元花組の天真みちるさんの『こう見えて元タカラジェンヌです』を読みました。
たそ、こと天真みちるさんのことは、鳳月 杏さんが花組に異動になった時に、ちなつさんの同期生ということがきっかけで、お名前とお顔が一致しました。
研10ですから、知るのが遅すぎですね、すみません🙇
そして、それからの活躍は周知の通りです。
「見たくなくてもあなたの瞳にダイビング」という自ら考え出したキャッチコピーや、タンバリン芸でも名を馳せましたね😃
[たそ]という愛称は、本名からの[うめタン]→表記を[うめタソ]としたところからきているそうな。
すみませんが、以下、たそさんではなく、たそと書かせていただきます。
で、この本は、たその受験から退団までをだいたい年を追って書き記しているのですが、抱腹絶倒時々ホロリそして感嘆でした。
Web連載中も読んでいたのですが、有料会員登録をしていないので、更新を見逃してちゃんと読めなかったことが多々。(1週間だけ最新の記事が最後まで読めたのです。)
やはり、1冊にまとまると読む楽しさが大きいですね。
以下、ネタバレ有りです⚠️
たそは、春野寿美礼さん、真飛聖さん、蘭寿とむさん、明日海りおさんの4人のトップスターのもとで活躍したのですが、それぞれのトップさんがたそのことを気にかけてくれて、それぞれのエピソードが秀逸でした。
トップさんはこうやって、たそだけではなくきっと組子ひとりひとりに気を配っているのだなあ、と確信したしだいです。
少しも早く(ベルばら)
ダーイシこと石田昌也先生(呼んだことないけど)
「登場人物皆殺し」の異名をもつ谷 正純先生
とか書いてあると笑ってしまいますよね🤭
受験前からのいろいろ印象に残るエピソードが記されているのですが、卒業にまつわるエピソードがとても心に残りました。
宝塚の生徒さんたちが卒業を決めたのは「鐘が鳴ったから🔔」というのはよく聞きますね。
たそも上級生になるにつれて、鐘の音を聞き逃さないように、と耳をすましながら舞台を勤めたそうです。
また、上級生として下級生に伝えたいことはまだまだあるのに、ここでやめていいのか?という葛藤を光月るうさんに相談したとも。
そして、少しずつ鐘が鳴り始めたときに『はいからさんが通る』を花組で公演することが発表されました❗️
たそは元々、原作漫画がとてもとても好きで、もしも舞台化されるなら車引きの牛五郎をやりたいと常々思っていました。
そこで、初めて組プロデューサーに自分を『はいからさん』チームに入れてくれるように、そして牛五郎にキャスティングしてくれるように直訴したそうです。
念願かなって、牛五郎を演じ終えたときに最後の鐘が鳴り響き、次の本公演で卒業しようかと考えましたが次は巨匠(小池修一郎先生)の『ポーの一族』。
下級生の頃から何度となく巨匠の作品に出演して鍛えられてきたので、最後だからと甘えることはしないで、次の次の公演で卒業しようと決めたということ。
これはたそが卒業を決める道のりですが、生徒さんたちは皆、多かれ少なかれこういう風にあれこれ考えながら卒業の時期を決めているのだろうな、と察せられました。
また、その時々でお世話になった花組以外の上級生のお名前が所々に出てきて、それも楽しかったです。
たその演じた役では『金色の砂漠』のゴラーズさんがいちばん好きです。(たそが出演した『はいからさん』の舞台は観ていないので。凄いチケット難だった。)
最後のお役、『MESSIAH』の田中宗甫も、あの時の花組ではたそにしか出来ない役と思いました。
退団後はまず、サラリーマンに転職したそうですが、台本を書いたり、TV出演したり、多方面で活躍中ですね。
昨年には結婚もされたということで、おめでとうございます🔔❇️
この本の続編(OG編)はWeb連載中です。(cakes 天真みちる でググってください😃)
