夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『うたかたの恋』と『ブラック・ジャック』再演が次々に②

2022-06-06 12:01:45 | 観劇の周辺
'23年のお正月からの宝塚大劇場の花組の演目が『うたかたの恋』と発表になりました。
もちろん、併演のショーはありますが、「また『うたかた』?しかも本公演で?!」というのが先ず感じたことです。そして「れいちゃん(柚香光さん)にルドルフって合うのだろうか?」とも思いました。

『うたかたの恋』は初演が1983年なので、来年で40周年になります。
その記念としての本公演のようですね。
何度も再演されていますが、本公演は紫苑ゆうさんトップ時代の星組以来、30年ぶりだそうです。
あとは、外箱公演や全ツでの公演が続いていますね。

幕明きのウィンナワルツの舞踏会の場面は、セットも衣装も音楽もとても美しく、まさに、「THE・宝塚」なのですが・・・『うたかたの恋』って役が少ないのですよね😟
それとストーリーがわりと平坦で、ルドルフはあっさりマリーと心中を謀るイメージがあって・・・
『エリザベート』でルドルフの人生が知れ渡ってしまった(つまり観客側がハプスブルクの歴史に詳しくなってしまった)ので、もっと歴史を深く掘り下げて描いてほしいな~と思ったりするわけです🙂
儚いおとぎ話にはしてほしくないなぁと。
そこは演出を担当する小柳奈穂子先生の手腕に期待したいですね。

ルドルフが主人公の物語を上演するなら、10年くらい前に東宝で上演した『ルドルフ・ザ・ラスト・キス』を上演してほしかったかも🙂
わりと政治色の濃い脚本で、マリーは聡明な女性に描かれており、ルドルフの最期は自死か暗殺か、観客の判断に委ねられています。
音楽がフランク・ワイルドホーン氏で「♪明日への階段」という名曲もあります。


『うたかたの恋』の舞台を実際に観たのは1回だけです。
真琴つばささんと檀れいさん時代の月組の全ツでした。
映像ではいくつか見ていますが、春野寿美礼さんと桜乃彩音さん時代の花組が印象深いです。

1回しか観ていない作品なのに、アレコレ語ってしまいました🙇🙇


『ブラック・ジャック』についてもちょっと書こうと思います。
これは月組の全ツの演目ですが、こちらこそ本公演で上演してほしいな、と思いました。
「ブラック・ジャック50周年」という記念の年なので、再演するそうです。
副題が「危険な賭け」なので、1994年ver.の再演でしょうか?
(1994年は手塚治虫記念館の開館を記念しての上演だったそうです。)
本公演にして、『ブラック・ジャック』の新作を宛て書きすればいいのに。

こちらは、旧東京宝塚劇場で観劇しました。
トップスターの安寿ミラさん他がロンドン公演に行っていたので、真矢みきさんのブラック・ジャックで観ました。
再現率高いと思った記憶が。
でも、ストーリーは覚えていませんが💦
なぜか1階上手のわりと前方で観たということを覚えています。


周年を記念した演目の再演の発表が、続いていますね。
2024年は宝塚の『ベルサイユのばら』上演から50年です👀
連載開始から50年の今年、再演があるのではと恐れていましたが((゚□゚;))どうやら何事もなく乗りきりました(ホッ)
'24年に向けてそろそろ動きが出始めるかな~?😒
で・・・
ひとりごと。
新体制の星組って・・・まこっちゃんとありちゃんはオスカルもアンドレも出来るでしょ?(役替わりができる。)なこちゃんはロザリーもアントワネットも出来るでしょ?せおっちはフェルゼン(あるいはベルナール)が出来るでしょ?
もし再演があるとすれば星組かしらね?と思ったりするのでした😛
あくまでひとりごと💦
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「青のパンドラ」 『ポーの一族』新章スタートです

2022-06-04 08:48:03 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
待ちに待った萩尾望都先生の『ポーの一族』の新章が始まりました😃(月刊「flowers」7月号から連載開始。)



新章のタイトルは「青のパンドラ」。
初読の印象は、「今度こそアランは復活するのでは!」「でも萩尾望都先生の絵がまた変わってしまった」ということです。

アランについては、萩尾望都先生ご自身が、昨年('21年)お正月のNHKの番組で「アランは復活させます」と明言されていたので、これでエドガーは1人きりで長い時間を歩かなくてすむ・・・と安心したのでした。

絵については、ずいぶんと骨太な感じになっちゃった・・・と。
約40年ぶりに『ポーの一族』の新章「春の夢」が発表された時からも、少しずつ絵柄が変わってきているかしら・・・と感じたのでした。
でも、あーら、不思議👀
再読してみると、絵柄への違和感はなくなり、ストーリーに没入しているのでした。
私の感覚もいいかげんなものです💦

