※書き終えて読みなおしてみたら
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かなり、イタイ内容になっています
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いつでもお逃げ
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くださいませ。
40年の時を経て、『ベルサイユのばら』の新刊がでました。
タイトルの、“でました”のあとの、“‥‥‥”でお察しください。
嬉しい
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のだけれどね、でもね
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というのが、本音です。
嬉しいのは、「マーガレット」誌に掲載された、1~4までのepisodeが1冊にまとまったので、手軽に読めるということ
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カラーページもそのまま収録されたので、嬉しい反面、コミックスとしては随分とお高くなってしまいました
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今回のが、「エピソード編 Ⅰ」ということは、「Ⅱ」も出す気満々
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ということですね
巻末に理代子先生へのインタビューが掲載されているのですが、そもそも「アンドレ編」を描いた経緯というのが、「宝塚で上演するための原作として一度つくったものだったんですが、アレンジして上演されたので今回漫画で描きました。」(←本文から引用)だそうです。
と、いうことは
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'09年の宙組と花組の「アンドレ編」は、○えだ氏が改変=改悪したから、宝塚の『ベルばら』史上最悪の「どんぐり編」に変わったということですかっ
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う○だ氏はまた余計なことを
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という経緯がわかったのは、良かったです
嬉しくないことは‥‥
方々で言われていますが‥‥
絵があまりにも違いすぎて
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連載時の絵柄は、特に後半は、ネ申
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だから、もう二度とお目にかかれないのは充分にわかっておりますが‥‥
このブログの過去記事では、けっこう当たり障りのないことを書いてきたのですが‥‥
思いきって
「フェルゼン編」の、仮面舞踏会でフェルゼンに剣を突きつけるオスカルの顔
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あのオスカルを初めて見たときの、ショックといったら
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あんなお顔のオスカルはオスカルじゃない
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という部分が、多々ありまして‥‥
さらに、嬉しくないことというか、ショック
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だったのは、「ジェローデル編」でオスカルのキャラが変わってしまっていたことです
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初対面の相手に「ちっこいな…!」なんてオスカルは言うでしょうか?
「僕のほしいのは剣の相手だ」とアンドレに言い放ったあのオスカルはどこにいってしまったのでしょう
理代子先生が、精力的に、新エピソードを次々と発表なさるのを読みながら、「『ベルサイユのばら』は理代子先生の“もの”なのだなぁ」という実感が一作ごとに大きくなっていきました。
40年という時間を経て、理代子先生はたくさんの紆余曲折に富んだ人生経験をつまれ、当時とは考え方が違ってしまっても、それはしょうがないと思うのですね。
問題は、受け入れる側のワタクシの方。
同じように40年という時間を経たにもかかわらず、『ベルサイユのばら』への、オスカルへの想いが、全く変わっていないのです。
わたしはリアルタイムの読者で、毎週信じられないほど胸ときめかせて読み耽って‥‥
連載終了後には、その想いを、大事に大事に宝石箱にしまって、時々はそっとその想いを掬いとって磨いてきました。
『ベルサイユのばら』は、オスカルは、決して過去の想い出ではなく、いつだって、わたしにとっては、現在進行形なのです
アニメの展開に納得できなくても、実写版の映画のラストが違ってしまっても、『ベルばらKids』でオスカルたちが時空を超えても、宝塚の舞台でとんでもない『ベルサイユのばら』を観てしまっても、「わたしはあの香気
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あふれる原作
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をちゃんと知っているのだから
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原作以外は二次創作だと思えばいいのよね~
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」と平然としていられたのです。
(そのわりには、宝塚の『ベルばら』の脚本&演出を酷評しまくっていますが
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)
理代子先生の絵柄の劣化は、人間誰しも身体が老いるのは止められませんから、脳内で連載時の絵柄に変換したりできるし、受け入れられると思うのです。
だけど、オスカルはじめ登場人物たちの生き方、精神の芯になっている部分は、絶対に変えないでほしいな、と切望するのです。
まーったく
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面倒な読者ですよねぇ
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←という自覚はあります
理代子先生は、次の「ジェローデル編」のあとは、ロザリーやジャルジェ将軍をお描きになりたいようですが‥‥わたしは「アントワネット編」が読みたいです。
そして‥‥
そっとこのままにしておいてほしいのは‥‥
実は‥‥
オスカルだったりします。