どうぞこれからも楽しいご活躍を❗️
たそ、こと天真みちるさんのことは、鳳月 杏さんが花組に異動になった時に、ちなつさんの同期生ということがきっかけで、お名前とお顔が一致しました。
研10ですから、知るのが遅すぎですね、すみません🙇
そして、それからの活躍は周知の通りです。
「見たくなくてもあなたの瞳にダイビング」という自ら考え出したキャッチコピーや、タンバリン芸でも名を馳せましたね😃
[たそ]という愛称は、本名からの[うめタン]→表記を[うめタソ]としたところからきているそうな。
すみませんが、以下、たそさんではなく、たそと書かせていただきます。
で、この本は、たその受験から退団までをだいたい年を追って書き記しているのですが、抱腹絶倒時々ホロリそして感嘆でした。
Web連載中も読んでいたのですが、有料会員登録をしていないので、更新を見逃してちゃんと読めなかったことが多々。(1週間だけ最新の記事が最後まで読めたのです。)
やはり、1冊にまとまると読む楽しさが大きいですね。
以下、ネタバレ有りです⚠️
たそは、春野寿美礼さん、真飛聖さん、蘭寿とむさん、明日海りおさんの4人のトップスターのもとで活躍したのですが、それぞれのトップさんがたそのことを気にかけてくれて、それぞれのエピソードが秀逸でした。
トップさんはこうやって、たそだけではなくきっと組子ひとりひとりに気を配っているのだなあ、と確信したしだいです。
少しも早く(ベルばら)
ダーイシこと石田昌也先生(呼んだことないけど)
「登場人物皆殺し」の異名をもつ谷 正純先生
とか書いてあると笑ってしまいますよね🤭
受験前からのいろいろ印象に残るエピソードが記されているのですが、卒業にまつわるエピソードがとても心に残りました。
宝塚の生徒さんたちが卒業を決めたのは「鐘が鳴ったから🔔」というのはよく聞きますね。
たそも上級生になるにつれて、鐘の音を聞き逃さないように、と耳をすましながら舞台を勤めたそうです。
また、上級生として下級生に伝えたいことはまだまだあるのに、ここでやめていいのか?という葛藤を光月るうさんに相談したとも。
そして、少しずつ鐘が鳴り始めたときに『はいからさんが通る』を花組で公演することが発表されました❗️
たそは元々、原作漫画がとてもとても好きで、もしも舞台化されるなら車引きの牛五郎をやりたいと常々思っていました。
そこで、初めて組プロデューサーに自分を『はいからさん』チームに入れてくれるように、そして牛五郎にキャスティングしてくれるように直訴したそうです。
念願かなって、牛五郎を演じ終えたときに最後の鐘が鳴り響き、次の本公演で卒業しようかと考えましたが次は巨匠(小池修一郎先生)の『ポーの一族』。
下級生の頃から何度となく巨匠の作品に出演して鍛えられてきたので、最後だからと甘えることはしないで、次の次の公演で卒業しようと決めたということ。
これはたそが卒業を決める道のりですが、生徒さんたちは皆、多かれ少なかれこういう風にあれこれ考えながら卒業の時期を決めているのだろうな、と察せられました。
また、その時々でお世話になった花組以外の上級生のお名前が所々に出てきて、それも楽しかったです。
たその演じた役では『金色の砂漠』のゴラーズさんがいちばん好きです。(たそが出演した『はいからさん』の舞台は観ていないので。凄いチケット難だった。)
最後のお役、『MESSIAH』の田中宗甫も、あの時の花組ではたそにしか出来ない役と思いました。
退団後はまず、サラリーマンに転職したそうですが、台本を書いたり、TV出演したり、多方面で活躍中ですね。
昨年には結婚もされたということで、おめでとうございます🔔❇️
この本の続編(OG編)はWeb連載中です。(cakes 天真みちる でググってください😃)
どうぞこれからも楽しいご活躍を❗️