夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『CATS』

2019-04-26 10:16:43 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ
すでに先週のことになりますが、劇団四季の『CATS』を観てきました。
劇場は大井町のキャッツシアターです😺



前回の『CATS』観劇は五反田のキャッツシアターで、たぶん2005年か2006年だと思うので、ずいぶん久しぶりになります。
五反田での『CATS』にはけっこう嵌まって、3~4回は観たかも。
初めて『CATS』を観たのは1995年に品川のキャッツシアターで、その後、仙台で観て、五反田へと続きます😌


猫の物語とはいえ、人間界にリンクする部分も多く、深いものがあるのです。
でも。
そういうことをあまり考えずに、個性的な猫たちが、歌って踊って、というのが好き😉
だったはずなのですが・・・今回はちょっと違いました。


本日のキャスト。
名前を知っている俳優さんが、ほぼいません💦
10,000回も上演しているのですね👏



予想通りの楽しい舞台でした😊
すごく高度なステップやジャンプを、なにげにさらっとやってしまう身体能力のすごさ👀
24人の出演者が、自分の役の猫だけでなく、いろいろな役になって舞台に出たり入ったり。
さらに、客席通路を縦横無尽に走り回る猫たち。
上手の後方でしたが、通路側の座席を取ったので、楽しかったです🎵
ねこちゃんと握手もしたしね✌️
でも、途中で気づきました💦
下手の通路側の座席を取るべきでした😵
ラム・タム・タガーという俺様猫のキャラが好きで、タガーは下手にいることが多かったのだわ。
今回のタガーもなかなかかっこ良かったです✨
思い出したと言えば、あんな猫もいた、こんな猫もいた、で、それぞれのナンバーもあって、『CATS』のナンバーはかなり覚えていて、どれも好きです🎵

「四季」と言えば、独特の発声法があって、とにかく観客に伝わることが第一なので、誰がセリフを言っても歌っても同じ😁 さらには、日本語での日常会話が怪しくてもそのメソッドによって舞台に立てる👀とか言われていますが・・・

あの独特のセリフ回しもあまり気にならなかったです。
また歌いかたもけっこう緩急自在という感じでした。
舞台の流れは基本的に変わっていないと思うのですが、観たことがない場面が挟みこんであって・・・調べたら、2018年の大井町キャッツシアター版から演出が少し変わったそうです。
猫がより人間に近づいた感じで、猫→人間とリンクして物語をとらえやすくなった気がしました。


さて、前回の観劇から10年以上経ったということは、それだけこちらも歳をとったわけで・・・
「まだ生きていたとは😧」と邪険にされて追い払われる老いた娼婦猫のグリザベラの気持ちが深く伝わってきました。
また、猫界とはいえ、バストファージョーンズのような大金持ち猫には、媚びへつらう猫がいて当たり前😛とか、猫界にもカーストはあるのだろうな、とか、妙に現実的な見方をしてしまったのでした🙄


キャッツシアターは、猫の目から見たサイズの(実物の3倍くらいらしいです)ゴミのオブジェでいっぱいで見て楽しい😃(写真が一切撮れないのがつらいところ。)
また、幕間には劇場スタッフの誘導でステージに上がって見学も出来て、興味深かったです。
ステージは意外と狭くて、ここで多人数でダイナミックな振りのダンスをこなしていると考えると、技術力の高さがうかがえました👏


昨年からのひそかな企み「もう一度四季の舞台を観に行こう🎵」。
次は何を観れるでしょうか?


お隣では、『ライオンキング』をロングラン中。



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『笑う男』

2019-04-19 12:20:02 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ
4月10日 18:00公演。



日生劇場で観てきました。
こちらも開幕して2日目。
役替わりは、夢咲ねねちゃんで観ました。




浦井くん、祐一郎さん、まあさま、ねねちゃん、という豪華なメインキャスト。
『レミゼ』のヴィクトル・ユゴーが原作で、音楽がワイルドホーン氏というミュージカルの日本初演なれば、これは観に行きたい❗️なのでした☺️



以下、多少はネタバレしています💦



幼児期に口を引き裂かれたグウィンプレンが浦井健治くん。
まだ赤子のデアとともにウルシュスに拾われます。
浦井くんの歌声が好きです。
ヴェルベットヴォイス。
それと役の幅が広い。
王子様感もまだまだ健在♥️

ねねちゃんは盲目の少女・デアの役でしたが、ちゃんと健気な少女でした。
自分の運命を受け入れている切なさが響いてきました😢

まぁさま(朝夏まなと)のジョシアナ公爵は、アン女王の異母妹(国王の婚外子)という設定。
今までまぁさまが演じたことのないタイプの役で、なかなか興味を惹く役でした。(男役としても演じたことがないタイプだと思います。)
高飛車で我儘で傲慢で色香にあふれた貴婦人。
こう書くと救いようのない性格のようですが・・・なかなかに魅力的な女性でした✨
ジョシアナ公爵にとっての幸せとは何なのだろう❔毎日が面白く刺激的であれば、もうそれでいいのかな❔
衣装もどれも豪華で素敵♥️
歌もしっかり聴かせてくれました😆

