で観劇を繰り返しています。


これが最後のショーだという心理的な想いも大きいのでしょうが、どんどん好きになっています。

ですが、「ローズラメント」の場だけは、あまり分かりませんでした

三角関係のさまざまなカタチを、カルメンの物語を借りて表しているのかな?とか考えますが‥‥意味をつき詰めたりせずに、観ればいいのかな?
と思っていました

ところがっ
今期、唯一のSS席で観た日のこと。

すうーっとダンスも歌も心に入ってきたのです
2階から俯瞰で観たり、オペラでゆうひさんにzoom in!していた時にはわからなかったこの場面の醸しだす空気感というか、ポリシーというか、(語彙が貧しくてすみません)そういうものが、ずんずんと伝わってきたのです。
オペラ無しで、全体を見渡せたのがよかったのかな?

それまでは『Cry-Max』を観てもちょっと消化不良な感じがしていたのですが、それ以後は、きちんと咀嚼して、晴れ晴れと劇場をあとにできるようになりました

でも‥‥
東宝の下手ブロックの10~20列目あたりは、団体のお客様のお席なのですが‥‥
刺したり刺されたりのあげくに復活~再生の流れに、「えなんでポカーン」状態でした。
という一部始終を2、3度、目撃しまして‥‥
わたしの初見のときと同じなわけで‥‥

三木氏のこだわりはあるのでしょうが、もう少し分かりやすくorコンパクトにまとめてもいいのでは?と感じた次第です


しかし、ここの下手セリ上がりのゆうひさんは超絶かっこいいです
まず、すっと伸びた指先が現れ、ゆっくりとお姿が
かなり下手の前方席の時には、至福のひとときでした


〈ひげ祭り〉にも遭遇できました
「ハスラー」で銀橋を渡っているゆうひさんのお口の上にお髭が
これは、くるかな~とワクワクしていたら、「キャラバン」を歌うみっちゃんには、顎にも立派なお髭が
その場の男役さんは全員、お髭装着でございました。
ここではゆうひさんは、センターパーツのオールバックなのですが、場面ごとに髪型を変えているのは、今回に限らず、いつも凄いと感心するばかり

「ハスラー」は男役さんたちがビリヤードのキューを操って踊るのもなかなかなのですが、娘役さんとゆうひさんの絡みが好きです
銀橋下手で迎える愛花ちさきちゃんのシックでワイルドな感じとか~
手すりを滑り下りてくる、藤咲えりちゃん、すみれ乃麗ちゃん、大海亜呼さんとのそれぞれ1対1との濃い絡みとか3人の髪飾りはものすごく凝っていますよね
えりちゃんは、最後に目立つ場面があって良かったね


ということで…
また何かしら書けたらいいな
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『エリザベート・2012』 (4) 帝劇前楽

2012-06-28 10:40:24 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

帝劇で5月9日に開幕した『エリザベート』が、早いもので前楽を迎えてしまいました。


前楽キャスト(役替わりのみ)

・シシィ‥‥春野寿美礼
・トート‥‥石丸幹二
・フランツ‥‥岡田浩暉
・ルドルフ‥‥大野拓朗
・ちびルド‥‥鈴木知憲
・ゾフィ‥‥杜けあき

ルドルフ以外は初日と同じキャストです。
また、このメンバーはこの回が帝劇での楽になります。


おささんはのびのびと歌い上げていました。
子供時代のシシィも、とても天真爛漫だったです。
シシィのその後を知っていると…なんだか切なくなる明るさでした。
今日は、ルドルフが亡くなって棺にとりすがるところが、ひとりではもう歩けない、フランツに支えてもらうのだけれど、フランツもいっしょによろけてしまう…という体で、凄いリアル感でした。

トートとの絡みも〈最後通告〉「私が踊る時」〈体操室〉どの場面でも“丁々発止”で、対決色がとても強かったです。

おささんのシシィは、「私に出来るのは、強い皇后を演じることだけ」という〈精神病院〉での歌の歌詞そのものだと思いました。
その分、ルドルフを喪ったときの崩れ方が大きい…