「青のパンドラ」の舞台は2016年のミュンヘン。
アランの亡骸?を納めたアタッシュケースを大切に抱えたエドガーが、バリーとともにアーサーの家を訪ねます。ファルカやブランカも登場しています。
「ユニコーン」という章の第1話も2016年のミュンヘンが舞台で、あれからその続きは途絶えてしまって、やきもきしていたのですが、いよいよその続きです。
つまるところ、今世紀に『ポーの一族』が復活してから新しく登場したキャラクターが総動員された感じを受けました。
また、昔の発表当時には詳しく明かされていなかったポーの村の事情なども、絡んでくるようです。
ついにこの「青のパンドラ」でアランが復活するか?!という期待をいだかせます。

数年前は、萩尾望都先生は『王妃マルゴ』の連載も抱えられていて、『マルゴ』と『ポー』とを交互に描かれていましたが、『マルゴ』はめでたく完結しました👏
なので?今度は長期の連載をしてくださって、アランの復活まで話を運んでくださるといいなぁと、期待をふくらませています😁✨

『ポーの一族』発表当時はコミックスで5巻分の長さでした。
既に新シリーズはコミックスで4巻になっています。
萩尾望都先生の中での、初期設定、後付け設定がどうなっているのかわかりませんが、「ポー」という一族だけでなく、時を超えて存在し続けるものたち全てを巻き込んだ壮大な世界ができている感じです。

って、偉そうなことを書き連ねました🙇

とにかく、今後の展開が楽しみです🤩



https://flowers.shogakukan.co.jp/work/7104/
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【ライヴ中継】星組『Gran Cantante!!』

2022-06-03 08:32:08 | ライブビューイング・配信
引き続いてはショーのことなど少し。

❇️『Gran Cantante!!』

タイトルに!!が付くのは藤井大介先生の作品。
スペイン語で「素晴らしい歌い手」という意味で、まこっちゃんをリスペクトしたタイトルだそうです。

女装祭りもダイスケショーの定番です。
今回は瀬央っちが女役(雌牛設定?)で、まこっちゃんと踊るという場面。う~ん、微妙。男役同士のエネルギッシュなダンスにしたらいいのに。
どうしても男役に女装させたいのなら、『Apasionado!!』のような感じが好きだわ。

『ファンキー・サンシャイン』の天気予報の場面の娘役のオレンジ系のミニドレス(をリフォームしたもの)が使われていて、懐かしかったです。って、あれは2010年のショー。劇団は物持ちがいいですね。
因みにあの場面では映画『ひまわり』のテーマ曲が使われていましたっけ……まさか、12年後に不幸な形で『ひまわり』が注目されるなんて……

話を元に戻して🙇

オレンジのミニワンピは別にして、衣装は落ち着いた感じが多かったです。
灼熱のスペインではなく、哀愁のスペインという雰囲気です。
みんなして焦げ茶色の衣装の場面の次は、みんなで黒い衣装。
暗い色が続くと、映像では気持ちが上がりません。
センスは悪くないと思うし、劇場の照明の中での見え方はシックで素敵とも思いますが、田舎者のワタクシは、宝塚のショーなんだから、暗い色の連続はやめようよ!と思ったのでした。

途中、スペインを舞台にした宝塚のお芝居のナンバーのメドレーがあり(『バレンシアの熱い花』『哀しみのコルドバ』『誰がために~』など)、聞き覚えのあるメロディーが続いて、親しみやすかったです。

ここぞ!という時の美穂圭子さんの歌は、やっぱり好きです。(お芝居の方では、圭子さんのむだ遣いをしてるなぁと思いましたが💦)

初舞台生108期のラインダンスはレベルが高かったです。
全員で千秋楽を迎えられておめでとうございます🎊

まこっちゃんは歌って踊って大活躍で、「♪オンブラ・マイ・フ」も聴かせてくれました。

男役を引き連れて踊る舞空瞳ちゃんもオーラがあってカッコイイ。

今回で退団のみっきー(天寿)と、はるこさん(音波)にも見せ場が用意されていて良かったです。
エトワールはみっきーでしたが、はるこさんにも歌手として階段降りさせてあげられなかったのかな?とちょっと残念です。

せおっちの羽根が片羽根だったのですが、よく見ると舞空瞳ちゃんも片羽根で、ふたり合わせるとひとつの大羽根になるというデザインでした。
立派な大羽根のまこっちゃんを挟んでの3つの羽根でひとつのデザインとして、これはこれでシックで良かったです。