ウルシュスの祐一郎さんの存在感はやっぱりすごい⤴️
祐一郎さんが歌い出すとオーラが半端ない。
『レベッカ』のレビューを書いたとき、全盛期は過ぎたとか書いてごめんなさい🙇

忠節を装いながら、実はとても計算高く腹黒いフェドロの石川禅さん。
貴族以外は人間ではないという傲慢なムーア卿は宮原浩暢さん。
宝塚のOGでは、宇月颯さんがウルシュスの一座のメンバーのフィービー役で出演していました。ドレス似合っていましたよ😉ヒロインのデアと絡む場面も多く目立っていました。としくん、外部での初ミュージカル出演、おめでとう🎉


⚠️ ここから多少ネタバレ ⚠️

で、ストーリーが進むにつれて・・・

理想を語るグウィンプレンに、うんうんと頷きましたが、膠着した貴族社会相手に上手くいく訳はない予感がしたり・・・

なかなか手に入らなかったものが、簡単に自分のものになったときのジョシアナ公爵のくるっ🌀と変わった心理に呆れたり感心したり・・・
議会?でのグウィンプレンの様子を伺い見たことで、ジョシアナ公爵の心に何か響くものはあったのだろうか?

グウィンプレンとデアには幸せになって欲しい、どうか邪魔が入らないでほしい、とけっこう切実に願ったのでした。

劇中でなんどか語られる「金持ちの楽園は貧乏人の地獄によって造られる」という言葉。
この『笑う男』に限っていえば・・・頷かざるをえない、そういう物語だったのでした・・・


🎩 🎀 🎩 🎀 🎩 🎀 🎩 🎀

まぁさまとみりおん、かつてのトップコンビが徒歩3分くらいのご近所の劇場で、それぞれヒロインとして同時期に舞台に立っているのは、なんか嬉しいですね🎵
目の前では、ふたりの古巣の花組が公演中です♥️
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『Limelight』2019

2019-04-12 11:00:42 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ
懐かしいメロディとともに、4年ぶりに『Limelight』がシアタークリエに帰ってきました。
実咲凛音さんと矢崎広さんのふたりだけが新キャストで、あとのみなさんは続投です。
そして、今年はチャップリン生誕130周年だそうです。



「ライムライト」は、電気が普及する前に使用された照明器具の名称で、その光をあびる人が受ける 名声 という意味にもなるそうです。







チラシだと若めにしていますが、石丸幹二さんのカルヴェロは売れなくなった老芸人。
舞台ではかなり顔も身体つきも老けていて、着ているものも微妙によれっとしていてリアルです。
が、見た目よりも、老いることの哀しみと諦めに心を突きさされました。
もちろんプライドは捨ててはいませんが、それすらも時には滑稽に映る。
それでも一生懸命に生きる様子に、頑張れ!と思います。
コメディアンとして絶頂期だったときのコミックソングも、しみじみと人生を語る歌も、とても良かったです。

みりおん演じるテリーは踊れなくなったバレリーナ。
カルヴェロに支えられて見事復活します。
カルヴェロへの愛は、同情に変わったりせず、ずっと愛だったと信じたい。
健気で一途なテリーでしたが、わりと淡々とした印象です。

作曲家のネヴィルが矢崎広さん。
テリーを慕いながらもテリーの心を知って見守り続ける青年。
絵に描いたような好青年でした。

1幕ではいろいろな役を掛け持ちして、2幕で劇場支配人ポスタント氏に専念する吉野圭吾さん。
こちらも写真とは違い初老の佇まいです。このポスタント氏がキャラが立っていて濃いのですが、エレガント。再演組の強みというか、舞台に溶け込んでいます。カルヴェロとの互いに若かった頃からの信頼関係が、伝わってきました。
1幕では、ちょっと踊る場面もあり、楽しかったです。

演出家ボダリング氏の植本純米さんも再演組。こちらもいろいろな役で登場。自由自在に舞台を泳ぎ回っている印象です。

元女優で現在はカルヴェロとテリーの家主のオルソップ夫人は保坂知寿さんで再演組。
いちばん元気がいいキャラクターなのですが、しんみりしがちな物語の良いアクセントになっていましたし、いつもカルヴェロをちゃんと見守っているのがわかりました。