変わった?と感じた石丸トート。
今日はとてもワイルドで、ドS風味満載
2年前の石丸トートが戻ったと思いました。
今期は、小池氏から、トートの役作りをノーブルにマイルドに、という要望があったそうで…初日は確かにそうでした。
でも、それって私にとっては、石丸さんのイメージそのものなんですよね。
だからこそ、それを打破した感のあった前回の石丸トートが、とても新鮮でした
だから、今日のワイルドなトートを観れて、とてもすっきりしました
石丸トート閣下には、約1ヵ月振りにお会いしましたがだんだんワイルドになってきていたのかな?
それとも、今日だけ?
終演後のご挨拶で「“愛と死の輪舞”で春野さんの涙をみて、火が点きました」とおっしゃっていました。
もうひとつ、今日のmyツボ
トートがはじめてシシィと出逢った瞬間の表情。
まじまじとシシィを見つめて、呆けたようになっていました。


やっと観ることができた大野ルドルフ。
ミュージカルは初舞台だそうで、歌もまだ弱いし、舞台上の段取りをこなすことで精一杯にもみえ、思わず手に汗握る場面もありましたが、ルドルフを丁寧に大事に演じていると感じました。
博多→名古屋→大阪と、どんどん進化してゆくのでしょうね

知憲くんのちびルドは、“ママに会いたい”という気持ちがとても強く出ていて、“ひ弱な皇太子”そのものだったので、大野ルドルフとの繋がりがとても良かったです
トートとはじめて出逢ったときの疑わしそうな「だれ?」は、今期のちびルドはみんなやっているのかな?

~~~~~~~~~~~

前楽の、カーテンコール~ご挨拶の様子は、YouTubeに映像が上がっています。
前々楽と千秋楽の映像もUPされていて嬉しい


次のmy『エリザベート』は真夏の鯱の國にて。

来月の博多座公演がつつがなく、かつ盛大に、行われますように

(博多に出発する前に、あさこさんはお花を持ってきてくれるかな)
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『エリザベート・2012』 (3) おさあさトークショー

2012-06-28 09:37:18 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

6月17日、お台場のホテルで行われた「春野寿美礼×瀬奈じゅん トークショー」に行ってきました。

田舎者のワタクシは“ゆりかもめ”に乗るのが初めてで窓からの景色をずうっと眺めていました。
時間があったら一旦、豊洲まで行って、台場まで戻ってきたかったくらい
何せ、海には縁遠い地域に住んでいるので、海辺というか水辺の都市の景観が珍しいのです。

話が逸れました


トークショーは、おささんは黒のパンツスーツ(男役テイスト)、あさこさんはベージュの膝下丈のパンツに大振りのストールを巻いて。パンツスタイルで、というオファーがあったそうです。ふたりとも足元は高いピンヒールで綺麗なお姉さん風味でした。
司会は、中井美穂さん。


まずは、舞台稽古の映像を観ながらトーク。

基本的に、おささんはコムちゃんの、あさこさんはかなめさんの衣装を着ているそうです。

一幕ラスト、例の勝負ドレスでの階段降り。
舞台稽古のあとにドレスの丈を少し長めにしたので、おささんは初日にぶっつけ本番だったこと
ふたりの扇の開き方が、違うこと。

マテさんが、歌詞が曖昧になって、あさこさんの出番直前に「ちょっとちょっと」と聞いてきて、すぐ教えたのだけれど、「トートをやっていて良かった」と思ったこと。

おささんは、祐一郎さんとの絡みで舞台稽古でやり残した部分があったので、あさこさん×祐一郎さんの舞台を監督室から観たこと。
お稽古場では同じようにやっていたつもりでも、舞台に乗せると、ずいぶん違うと思ったこと。

最初の顔合わせの日、おささんは初めてで、右も左もわからないだろうから、あさこさんが待ち構えていたこと。


そして、サプライズゲストで、大鳥れいさんが登場。
花組エリザの時に、おささんはトップお披露目公演で、とにかく必死で、大鳥れいさんは退団公演で「ずいぶんと強いシシィだった(笑)」。大鳥さんは、必死に否定していました


おさトート×あさシシィ、あさトート×おさシシィが観たいという要望に応えて

東宝版にはない「死ねばいい」の場面を、それぞれがトートとシシィになって、ほんの寸劇ですが、再現してくれました


歌ってはもらえませんでしたが、花組時代のおさあさコンビ復活のトークが繰り広げられて楽しかったです
おささんはほわんとしていて、あさこさんは下級生モード満載で、懐かしかったです

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はんぶん  @ひとりごとな《Diary》

