夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

おやつはビスケット

2023-05-07 21:30:28 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯
雨です。
昨日(5月6日)の午後からずっと降り続いています。
ざあざあだったり、しとしとだったり、ぽつぽつだったり、ほんのちょっとお休みしたり。
雨のあとは雑草が信じられない勢いで伸びるのですよね🌿😲🌿

世の中には「雑草」というものはない!何にでも名前がある!って『らんまん』の主人公及び牧野富太郎博士に叱られそうですね。

ということで、『らんまん』面白く見ています。
先週で高知編が終わりました。
史実ではないけれど、坂本龍馬や中浜万次郎らと主人公の槙野万太郎が絡む場面があったり、なかなか変化に富んでいて面白いです。
綾の凛としてかつ思いやりのある性格も、万太郎の植物オタクを思いっきり楽しんでいる性格もいいですね。
いかにも豊かな旧家で育ったおおらかさがあります。
で、使用人も大勢いるわけで……
思い入れが深くなってしまったのは竹雄なのでした。
「綾さまと若(万太郎)を御守りするよう言いつけられて育ちました」だの、
「わしら3人(綾と万太郎と竹雄)でひとつじゃき」だの、
あげくに、万太郎に付いて東京に行くにあたっても「いちばん大変な道を選びました」ですよ。

ここから、アブナイ文章になります💦

竹雄ってアンドレじゃん💡
と思われた『ベルばら』ファンも多いのではないでしょうか?

さて、タイトルの「おやつはビスケット」🍪

森永製菓のビスケットと『ベルサイユのばら』がコラボしていますね。
アントワネット陛下がハードビスケットを好きだったというのは事実だったようで、「マリー」というビスケットのネーミングの由来だそうです😃

ビスケットの箱の隅っこに小さくアントワネット陛下とオスカルさまのイラストが入っています❤️

とりあえず、下記の3種類を買ってみました。




売場でいっせいに外箱のデザインが切り替わるわけではなく、そのスーパーの在庫の状況によって違うようで、最初に「マリー」を見つけたのは、先月の中頃かも?

このビスケットのシリーズで私がかなり好きなのは「ブラックムーンライト」なのですが、いつも行くスーパーふたつとも、外箱は未だSanrioのシリーズのままなのです😢
これがオスカルさまのパッケージに変わったら記事をUPしようと思っていたのに、なかなか変わらないので、もうUPすることにしました🍪

こういうときに使われるオスカルさまの絵って、凛々しいか、寂しげか、ちょっと困ったような顔つきか、が多いのですよね。
心からの笑顔のは、白い軍服の10代の頃のだけかも?
以前はあまり気にとめなかったのですが、今になってみると、それがとても寂しい。
凛としたオスカルさまもいいけれど、心の底からの笑顔のオスカルさまもたくさん見たかったな、と思うのでした。
(たぶん近い将来には、AIに学習させたら、当時の画風でどんな表情でもポーズでも瞬時に出てくるようになりますね。)


コメント (2)
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【ライヴ中継】花組『二人だけの戦場』

2023-05-06 17:40:33 | ライブビューイング・配信
5月5日、16時30分開演の部のライヴビューイングに行ってきました。
とても熱い舞台でした。
劇場は梅芸のメインホールなのですが、拍手が降ってくる感じでものすごかったです。

⚠️多少のネタバレ有りです👇️

🌼『二人だけの戦場』

正塚晴彦先生が1994年に発表した作品の初の再演です。
初演は雪組で、一路真輝さん、花總まりさん、轟 悠さん、和央ようかさんたちで上演されました。
悲しいかな、初演は映像でも見たことがないのです😢
中継の画面を見ながら、もしこれが一路さんたちだったらどう演じたのだろう?と考えてしまいました。
上に「熱い舞台でした」と書きましたが、私の勝手な想像では、初演の雪組は青い炎の熱さ(冷静さを装いつつ、胸の中では炎が燃え滾っている感じ……すみません、私の勝手なイメージです)、今回の花組は紅蓮の炎の熱さかな?と思いました。(どちらがいい悪いではなくて、花組は梅芸のメインホールという大きな劇場なので、微妙な感情表現がやりづらく、そうなってしまったという面もあると思います。)

