夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

【ライヴ中継】雪組『BONNIE&CLYDE』

2023-02-25 00:38:08 | ライブビューイング・配信
2月19日はニ十四節気の「雨水」でした。
家のあたりは、雪やら霙の予報が外れて、しとしと冷たい雨が降り続き、本当に「雨水」でした。
鬱陶しい空色でしたが、春は確実に近づいてきています。
そんな午後に、思い立って雪組のライブビューイングに行きました。



❄️Musical
『BONNIE & CLYDE』

2011年にブロードウェイで上演されたミュージカルで、日本では2012年に青山劇場で初演されました。
音楽担当はおなじみ、フランク・ワイルドホーン氏。
今回の潤色&演出は、大野拓史せんせい。
名古屋・御園座からの中継です。


世界恐慌真っ只中の1930年代前半のアメリカはテキサスが物語の舞台です。
恐慌下の不安で不穏な社会情勢のなか、強盗を繰り返し、ついには英雄視されるに至った、ボニーとクライドの享楽的で刹那的な人生。


もう、登場人物の誰にも感情移入できないのですよ。
クライドは最初から破綻しまくっているし、ボニーはどうやったってクライドから離れられない。(愛しているから。)
一回は更正するかにみえたクライドの兄のバックはクライドに加担し、バックの妻のブランチまでが引きずり込まれていってしまう。(愛しているから。)
彼らに救いがあるとすれば、ボニーもクライドも、家族をとても大事に思っているということ。
警察に追われる身でありながら、時々、故郷の親に会いにいって、お金を渡している。
この舞台ではボニーとクライドの最期までは描かれてはいませんが………ボニーが母親に会いにいくのが命とりになるのですよね………


❇️クライド・バロウ(彩風咲奈さん)
どうせなら面白いことをやって人生を楽しんでやるぜ、という余裕が感じられるクライドでした。
どうしようもない悪党なのに、英雄視されるのに納得してしまえるクライド。

❇️ボニー・パーカー(夢白あやさん)
クライドのことは愛しているけれど自立している女性の感じがよく出ていた気がします。
「クライド&ボニーではなく、ボニー&クライドよ!」と言ってのける気概がありました。
このボニーのメイクとヘアスタイルは役に合っていてすごく好きです。

❇️バック・バロウ(和希そらさん)
クライドの兄。咲ちゃんよりも下級生ながら、ちゃんと兄に見えましたし、彼が何をいちばん大事にしているのかもはっきり見えていたバックだったと思います。

❇️ブランチ・バロウ(野々花ひまりさん)
バックの妻。バックをなんとか踏み留まらせようとするも叶わず、ではバックと別れるのか?と思いきや、バックに(つまりはクライドとボニーに)ついていく。心の拠り所がバックしかなく、つまりはそういう閉塞した社会なのでしょう。
そのせいかメイクも衣装もわりと地味でしたが、熱演でした。

❇️テッド・ヒントン(咲城けいさん)
警察官。ボニーの恋人(だったことがある)。この物語の中での正論はテッドが語るという位置付け。とても爽やかな顔立ちですね。最初は世間知らずの警察官だったのが、だんだん本気度をあげていく表情が頼もしかったです。後半、警察が必死にクライドたちを追う中で、警察には金がないから車も銃器もクライドたちに劣っていて……という状況が印象的でした。

❇️牧師(久城あすさん)
時々、群衆が集まる場面に登場して「神は見守っていてくださる」的な歌を聴かせてくれます。ミサの言葉を歌にしているのでしょうか?とはいえ、大恐慌下の社会には牧師の言葉は虚しく響くだけ……久城あすさんのソロを何度もたっぷりと聴けたのは良かったです。澄んだ真っ直ぐな歌声でした。

主な役はこれくらいでしょうか?
あとは、ボニーの少女時代を演じた愛陽みちさんが愛らしかったです。
出演者は40人近くいるのですが、下級生は群衆の場面くらいしか出番がなかったのではないかな?
大野先生も苦心して役を増やしたのかもしれませんが、版権の関係で勝手なことは出来ない部分もあるでしょうし。

フィナーレが付きました。
和希そらくんのソロから始まり、娘役さんたちの群舞、男役さんたちの群舞、トップコンビのデュエットダンスといった流れだったかな?
衣装は茶色系でシックです。

ボニー&クライドだったら、宝塚には『凍てついた明日』という作品もあって、なんでこの作品をプレお披露目に選んだのかはわかりませんが……
彩風咲奈さんと夢白あやさんのコンビはこれから楽しみなコンビになりそうです。

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君は薔薇より美しい

2023-02-14 21:33:59 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯
この春の化粧品会社のCMソングになっていますね。

歌っている人もアレンジもオリジナルではないけれど、とても懐かしい曲です。

この曲が発表された当時の、資🌹堂とカネ🌹ウの「薔薇戦争」wwwを覚えている人は、今や、絶滅危惧種かもしれませんね。

資🌹堂がタイアップした実写版映画の『ベルサイユのばら』に対抗して、カネ🌹ウ化粧品が出したCMソングが「君は薔薇より美しい」でした。

改めてYouTubeで聴いてみましたが、やっぱりいい曲ですね😃

当時、資🌹堂のほうにも何かキャッチコピーがあったはず・・・
思い出せなひ・・・
Wiki先生のお世話になりました。

「劇的な、劇的な、春です。レッド」

1979年の春のことだそうです。

実写版『ベルサイユのばら』はちゃんと映画館に見にいきました。
え~こんなラストなの❔❗️
原作とテイストが違う😲
というのが取り敢えずの?感想でした。
ベルサイユ宮殿は美しかったのですけれどね✨