2012-06-14 22:11:55 | 日々のつれづれ

6月も半ばです。
宙組公演が、折り返し地点にさしかかりました。

もう半分過ぎてしまった‥‥
まだ半分ある

それぞれの想いがあると思いますが‥‥


わたしの場合、6月後半の2週間のチケットを(自分としては)たくさん取ったので、まだ半分あると、今は思っています‥‥
でも、きっと自分でも訳がわからないうちに毎日が過ぎていくのだろうな‥‥


次の星組も、その次の月組も、とりあえず1回ずつチケットは取りました。

『銀英伝』大好きなので、次の宙組公演は大劇場まで観にいこう、とも思っています。


今は、そう思っていますが‥‥
だけど、その時になって、“わくわく”じゃなくて、“チケットあるし、帝劇(梅芸)のついでに観てこようか~”というテンションになりそうな不安が、わいてきました

今までは、ゆうひさんが退団しても、新陳代謝を冷静に受け入れて、宝塚はふつうに観続けられると思ってきましたが‥‥
自分の中で、“大空祐飛さんの退団”は、考えていた以上に重い、というか、日々、重くなっています‥‥


宝塚歴は長いのに、ここまで惚れ込んだご贔屓の退団を見守るのは、実は初めてなのです。


一路真輝さんのときは、退団の前年から、劇場に観にでかけるなど論外な事情を抱えてしまい、気がついたら一路さんは退団していたという状態でした。
『エリザベート』は、かなり後になってからビデオを買って観ました。

樹里咲穂さんのときは、その頃はゆうひさんのファンでもあったし(節操がなくてすみません)、外部で女優さんになることもわかっていたので、寂しかったけれども、穏やかに退団を受け入れました。
でも、最後の花組公演と日生劇場の公演は、当時の自分としては、かなり観にいったと思います。
そして9月に退団して、11月には外部の舞台に立っていました。


ということで、ここにきてかなりうろたえていますが
おもいっきり泣いて、そして晴れやかな気持ちで、あと何回かの観劇が出来るといいな‥‥と思います。

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最後の最後の初日 ♪

2012-06-01 20:42:05 | 宝塚観劇つれづれ

宙組東京公演の初日を観てきました


『華やかなりし日々』の方では、小さな変更がいくつかありました。

冒頭、ロイがロナウドを襲撃する場面で、ロイの台詞が増えたので、ふたりの現在の関係が少しはっきりしました。

それにしても、「 a pretty girl is like a melody」の曲がDVDでは全部カットなのですよね
ものすごい重要な曲なのに~
随所で何度も形・アレンジを変えて使われていて‥‥物語のキーポイントとも言えるような曲なのに‥‥
発売日を遅くしてもいいから、なんとかならないのかな?
あるいは‥‥
生徒さんにはものすごい負担だけれど、東京公演では楽曲を変更して、それをDVD収録するとか‥‥
ショーの方にカットが無いのが、せめてもの救いです。


ゆうひさんは、ひたすら自然体に見えました。
“宝塚の大空祐飛”を楽しんでいる感じがしました。
抱負としてよく語られる「舞台上で楽しんで演じたいと思います」ではなく、その先に居るような気がしました。
“最後の大空祐飛”を確かめているというか…味わっているというか…でも決して酔っているわけではなく冷静で…
うまく表現できる言葉を見つけられません


『Cry-Max』は盛り上がりました
最初から、手拍子&拍手がすごかったです


今日は2階A席で観ました。
大劇場では初日の次の日に1度、2階席で観たきりなので、照明とか、ダンスのフォーメーションとか、とても新鮮に観ることができました


すっしぃ組長とゆうひさんの、初日のご挨拶のあとは、スタオベ
すっしぃさんがご挨拶の中で、ゆうひさんを「我らがトップスター」と言ってくださるのが、とても嬉しい
ゆうひさんは、結構長いご挨拶で、“クライマックス”についていろいろ話されて、その中で私の心にいちばん残ったのは、
「“クライマックス”は終着点ではなく、その先へ続くもの」というようなことでした。
それを宙組に例えて「7月1日がクライマックスだけれど、その先へつながっていく」みたいに言われていたかな?
すみませんm(__)m海馬の衰えを日々、実感する昨今です

最後はゆうひさんの合図で、「宙組がんばるぞ~」と組のみんなで叫んで締めとなりました。

千秋楽まで、休演者や事故などなく、無事に公演できますように



ショーが始まって10分くらいしたところで、揺れました
特に遠征先での地震は怖いです
いつになったら、落ち着くのでしょうね‥‥
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