❇️退団の方々

≪紅5≫は別として、天寿光希さんをはっきりと舞台上で認識するようになったのは、『眠らない男』のナポレオン2世の時からだと思います。
芝居の人、という印象でしたが、三拍子揃った実力者ですね。(91期の首席でしたっけ?←うろ覚え💦)
新人公演で主演できるかも?という時期に怪我で休演したのは悔しかったと思いますが、そこでめげずに研18まで在団して活躍してくれてありがとう💕✨

音波みのりさんがヒロインを演じた舞台はふたつ観ました。
『メイちゃんの執事』と『アルジェの男』。
特にアルジェ~の方は、研15だったのに瑞々しく、4学年下のまこっちゃんと組んでも違和感がなくて、本公演でも、もっともっと活躍の場があればいいのに、と思ったことでした。
ヒロイン経験のある上級生娘役の退団は痛手ですね。
はるこさんも長い間、ありがとう💕✨

華雪りらさんは、宙組で初舞台を踏んで宙組に配属。祐飛さんの退団公演が初舞台だった98期生は、なんとなく気になる期。もう研11なのですね。
「宙組と星組で大好きな『うたかたの恋』に出演できて嬉しかった」とメッセージにありました。
目立った娘役さんではなかったけれど、努力しながら宝塚人生を楽しめて、充実の約10年間だったら、良かったです💕✨

お三方とも、東京公演の千秋楽まで無事に舞台に立てますように🙏
みっきーがご挨拶の中で言っていましたが「舞台に立てることは当たり前のことではない」状況はもうしばらく続きそうです😟


次の公演からは、暁 千星くんが合流します。
ありちゃんは98期の首席。まこっちゃんも舞空 瞳ちゃんも首席。
すごい組だわ👀
まこっちゃんもありちゃんも童顔なので、だからと言って安易に、今回の『めぐり会いは再び』のようなファンタジー系の演目を当てるのは避けてほしいものです。
ショーが楽しみな組になりそうですね😃
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【ライヴ中継】星組『めぐり会いは再び』

2022-06-02 09:51:57 | ライブビューイング・配信
星組大劇場公演千秋楽のライヴ中継を見てきました。
(相変わらずの映像での観劇だけれど、舞台を観に出かける気力が起きません。)
途中、約20日間の公演中止に見舞われましたが、公演が再開出来て千秋楽を迎えることができて、本当に良かったです。

🕐️5月30日(月) 13時開演

❇️『めぐり会いは再び next generation ~真夜中の依頼人~』



作・演出の小柳 奈穂子先生の『めぐり会いは再び』の3rd。
2012年上演の2ndからちょうど10年後という設定です。
97期生までは前作の経験があるのかな?
前作や前々作の作品の説明が時々入って、しかも「それいるの?」なものもありまして、つまるところ、物語の情報量が多すぎでした。
なので、見ていてかなり疲れました。
プロローグにでも、ざざっと説明して、あとは今回の物語に集中したほうがスッキリするのでは?と感じたのでした。

わちゃわちゃしたファンタジーなおとぎ話です。
宝塚の本公演で、この時期にディストピアな物語やら、現実世界に起こり得る物語は避けたいですものね。
おとぎ話にしてはストーリーが入り組んでいて、かつ、ドタバタし過ぎという気はしますけれど……

見ていて疲れた原因に、役が多すぎるから、というのもあります。
そこは座付き作家ですから、小柳先生ご自身が楽しみながら役を増やしていったのでしょう。
予め人物相関図をチェックしておかないと何がなにやら。

衣装の奇抜さも、おとぎ話だからと思えば、「ふーん、そうなのね」と許容範囲です。
ただし、礼・舞空コンビだからなんとか着こなせている、という感じでしょうか?

礼真琴くんは予想通り、ルーチェ役が嵌まっていました。
舞空瞳ちゃんも相変わらず可愛いし、変に台詞の声のトーンを上げないのが好きです。
娘役でいえば、音波みのりちゃんが上手くて、さすがだなぁと思いました。あの宮廷服って前回も着ていましたっけ?
瀬央ゆりやくんはリーダーシップを発揮する役だけれど、物語を動かしてはいないのよね。
物語を動かす一員の綺城ひか理くん、堂々とした悪役っぷりで、華もありました。
天寿光希くんの落ち着きに癒されました。
そして、男役も娘役も層の厚さを感じた星組なのでした。

聖杯(でしたっけ?)が消え、盗賊ダァトの存在は謎のままなので、小柳先生は 4th を目論んでいるような気がします……😕
が、たぶん長期トップとはいえ、在任中にまこっちゃんが『めぐり会いは再び』をまた演じるというのもどうかなぁ……このままだと、ますます見ていて疲れそう😰


※初演の『めぐり会いは再び』は観ていませんが、2nd は確かに観たはずなのに、blogに残してありませんでした😢⤵️ダメじゃん、情けない😠
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