その後、ずうっと経ってからDVDを購入しました。
Blu-rayが一般的になる前だから、20年近く前でしょうか?
一度見て、それっきり仕舞ったままなのですが💦

オスカルさまはいろいろなメディアで活躍中😃


パン屋さんでも😃
https://www.pasconet.co.jp/roseofversailles/

コメント (2)
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ようやく発表されましたね(宙組)

2023-02-09 23:20:34 | 観劇の周辺
たまには宝塚の話題でも。

宙組の次期トップコンビがやっと発表になりましたね。

芹香斗亜さんと春乃さくらさん。

キキちゃんがトップスターになれて本当に良かったです。
公演休止の時期があったこともありますが、2番手歴が長過ぎて、本人のモチベーションが保てているのか、心配になったりしました。
この長過ぎる2番手期間は何のせいかというと、『ポーの一族』のせいではないかと密かに思っています。
御大がアラン役にキキちゃんではなく、柚香光さんを望んだからではないかと……あまり上級生にならないうちに柚香光さんをトップスターにしたかった上層部は、これ幸いと御大の意見に乗っかったのではないかと………
そうでなければ、順当に花組のトップスターになっていたのにね、と思っていました。
また、お父様が阪急ブレーブスの元投手で、お母様が宝塚のOGで、広い意味での身内の生徒さんということもあって、劇団の上層部はキキちゃんを平気で待たせているのでは?などと穿った見方もしていました。

※あくまでも個人的な洞察ですので、突っ込まないでください🙇🙇

以前、このブログで、キキちゃんのことを「白い王子様ができる正統派の男役」と書いた気がしますが、宙組で2番手として、役の幅が広がりましたね。
最近は映像でしか見れていませんが、本公演はほぼ眉間に皺がある役のような気が……
研17でのトップスター就任ははっきり言ってとても遅い部類だと思いますが、劇団はキキちゃんを追い立てるようなことはしないでほしいと思います!

※公演休止期間があるので、実質的には研16での就任かも?

壮一帆さん、北翔海莉さんが研17での就任でしたが、おふたりとも本公演は3作で退団しました。
ですが、研18で就任した大空祐飛さんは本公演6作(本当は5作だったらしいですが。)やりました!今になって思い出すと奇跡のような時代でした✨❇️✴️

トップ娘役の春乃さくらさんは102期生なのですね。(もう全然わからなくてHPでプロフィールを確認しました💦)
研8だから遅すぎず早すぎずという感じでしょうか?
歌が上手い生徒さんなのですね。
落下傘ではなくて、組内の娘役さんの昇格で良かったです。
キキちゃんとはフレッシュな組み合わせになりますね🍋


組長さんは松風輝さんでしたね。
おめでとうございます🎉
まさか、まっぷーがこんなに長く在団するとは思わなかった。
上級生になるにつれて魅力が増すタイプの男役さんだったのですね。
こちらも組内での昇格人事ということは、宙組は組として正常に機能しているから、専科からベテランの生徒さんを呼ばなくても大丈夫!と考えて良いのかな?
五組の中でいちばん若い組長&副組長になりましたね。

とはいえ、現組長の寿つかささんの退団発表はショックでした。
文春砲がきっかけではなくて、以前から考えていたことだと信じたいです。
他組から次々とトップスターがやってくる宙組の特殊な環境を、長い間コントロールしてきたお人柄は、得難いものなのだと思います。
もちろん、若手には真似できない雰囲気のすっしぃさんのダンスが見れなくなるのも残念です。
例えば専科に異動すると、お芝居の役のオファーは来ても、併演のショーには出ないこともあり得るわけで、踊る機会が減ってしまいます。
そういうことも考えて、組子でいるうちの退団を決心したのならば仕方がないのかな?でも残念だな~という思いです。


※追記(2月14日)
組長&副組長が、92期と97期というのは、他組に比べて断トツに若いです。
組内昇格で宙組は保てていけるから?と上に書きましたが……考え方が甘いですね。
打診した専科さんから断られたのでこうなった、と他の方のブログで読んで、そうだよねー、その可能性が高いよねー、と頷きました。
ひとつの組は会社でいえばひとつの部のようなもので、派閥があったり、足の引っ張りあいがあったり、舞台に対してもいろいろな考え方があったり(やることはやるから、必要以上に束縛されたくないとか…)は承知しています。
それはどこの組にも多かれ少なかれあることでしょう。
とにかく、今後の宙組が良い方向に舵を切っていけますようにと望むのみです。


コメント (2)
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立春を過ぎました

2023-02-06 10:41:59 | 日々のつれづれ
おたおた、おろおろと冬を過ごしているうちに、早くも立春を過ぎてしまいました。
陽射しがあきらかに春へとシフトしているのを感じます。


(A)「暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きますね」

(B)「まだまだ寒い日が続いていますが、暦の上とはいえ、もう春ですね」

手紙でもメールでも、時候の挨拶を書かなくてはならない時、ふたつのうち、どちらがお奨めだと思いますか?

(B)が良いそうです。語尾は明るく。
これは会話でも応用できますね😃とはいえ、とっさに頭が回らないけれど💦


さて、春になりました~😃ということで、今年も立派ないちご🍓をいただきました。
Mさま、お忙しくしているのに、どうもありがとうございます。





例年にもまして大きいです。
試しにSサイズのみかん🍊といっしょに写真を撮ってみました。
甘くてジューシーです。
粒の大きいいちご🍓は大味だったりするのですが、そういうことは全然なくて。
美味しくいただいています。
どうもごちそうさまです😋


はやく暖かくな~れ、と待ち望む日々です☀️🌱

おまけ。
最近、購入した本。
積んであって全然読めていません💦


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