佐藤洋介さんと舞城のどかさんは、見事なダンスで心理描写したり、何役も掛け持ちで芝居したり、大活躍でした。


カルヴェロは落ちぶれてしまったけれど、過去の栄光にすがって強がってばかりいる。
そういう彼のすべてをわかった上で、ポスタントやボダリングやオルソップたちは、彼の再起をさりげなく応援し続ける。
今回、私が感じ入ったのは、年を経てなお繋がる人々たちの、春の夕暮れのような優しさだったのでした。


良い舞台でしたが、開幕して2日目だったせいか、再演メンバーと初参加メンバーで、物語への溶け込み具合にまだ温度差が感じられたのが、残念でした。
これは決して技術的なことではないのです。
全員がゼロからのスタートだった初演を観ているせいで、こんな穿った見方になってしまったのかもしれません😖
きっとほどなくして、温度差はなくなっていくことでしょう😊
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続・寒い寒い~@ひとりごとな《Diary》

2019-04-10 13:45:13 | 日々のつれづれ

このgoo blogは最近リニューアルを繰り返しているのですが・・・使い勝手がそのたびに悪くなっているような気がします😵
某Yaho●!のように、blogを切り捨てないからまだいいものの、blogって今や過去のコンテンツなんですよね😢


🌱 🌱 🌱 🌱 🌱 🌱 🌱


寒い寒いと言ってもうちのあたりの話ではありません。

東京🚄

私が出かける日に限って、関東地方は真冬に逆戻りって😵

前日から天気予報でさんざん言っていましたが、寒さ慣れしているしね、とそんなに厚着はしないで出かけてきました😁

行き先はシアタークリエと日生劇場なので、たいして外を歩くわけでもないですし☺️
この行き先に東京宝塚劇場が入っていないのが悲しいところです⤵️

家のあたりは、ふつうに曇り☁️
3月末から続いた寒さもおさまり、桜がほころび始めていました🌸

が、途中の宇都宮は雪でした👀



で、東京は寒いといえば寒いけれど・・・
郊外や近県はともかく、都心は騒ぐほどでもないのでは⁉️というのが正直な感じ😁


さて、うちのあたりは寒さが一段落したら、雑草が伸びる伸びる。
雑草とはいっても、よく見ていると季節によって育ってくるものが違うのね。
小さな小さな花をつけるものもありますし。
きっとちゃんとした名前がある草なのでしょう。
「雑草という草はない」とおっしゃったのは昭和の天皇陛下でした。


「この世の中に 雑用 という用はございません。私たちが用を雑にしたとき 雑用 が生まれます。」
渡辺和子さんの言葉だそうです。
『置かれた場所で咲きなさい』などの著書があるシスター先生ですね。
うーん、重みがあります。
そういう境地には至らず、「まっ、いいかー」で済ませている身には、なかなか堪える言葉です m(_ _;m)

「まっ、いいかー」で済ませないようにしたいことのひとつが、たとえ3行でもいいから観劇記録を残しておくことです。
出来るかな❔


今日はこれから『ライムライト』と『笑う男』を観ます🎵


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寒い寒い~@ひとりごとな《Diary》

2019-04-03 21:38:28 | 日々のつれづれ
連日のこの寒さは何なのでしょう😖
朝起きるとうっすらとした雪景色だったり、霙が盛大に降ったり、粉雪まじりの風がぴゅうぴゅう吹いたり。
それでも、4月はやってきました。

そして。

元号が 令和 に決まりました。



Reiwa
頭文字は R ですね。
綺麗な響きですし、出典の文章も美しいです。

初春令月気淑風和
 初春の令月にして気淑(きよ)く風和らぎ



「令」という文字は、命令や法令や指令のように、上から目線の厳しい意味だと思っていました。
(事実、そういう捉え方で 令和 に批判の声もあるようです。)
「令」の持つ、立派な、清らかで美しい、喜ばしい、という意味が選ばれた理由のようですね。

出典は万葉集とのことですが、それをさらに遡ると漢籍が出典とも言われ・・・なかなか奥が深いというか・・・国際的にちょっと面倒?

さて、元号が変わると、新元号に因んだ名前が流行ったりしますが、「令」はなかなか人名には使われなかったみたいで、これから流行ったりするのでしょうか?
「和」は元号にあまり関係なく使う漢字のような気がしますが・・・
新元号について同年代の知人と話していて、「友達や知り合いに 和子 が多かったよね、あれは昭和の和かしらね?」という話になりました。(私の年代は女子の同級生の4人のうち3人が「○○子」という時代で、「子」が付かない自分の名前が嬉しかったです😊)

とはいえ、今月末までは 平成。

「内平かに外成る」(史記)
「地平かに天成る」(書経)
というのが、政府が発表した出典だそうです。
へぇー、へぇー😵

嘘や争いのない世の中になりますように。

コメント (2)
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