ストーリーは典型的な正塚先生のスタイル。
欧州(時には南米)の架空の国を舞台に政治理念や民族の対立があり、引き裂かれる運命にある男女が愛し合い………で、作品によって、ハッピーエンドになったりならなかったり、というのが正塚スタイルですね😃

と、一刀両断しては身も蓋もありません。

『二人だけの戦場』は、ふたつの場面を行き来して話が進んでいきます。
ひとつはシンクレアが被告の法廷の場面。
もうひとつはシンクレアが士官学校を卒業して、テロが絶えない自治州の基地に配属され、やがて事件が起こるという時間の流れを追った場面。
この場面の切り替えは、違和感なく進んだと思います。

柚香光さんのシンクレアはとにかく熱かったし、話が進むにつれていてもたってもいられないような苦悩も滲み出てきました。
クェイド少佐を撃ったあとの放心状態の表情は恐ろしいほどの凄味がありました。

星風まどかさんのライラは、とにかく純真。
自分の置かれた状況は理解しているものの、有り体にいえば、愛の前ではすべて無力。
シンクレアのこととなると、いてもたってもいられない様子がひしひしと伝わってきました。

シンクレアとライラは互いのピースがぴたりと嵌まったような関係とでもいうのでしょうか?
れいちゃんに引きずられたように、まどかちゃんのお芝居のテンションもどんどん高くなっていった感じです。

永久輝せあさんは、シンクレアの学友で同じ基地に配属されたクリフォード。
裁判の弁護人の立場で、この物語を語る役目もあります。
こちらは終始落ち着いた芝居でした。
それにしても、ひとこさんは何とかっこよくなったのでしょう✨
THE・男役という佇まい。

花組に戻ってきた綺城ひか理さんはノヴァロという、シンクレアと諍いを起こした兵士役。
あまり大きな役ではなかったのですが、目付き顔つきに引き込まれます。
たぶん月組に戻った鳳月 杏さんや退団した飛龍つかささんの役どころを任せるために花組に戻したと思っているのですが………
なのでもっと大きな役だと良かったな、とは思います。
個人的には、ハウザー大佐かクェイド少佐。

だからといって、今回キャスティングされた、凛城きらさんと航琉ひびきさんに不満があるわけではないので、悪しからず🙇
ふたりとも、それぞれに異なる自分の信念をお互いに憚ることなく吐露しあっていて、こういう緊迫した状況下では、怒鳴り合いに近い形になるのもやむを得ないのでしょう。
軍の司令官としては異質の考えを持つハウザー大佐に専科の凛城きらさん。
観客から見れば何と堅物な、と思うけれども連邦軍の軍人としては真っ当な考えを持つ副官のクェイド少佐に航琉ひびきさん。

クリフォードは作中ではあまり描かれていないものの、クェイド少佐(武力弾圧路線)と行動をともにしたことが多そうなので、心情としては、シンクレアやハウザー大佐(話し合い路線)に共感しつつも、より俯瞰的に状況を見据えることができて、シンクレアの裁判の弁護人としての力量が備わったのではないでしょうか?

ライラの兄のアルヴァは希波らいとくん。
上昇中の若手らしく伸びやかですね。
れいちゃんとふたりの芝居の場面もちゃんと対等な感じでした。

ヒロインのライラ以外には娘役さんにはあまり大きな役がなくて気の毒でしたし、ちゃんとしたフィナーレがなかったのでちょっと物足りない気はしました。
そして、『二人だけの戦場』は大きな劇場ではなくて、もう少し小さな劇場のほうが合っているとも感じました。
が………
なにはともあれ、一度見てみたかった『二人だけの戦場』を中継という形でもリアルタイムで見れて良かったです。

一旦UPしたあと追記したので、長文になってしまいました。
お読みくださりありがとうございます。
公演は梅田のあと、東京でも行われますが、千秋楽までどうか全員で完走できますように🙏
(因みにDVD収録はこの5月5日16時30分の公演だそうです。)
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