夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『光る君へ』つれづれ②

2024-02-20 15:08:36 | 映画やテレビや音楽のこと
『光る君へ』は欠かさず見ています。
やはりこの時代好きだわ〜

でも、ちょっと違和感が……
女人たちが顔出し過ぎ😟
動き過ぎ😟
もちろん、この時代の風俗や所作について、脚本の大石静さんや時代考証の倉本一宏氏(この方の著作は分かりやすいです)は熟知していて、そのうえでああいう演出をしていると承知はしています。

でもね、打毬見物のために屋外の、今で言うならテントみたいなところに上流の貴族の姫君たちがわざわざ足を運んでずっと御簾が巻き上げられているのも「え?!」でしたし、最初の会話のシーンは扇も使っていないではありませんか。
未婚の姫君が堂々と顔を晒すってどうなの?と違和感が……
まひろやききょう(清少納言)のような、下級貴族の娘ならまだわかるのですが。
でも、赤染衛門(凰稀かなめさん)が打毬を見ながら控えめにはしゃいでいる様子は可愛かったです。

あと、円融天皇の女御の詮子が左大臣と話している場面も御簾ごしではなかったし、あろうことか詮子が立ち上がって左大臣の手を取るというあり得ない行動に驚きました👀
左大臣家の倫子姫も飼い猫を追いかけて走っていましたね(あれは御簾内でしたが)。倫子役の黒木華さんの満たされた姫君らしい鷹揚さがいいですね。

膝行せよとはいいませんが、女人たちについては、もう少しあの時代の風習・所作寄りの演出にしてほしい、と思っています。
平安の昔も今も人間が考えることに差異はないのですよ、平安と現代は1000年の隔たりがあっても地続きなのですよ、ということを分かりやすくするための演出かな?とは考えましたが……やっぱり違和感が拭えません。ワタシだけ?

18日の放送では藤原実資の妻の役で羽桜しずくさん(中島亜梨沙さん)が出演されていましたね。
実資が妻に「愚痴は日記にお書きください。聞き飽きました」と嗜められていましたが、これって実資はすでに『小右記』を書きはじめているということなのね。
こういうちょっとしたシーンはツボです🤭

まひろ、ききょう、赤染衛門に次いで道綱ママ(『蜻蛉日記』の作者)も登場しましたね。
道綱(上地雄輔さん)の、正妻腹の兄弟たちと違ってのほーんとした雰囲気に和みましたが、残念ながらお母さんの文才はまるで引き継がなかったらしいです。

で、まひろに戻りますが、回を追うごとに拗らせ女子になっている……
拗れたのをリセットするためにやがて越前に下るのでしょうか?

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2 コメント

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Unknown (やまちゃん)
2024-03-08 09:04:16
そうですよね。倫子様はお客様の横を走り抜けていませんでしたっけ…。女三の宮が御簾近くにいた為に柏木に見られてしまって思慮足りぬ女君と著されたように、后がねの方々は局の奥にいらしたのでは?と思ってしまいます。高圧的な人柄の兼家様が詮子に敬語なのが少し雰囲気出てるかな。定子様や彰子様のサロンの様子が早く見たいです。ほんとうに楽しみなドラマです。
 
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Unknown (桜🌸)
2024-03-08 20:37:47
やまちゃんさま

はじめまして
コメントをありがとうございます
同じように考えながらドラマを見ていられる方からのコメント、とても嬉しいです
紫式部が物語の中で、女人の顔を隠す描写をたくさんしているのに、どうしてドラマはあんなにもオープンなのだろうと疑問なのでした
定子様や彰子様が入内すると、きっともっと楽しいドラマになりそうですね
これからもよろしくお願いします🙇
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